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リトアニアからの電話

『たとえ明日世界が滅びようとも』より

昨日の夜、リトアニアにいる「みんなで決めよう『原発』国民投票」の今井事務局長から電話があった。

リトアニアでは日立製作所か受注したヴィサギナス新原発建設の是非を問う国民投票か実施されており、「みんなで決めよう原発国民投票」のスタッフ十名か現地リサーチに行っているらしい。

投票では建設反対が六二パーセント以上を占め、賛成の三四パーセントを大きく上回ったとのことで電話の彼の声も元気だった。

投票は建設を止める強制力はないか、建設反対の立場をとる野党か四年ぶりに政権に返り咲く見通しで、総事業費約四千億円ともされるヴィサギナスの原発計画封印か現実のものとなる可能性かある。

これまでリトアニアではエネルギー自給に向けて原発を推進してきたか、福島第一原発の事故を受けて世論か大きく原発反対に傾いたという。

日立の改良型沸騰水型原子炉建設の受注は福島第二尿発事故後、日本企業として初の受注案件とされるから、これか棚上げされるということは日本の原発産業のダメージは大きい。

それにしても大きな原発事故を起こし、いまだ収拾のつかない状態にあり、さらには四号機の恒常的な危機を抱えこんでいる国か海外で原発建設受注に躍起になっている姿は、滑稽というより日本の企業というものの無倫理、無節操を世界において白日のもとに曝ものだ。とくにトルコなど地震多発国に売りこむ神経はとうてい信じられないしているような

その無政江無節操によって原発令故、か起こったことを思えば、日立や東芝などメーカーの無節降に中市内j?わII川ド肋ゼ・線ドドある九いらべ八八宍∵犬

それにしても原発事故当事国より、遠い海の向こうの他国が福島の教訓を正面から受け止めているその光景に、西欧人の認知性バイアス度の高さ、この日本という国、あるいは国民の根拠なき正常性バイアス度の高さの対比か浮き彫りになっていると言える。

今日の午後連絡かあり、リトアニアで政権交代か実現とのこと。

集計結果によると、原発反対を唱える中道左派の野党・社会民主党か三十八議席を獲得し第一党となり、日立の原発建設プロジェクトを支持していたクビリウス首相率いる中道右派与党の祖国同盟・キリスト教民主党は三十三議席にとどまり、第二党に転落した。

それにしても日立、東芝のなりふり構わぬ髪振り乱しての原発売りこみは生業では食っていげず油断するとシャープ状態になるということだろうか、哀しいばかりだ。

そういう意味では日立本社はこの結果にがっかりしていることと思うか、海の向こうの話ではあるがこうして少しでも原発政策に風穴か空きっつあることは喜ばしいことだ。
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