古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

ジョンがやってきた

2005-05-26 | 素晴らしき仲間たち
                     
ヒッチハイク

彼を語るには これまでのヒッチハイクの状態から始めます

最初は京都の友人の家に寄り 2日目からヒッチハイクがスタートしました。名古屋に宿泊後 私達に下呂へ行く途中に会ったのです。その後は聞いた通り宿泊地を書き綴ります。

高山・富山・新潟・村上・秋田・青森・函館・札幌・小樽・ニセコ・函館・青森・弘前・仙台・白河・横浜・箱根・小田原そして可児にやって来たのです。

青函だけはJRを使いましたが あとは総てヒッチハイク。それだけ聞いた時「凄い」と驚きました。

新潟県の村上から山形県を通り秋田までと 小田原から可児間は 1台の車で移動しましたが それ以外は1日に5・6回乗り継ぎ 転々と進みました。

車を拾うには平均して15分程度でしたが 私の車の時は2時間半もかかった由。
箱根でも拾えなくて 湯本まで下り道を 重いリックを背負って4時間も歩いたと。
箱根では富士山が とても綺麗に見えたと喜んでいました。

車種はトラックが多かったようですが 村上→秋田間は幸運にも金色のオープンカーに乗りあわせました。英語を全く話せない人の時もあった。小田原→可児間の運転手は英語を話せないが 面白い人で1日中 日本語を色々教わり「生ムギ 生ゴメ 生タマゴ」を完全にマスターして 私達にきれいな日本語の早口で披露して爆笑させました。

日本語を随分話せるようになりました。字もよく覚えました。頭がすごくよい青年です。

女性のドライバーには 5回に1回くらいは巡り合えたようです。

時には若い女性2人とプリクラを撮って楽しんだようです。在る時には 女性の家で夕食も頂いた。民家に泊まったのは 我が家だけだそうですが 40歳くらいの女性から家に泊まったらと声を掛けられたが 丁重にお礼を言って辞退したそうです。

犬山城へ                             

婿は今万博関係で忙しくて休みが取れないが ぜひジョン君に会いたい。しかし夜10時頃しか帰えられない。そのため 着いた日は娘の家に泊まってもらった。私と家内は夕食後に家に帰ったが ジョンは昨日夜行便で可児へ来たので 眠いと言っていたが 婿の帰りを待った。英会話が出来る彼とは深夜2時まで話し合ったようです。

2日目の土曜日の昼頃には嫁と孫娘が わざわざ東京からやってきてくれました。家の嫁は一口で言うと「お祭り騒ぎが大好き」タイプですので 嫁がいると終日笑いに溢れます。勿論主の目的は家事の手伝いではありますが。それに彼女も英会話ができますので 大助かりです。

二人が着いて一服してから 犬山城へ案内しました。

犬山城は最古の木造城で 急な階段や 低い天井に興味持ちながら見物した。その後有楽苑を訪れました。当苑には国宝茶室がありますが 彼が最も興味を示したのは その茶室や美しい庭ではなく竹でした。

家内が東京育ちの孫娘は知らないであろうと 至るところで頭を出している竹の子を 説明をしていたら 彼が乗ってきました。イギリスには竹はない 生まれて初めて竹を見たと言うのです。

「この小さな竹の子が 聳え並ぶこの竹に瞬く間になる事は信じられない」と言うのです。
また この竹の根元から「かぐや姫が生まれた」・・・この話は全然信じられませんでした。


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