古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

2月8日

2004-02-09 | 経済と世相
 2月8日は100年前日露戦争の始まった日だそうです。朝鮮半島に日本軍が上陸し、その2日後宣戦布告。と新聞で読み、いわゆる「真珠湾攻撃」で、日本の最後通牒(宣戦布告)が外務省の不手際により攻撃開始時刻に若干間に合わなかった問題を調べてみた。
 「これは日本の卑劣な不意打ちである」とルーズベルト大統領は、日本を非難し、世論を盛り上げ対日戦に踏み切った(実際は暗号解読で通告内容を承知していたそうだが)。
 国際法上において、この開戦通告の問題は、20世紀の初め世界各国の間で取り決められた法規がある。1907年に調印されたハーグ第三条約に、「「開戦に関する条約」第1条として、
「締結国は、理由を付したる開戦宣言の形式、または条件付開戦宣言を含む最後通牒の形式を有する明確かつ事前の通告なくして、その相互間に戦争を開始すべからざることを承認する。」としている。
 日本は、1912年(明治45年)にこの条約を批准している。
 つまり、日露戦争当時、この条約はなかった。
 それにしても、この日露開戦から真珠湾攻撃を経て敗戦まで40年と聞くと、そんなに短い期間だったかと驚く。今から40年前というと、東京オリンピック・新幹線開通の頃と考えると、いずれの40年もせわしなく世の中は変わった。日本はなんとせわしない国だろう。

 ところで、昨日2月8日は、放送大学の面接授業で、中京大学に出かけました。昼食に、例の6日連続で食べた牛丼の店に行ったら、「豚丼味噌汁付き、お試し価格2月10日まで¥290」とあって、牛丼はメニューから消えて、同じ価格で豚丼がデヴューしていた。
 「トンドン」か「ブタドン」か耳をすませていたら店員は「ブタドン」という。食べてみたが、割といける。 日本の商人は、対応が早いと感心しました。

 帰宅後、日記に「日露戦争開始100年、牛丼が消え豚丼に代わる」と記入、さて40年後はどんな時代になるだろうか?04/02/09