古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

野間大坊 OB会の旅

2016-11-06 | 旅行
 野間大坊に行ってきました。絶好の秋日和の下、D社名古屋支部OB会のバス旅行です。10時、集合場所のD社元本社跡に集合、私が一番最後でしたが、14名がバスに乗り込むとすぐ出発しました。バスは、旅館の送迎バスで、「オテル・ド・マロニエ」なるハイカラな旅館名が車体に書かれれていました。人数が少なかったので、旅館のバスを使うことにしたようです。名古屋高速から知多自動車道に乗り継ぎ、一路南下常滑ICで下り最初の見学地は「かねふくメンタイパーク常滑」、ここで明太子を作る工場を見学しました。その後、うどんの専門店で昼食を済ませて13時、野間大坊に着きました。
源義朝のお墓のある寺です。義朝は、頼朝、義経の父ですが、ここ野間の地で暗殺されました。朝風呂に入っているところを襲われ「われに一本の木刀でもあれば、むざむざうたれまい」との言葉を残したという言い伝えで、お墓には沢山の木刀になぞらえた願い事を記された木片が捧げられている。頼朝が父の菩提を弔い大きな寺にしたようです。

義朝の他、信長の3男織田信孝の墓もある。秀吉に敗れこの地で切腹しました。
さらに、頼朝が殺されるのを助命した池禅尼を弔う碑もあった。

田舎寺ですが、歴史を彩る有名人のかかわりで知られた寺です。
参詣後、海浜に降りて海の香を嗅いで野間崎灯台を見る。

15時、内海温泉「ホテル・ド・マロニエ」に着きました。名前はハイカラですが、中身は日本式旅館、夕陽の綺麗な旅館です。

部屋に入り、杯を傾けながら、在職事時代の懐旧談。「あれっ、この人こんなこと考えてたの?」という内幕話もいろいろありました。
2日目は朝10時に出発、最初に師崎まで行き朝市で土産物を仕入れ、その後時間が余るからと岬の公園の展望台に150mほど登り、篠島や日間賀島の展望を楽しみました、
昼食は海鮮バーベキュー。バーベキューの炉を囲む席料500円、食材2000円で2500円の昼食でした。魚、貝、エビなど、食べきれないほどのvリュームがありました。食材は漁師から仕入れ、料理は客任せですからコストはかからない。うまい商売です。結構、客でにぎわっていました。
その後「えびせんべいの里」で、えびせんべいを作る工場を見学して3時20分ごろ、旧本社跡に到着しました。
「遅めの出発、早めの帰着をコンセプトに企画しました」と、幹事の説明がありましたが、その通りの旅行。まぁ年寄りが多くなりましたので、こういう旅行がいいのかも。
帰りのバス中で、参加できなかった人からの近況を記したハガきが回覧されました。。
「えっ、あの人がなくなったの?」というカードがありました。
4時前帰宅してポストを見ると、今年の「年賀欠礼」第1号が入っていました。
「本年4月 夫が永眠しました」・・・こうしてだんだん齢をとっていきます。