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図書館サービスはレファレンスからコンシェルジュへ

未唯へ。今日は「喪中はがき」作成に専念するために、岡崎図書館まつりに行くのはやめるつもりでいた。朝、6時から「喪中はがき」の宛先を筆で書き始めたが、「幼稚な字」と奥さんから言われたので、急遽、岡崎市中央図書館に行くことにしました。

今日の図書館入門講座のテーマは「ブックトーク」と「レファレンス」です。図書館のスタッフが説明することになっています。レファレンスは気になっていました。豊田市図書館はレファレンス業務を行っていません。司書にこだわらずに、新刊書にこだわってきました。

ブックトークは目的がハッキリして、人が育っていることを感じました。子ども教育と一体になった世界はお母さんの意識が強いので、力を出しやすい分野です。思う存分やっていけばいいです。

レファレンスは昔ながらの意識でした。市民に応えるために、参考資料を取り揃えているのは分かるけど、実際は高度なことに興味がある人は公共図書館を頼らないし、国会図書館調査とか大宅壮一文庫の説明をされても、東京まで行くような人は地方都市にはいません。

公共図書館に期待するのは、「私が読む本を教えてください」「宿題を手伝って」「私のような初心者に最適なエクセルの本は何?」のような、個人の興味に答えられるものです。

岡崎市中央図書館にいる司書には、従来型のレファレンスのカタチを破ってもらいたい。地味な調査型ではなく、図書館サービスの真ん中で、図書館と市民のことを考える、専門家として輝いてもらいたい。

大学の司書コースで習った、レファレンス技術よりもホテル学でのコンシェルジュ技術を図書館に採用して欲しい。「お客様が知りたいことを一緒に考えて、サポートする」図書館コンシェルジュです。

公共図書館の職員の行動として、適切なのか、という懸念があると思いますが、この行動は市役所が推進する「生涯学習活動」につながっていきます。

豊田市も○○公民館の名前を「生涯学習センター ○○交流館」と位置づけて、かなり経つけど、地域のセンターにすぎない。市の真ん中で、市民が本当に知りたいことを考え、サービスする人が必要です。その役割を司書が専門職として、行動するのであれば、いろいろな可能性が出てきます

午後から、3時間半を掛けて、70枚の喪中はがきのあて名書きを終了しました。我ながら、へんてこな字です。
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