未唯への手紙
未唯への手紙
福島第一原子力発電所事故全記録
『プロメテウスの罠』より
福島第一原子力発電所事故全記録
3月11日(金)
▼14時46分 大地震が発生
▼14時47分 各号機が外部電源を喪失
▼15時27分 津波第一波が到達
▼15時35分 津波第二波が到達
▼15時37分 1号機が全交流電源を喪失、その後、2・3号機も喪失
▼15時42分 原子力災害対策特別措置法第10条通報(全交流電源喪失)
▼16時15分 米ルース駐日大使「在日米軍を含め米政府としてお役に立てることがあれば協力したい」とメッセージ
▼16時36分 1・2号機について、原子力災害対策特別措置法第15条通報(非常用炉心冷却装置注水不能)。「東京電力福島第一原子力発電所における事故に関する官邸対策室」を設置
▼16時40分 1号機の炉心が露出開始?(後日解析)
▼16時54分 菅直人首相が記者会見
▼17時12分 吉田昌郎福島第一原発所長が代替注水策の検討開始を指示
▼18時00分 1号機の炉心が損傷開始?(後日解析)
▼18時25分 1号機の非常用復水器を停止
▼19時03分 原子力緊急事態宣言発令
▼20時00分 1号機の圧力容器が破損?(後日解析)
▼20時49分 1・2号機の中央制御室の仮設照明が点灯
▼20時50分 福島県が福島第一原発から半径2㎞の住民に避難指示
▼21時23分 菅首相が半径3㎞圏内の避難と、3~10㎞圏内の屋内退避を指示
▼21時30分 1号機の非常用復水器を再作動
▼21時51分 1号機の原子炉建屋の放射線量が上昇
3月12日(土)
▼0時06分 1号機の格納容器の圧力が上昇。吉田所長はベントの準備を指示
▼0時15分 菅首相とオバマ米大統領が電話会談
▼0時49分 1号機について、原子力災害対策特別措置法第15条通報(格納容器圧力異常上昇)
▼1時12分 原子力安全・保安院がSPEED-の試算結果を原子力安全センターから受信。官邸中枢には伝わらず
▼1時30分 1・2号機のベンド実施を菅首相が了承
▼3時06分 経済産業省で海江田万里経済産業相と東電小森明生常務がベント実施で記者会見
▼3時12分 枝野幸男官房長官がベント実施で記者会見
▼3時59分 長野県北部を震源とする地震が発生
▼4時45分 1・2号機の中央制御室に、ベンド作業用のポケット線量計と全面マスクが届く
▼5時44分 菅首相が半径101圏内の住民に避難を指示
▼5時46分 1号機へ消防車が淡水注水を開始
▼6時14分 菅首相を乗せた自衛隊ヘリが福島第一原発に向けて離陸
▼6時50分 海江田経済産業相が東電に、原子炉等規制法第64条第3項に基づき、ベンド措置を命令
▼7時12分 菅首相が福島第一原発に到着
▼8時03分 吉田所長がベント操作を9時目標で実施するよう指示
▼8時05分 菅首相のヘリが福島第一原発を出発
▼9時05分 1号機のベント実施を報道発表
▼9時15分 「決死隊」第1班が手動で1号機の格納容器のベント弁を開けるのに成功
▼9時30分 「決死隊」第2班は放射線量上昇によりベント操作をせず引き返す。第3班の現場行きも断念
▼10時00分 東電清水正孝社長が「関西出張」から帰社
▼11時36分 3号機の原子炉隔離時冷却系が停止
▼12時35分 3号機の高圧注水系が原子炉の水位低下を受けて自動起動
▼14時30分 1号機格納容器の圧力低下を確認。ベントにより放射性物質が外部に放出されたと判断
▼15時30分 電源車を、高圧注水が可能なホウ酸水注水系ポンプの電源につなぐことに成功
▼15時36分 1号機の原子炉建屋が爆発。5人が負傷。電源車と電源ケーブルが損傷し、ホウ酸水注水系ポンプが使えなくなる
▼16時27分 敷地境界放射線量が異常上昇したため、15条通報。毎時1015マイクロシーベルトを観測
▼18時25分 菅首相が半径20J圏内の住民に避難を指示
▼19時04分 1号機に消防車から海水注入開始
▼19時55分 菅首相が海江田経済産業相に海水注入を実際より遅れて指示
3月13日(日)
▼2時42分 3号機の高圧注水系が停止
▼5時10分 3号機の原子炉冷却機能が喪失したとして、その後15条通報
▼5時50分 3号機のベンド実施を報道発表
▼7時40分 3号機の炉心が露出開始?(後日解析)
▼8時35分 3号機で手動によるベントを開始
▼9時08分 3号機に注水するため、逃がし安全弁を開き、原子炉圧力容器を急減圧
▼9時24分 3号機で9時 刈分にベントが実施されたと東電が判断
▼10時20分 3号機で炉心が損傷開始?(後日解析)
▼11時20分 2号機でベントを実施すると報道発表
▼13時12分 3号機に消防車から海水注入を開始
▼22時10分 3号機の圧力容器が破損?(後日解析)
3月14日(月)
▼5時20分 3号機でベント開始
▼11時01分 3号機の原子炉建屋が爆発。11人が負傷。爆発の影響で2号機のベント弁の回路が壊れ、弁が開かなくなってしまう
▼12時30分 2号機の圧力と温度の上昇を確認
▼13時25分 2号機の原子炉冷却機能を喪失したと東電が判断し、その後15条通報
▼16時20分 2号機の格納容器のベント弁が開かないため、圧力容器の逃がし安全弁を開くことを優先する
▼18時00分 2号機の炉心が露出開始?(後日解析)。車のバッテリーを10台分つないで逃がし安全弁をなんとか開くが、圧力低下までに1時間要する
▼19時20分 2号機に海水を入れていた消防車が燃料切れで停止していることに気づく
▼20時40分 2号機の圧力・温度が下がらないため、東電の武藤栄副社長が記者会見
▼20時50分 2号機の格納容器の圧力が最高使用圧力を超え、その後15条通報
3月15日(火)
▼3時00分 海江田経済産業相が菅首相に、東電が現場から撤退したいと言っている、と報告
▼4時17分 菅首相と清水東電社長が会談
▼5時26分 政府と東電が事故対策統合本部の設置を発表
▼5時28分 菅首相が東電本店に向け、官邸を出発
▼5時35分 菅首相が東電本店に到着。「60歳以上が現地に行けばよい。撤退はありえない」と訓示
▼6時00分 4号機の原子炉建屋が爆発。2号機の圧力抑制室付近で大きな衝撃音が発生。2号機の圧力抑制室の圧力が大気圧と同じになる
▼7時00分 監視・応急復旧作業に必要な要員、計軟…一 を除き、福島第二原発に一時退避
▼8時46分 菅首相が官邸に戻る
▼11時00分 菅首相が半径20~301圏内の住民に屋内退避を指示
▼16時45分 日米外相会談で米クリントン国務長官が「米国で起きていたら50マイル圏内の退避措置をとるであろう」と発言
福島第一原子力発電所事故全記録
3月11日(金)
▼14時46分 大地震が発生
▼14時47分 各号機が外部電源を喪失
▼15時27分 津波第一波が到達
▼15時35分 津波第二波が到達
▼15時37分 1号機が全交流電源を喪失、その後、2・3号機も喪失
▼15時42分 原子力災害対策特別措置法第10条通報(全交流電源喪失)
▼16時15分 米ルース駐日大使「在日米軍を含め米政府としてお役に立てることがあれば協力したい」とメッセージ
▼16時36分 1・2号機について、原子力災害対策特別措置法第15条通報(非常用炉心冷却装置注水不能)。「東京電力福島第一原子力発電所における事故に関する官邸対策室」を設置
▼16時40分 1号機の炉心が露出開始?(後日解析)
▼16時54分 菅直人首相が記者会見
▼17時12分 吉田昌郎福島第一原発所長が代替注水策の検討開始を指示
▼18時00分 1号機の炉心が損傷開始?(後日解析)
▼18時25分 1号機の非常用復水器を停止
▼19時03分 原子力緊急事態宣言発令
▼20時00分 1号機の圧力容器が破損?(後日解析)
▼20時49分 1・2号機の中央制御室の仮設照明が点灯
▼20時50分 福島県が福島第一原発から半径2㎞の住民に避難指示
▼21時23分 菅首相が半径3㎞圏内の避難と、3~10㎞圏内の屋内退避を指示
▼21時30分 1号機の非常用復水器を再作動
▼21時51分 1号機の原子炉建屋の放射線量が上昇
3月12日(土)
▼0時06分 1号機の格納容器の圧力が上昇。吉田所長はベントの準備を指示
▼0時15分 菅首相とオバマ米大統領が電話会談
▼0時49分 1号機について、原子力災害対策特別措置法第15条通報(格納容器圧力異常上昇)
▼1時12分 原子力安全・保安院がSPEED-の試算結果を原子力安全センターから受信。官邸中枢には伝わらず
▼1時30分 1・2号機のベンド実施を菅首相が了承
▼3時06分 経済産業省で海江田万里経済産業相と東電小森明生常務がベント実施で記者会見
▼3時12分 枝野幸男官房長官がベント実施で記者会見
▼3時59分 長野県北部を震源とする地震が発生
▼4時45分 1・2号機の中央制御室に、ベンド作業用のポケット線量計と全面マスクが届く
▼5時44分 菅首相が半径101圏内の住民に避難を指示
▼5時46分 1号機へ消防車が淡水注水を開始
▼6時14分 菅首相を乗せた自衛隊ヘリが福島第一原発に向けて離陸
▼6時50分 海江田経済産業相が東電に、原子炉等規制法第64条第3項に基づき、ベンド措置を命令
▼7時12分 菅首相が福島第一原発に到着
▼8時03分 吉田所長がベント操作を9時目標で実施するよう指示
▼8時05分 菅首相のヘリが福島第一原発を出発
▼9時05分 1号機のベント実施を報道発表
▼9時15分 「決死隊」第1班が手動で1号機の格納容器のベント弁を開けるのに成功
▼9時30分 「決死隊」第2班は放射線量上昇によりベント操作をせず引き返す。第3班の現場行きも断念
▼10時00分 東電清水正孝社長が「関西出張」から帰社
▼11時36分 3号機の原子炉隔離時冷却系が停止
▼12時35分 3号機の高圧注水系が原子炉の水位低下を受けて自動起動
▼14時30分 1号機格納容器の圧力低下を確認。ベントにより放射性物質が外部に放出されたと判断
▼15時30分 電源車を、高圧注水が可能なホウ酸水注水系ポンプの電源につなぐことに成功
▼15時36分 1号機の原子炉建屋が爆発。5人が負傷。電源車と電源ケーブルが損傷し、ホウ酸水注水系ポンプが使えなくなる
▼16時27分 敷地境界放射線量が異常上昇したため、15条通報。毎時1015マイクロシーベルトを観測
▼18時25分 菅首相が半径20J圏内の住民に避難を指示
▼19時04分 1号機に消防車から海水注入開始
▼19時55分 菅首相が海江田経済産業相に海水注入を実際より遅れて指示
3月13日(日)
▼2時42分 3号機の高圧注水系が停止
▼5時10分 3号機の原子炉冷却機能が喪失したとして、その後15条通報
▼5時50分 3号機のベンド実施を報道発表
▼7時40分 3号機の炉心が露出開始?(後日解析)
▼8時35分 3号機で手動によるベントを開始
▼9時08分 3号機に注水するため、逃がし安全弁を開き、原子炉圧力容器を急減圧
▼9時24分 3号機で9時 刈分にベントが実施されたと東電が判断
▼10時20分 3号機で炉心が損傷開始?(後日解析)
▼11時20分 2号機でベントを実施すると報道発表
▼13時12分 3号機に消防車から海水注入を開始
▼22時10分 3号機の圧力容器が破損?(後日解析)
3月14日(月)
▼5時20分 3号機でベント開始
▼11時01分 3号機の原子炉建屋が爆発。11人が負傷。爆発の影響で2号機のベント弁の回路が壊れ、弁が開かなくなってしまう
▼12時30分 2号機の圧力と温度の上昇を確認
▼13時25分 2号機の原子炉冷却機能を喪失したと東電が判断し、その後15条通報
▼16時20分 2号機の格納容器のベント弁が開かないため、圧力容器の逃がし安全弁を開くことを優先する
▼18時00分 2号機の炉心が露出開始?(後日解析)。車のバッテリーを10台分つないで逃がし安全弁をなんとか開くが、圧力低下までに1時間要する
▼19時20分 2号機に海水を入れていた消防車が燃料切れで停止していることに気づく
▼20時40分 2号機の圧力・温度が下がらないため、東電の武藤栄副社長が記者会見
▼20時50分 2号機の格納容器の圧力が最高使用圧力を超え、その後15条通報
3月15日(火)
▼3時00分 海江田経済産業相が菅首相に、東電が現場から撤退したいと言っている、と報告
▼4時17分 菅首相と清水東電社長が会談
▼5時26分 政府と東電が事故対策統合本部の設置を発表
▼5時28分 菅首相が東電本店に向け、官邸を出発
▼5時35分 菅首相が東電本店に到着。「60歳以上が現地に行けばよい。撤退はありえない」と訓示
▼6時00分 4号機の原子炉建屋が爆発。2号機の圧力抑制室付近で大きな衝撃音が発生。2号機の圧力抑制室の圧力が大気圧と同じになる
▼7時00分 監視・応急復旧作業に必要な要員、計軟…一 を除き、福島第二原発に一時退避
▼8時46分 菅首相が官邸に戻る
▼11時00分 菅首相が半径20~301圏内の住民に屋内退避を指示
▼16時45分 日米外相会談で米クリントン国務長官が「米国で起きていたら50マイル圏内の退避措置をとるであろう」と発言
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