残り少ない時間の７月

今月のテーマは「残り少ない時間の７月」です。この意味は、私に残された時間と機会が本当に少なくなっていると考えていることです。

これを痛感したのは、次回のワールドカップが2010年と聞いたときです。その年の2月には定年！　本当にびっくりしますよね。この間、大学を卒業したばかりなのに・・・

2000年からの6年間で育ててきた「サファイアの世界(今思うと）」を2010年までに販売店の中に定着させようと思ってきましたが、したり顔の管理屋ばかりの世界では限界だけが見えてしまっています。

ということで、このまま廃れていく可能性が出てきました。トヨタにとって、日本にとって本当にいいのかなと思います。私としてはある程度、楽しんだからいいかな、ですむかもしれませんが。今のここの環境では、コレが限界かもしれません。

意志だけはどこかに残していきましょうか。それにしても、思いは伝わらないものですね。この地球上の生物に対しては。

ISOさんとは、この6年やってきたけど、彼もまもなく去っていくでしょう。彼以上に私を理解できる人は「名古屋」にはいません。この間、本を読んでいたら、「本当の孤独」で行動している人には30人に一人はそれを理解してくれる人がいると書かれていました。

サファイアの基本はThinkGloballyです。この考えを修得できたのもISOさんとのヨーロッパ出張が契機でした。具体的には、図書館研究⇒ロバニエミ（フィンランド）⇒ヨーロッパ出張⇒ファインランド再訪要望⇒環境学習研修⇒ハメンリンナ(フィンランド）のDr.ヘリ⇒T-GALsというパスと大学の数学でのトポロジーの考え方がつながったものです。

それを対象として、販売店ネットワークに適用したら、サファイアになったものです。だから、将来方向と理論付けではThinkGloballyになっています。

だから、販売店の人は、その元でActLocallyしていただければ、次の販売店での循環、その次のお客様を含んだ循環社会にいけるような設計にしました。