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ウクライナ・クライシス

ウクライナ・クライシスと超国家

 ウクライナ・クライシスから国のあり方を考えています。考え付いたところから、FBに挙げます。メモです。

 国という単位ではなくて、ローカルとグローバル、地域と超国家に分ける。超国家は知らない間にできています。EUもそうだし、ロシアもそうです。

 地域で民族で分けようと、宗教で分けようと、それは自分たちの価値観に依ります。そこで物理的な、論理的な範囲を決めます。核とか軍とかは、地域では役に立たないから、グローバルに持たせておけばいい。ただし、それは警察ではなくて、ジャッジメントです。

 国というものが先に合って、帰属するものではなく、自分たちのローカルを作っていくだけです。国というものは合ってもなくてもいいです。例え、民族としてまとまったとしても、超国家としては、それらと関係を付けます。民族だけで帝国は作ることはさせない。歪になります。超国家はあくまでも多元的です。全体を一つにまとめるような、帝国的なことはしません。ハリコフとタンペレが一緒になってもいいです。

基本的な政治機能

 基本的な政治機能としては、三つのカテゴリーがある。国家、法の支配、説明責任を持った統治機能。国家は権力を集中させ、それを用いることで、市民が法に従うようにさせ、他の国家やさまざまな脅威から自らを守る。法の支配、説明責任のある統治は公開された透明性のあるルールに従って、国家がその権力を行為するようにして、国家を民意の元において、国家の力を制限する。

国家の位相化

 国家をトポロジカルにするには、あと何が必要なのか。連続性とオンツーとあとは標準関数ですね。標準となる関数はデンマーク方式なんでしょう。国という単位で、なるべく抑え込むしかないでしょう。デンマークはデンマークだから、それだけの税率が維持できた。

 特に消費税率との関係です。15%から25%の間で、EUのどこでも生きていける状況です。市民はどこで生きるのかの選択権があります。

 完全にフリーにして、市民が勝手に選ぶとしたら、状況は変わるはずです。ギリシャに行った連中はどうなるか。ギリシャの海外労働者の60%はアルメリア人です。2ユーロの世界です。中欧諸国の連中はギリシャの下のクラスと位置づけられています。アテネっ子のソホクリスは、道路工事の旗振りを日本人自身がしていることが信じられないと言っていた。

国と国の結合

 そうなると、国と国との結合部分です。どのようにチェーン付けして、連続性を保つのか。やはり、一旦、国をばらさないといけないかもしれない。

 なぜ、自分たちの国がそういうカタチになったのか、それで誰が満足しているのか、誰が不満なのか。その辺を研ぎほぐすには、歴史の教科書だけでは足りないでしょう。

 二元化された地域と超国家のイメージをヨーロッパで作成しましょう。その次は、中国を対象とします。
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