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「未唯への手紙」の「社会」編の三巡目 市民参画 その4

(つづき)

池田晶子さんの「14歳の君へ」ではないけど、子どもが「未来のくらし」を考える時に、自分の得意なところから、果たせる役割をやっていく、または自分の趣味を活かしてやっていくという発想につながります。

これを色々な人とやりたいが、私自身は「孤立と孤独」にいるし、同じようなレベルで考えてくれる人もいないし、私の翻訳者となるような人もいません。

だから、「一人T-GALs」で考えています。理論的な発想を現実のものにするための自分の中の「もう一人の自分」と会話してきました。

市民は自分たちの論理をハッキリさせていくことが必要です。内側から考えていくことが必要です。「理念」まで昇華できるところまで、理論化できることが必要です。その時点で、情報センターとか活動センターが必要になれば、エコットのような市民が運営する存在を作り上げていくことで、参画できるようにしていけます。

フライブルグのようなクルマの乗り入れの制御とか、コペンハーゲンの風力発電のような、グローバルでの仕組みつくりは、市役所とか、政府が主体となって作り出せばいいです。市民は「いいとこ取り」をするだけです。

企業は利潤目的ですが、それをあからさまに見せては、市民と波長が合わないと無視されます。グローバルで独走して、安いものを売ればいいという時代ではありません。それによって、市民の生活がよくなるか、先行きが見えてくるのか、環境問題へも貢献できることを示さないと、存続できません。企業は持っている力を自分たちでそのまま発揮するのはなくて、市民に発揮してもらうようなカタチにしていくことは可能になってきています。

(つづく)
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