古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

大学院のゼミの準備に追われています

2010-01-17 | 放送大学
大学院のゼミの準備に追われています。

 論文の下書きをWORDで作成して、ファイルを指導教官に宛てて送信すると、そのファイルに、教授から朱書きで、コメントやアドバイスが書き加えられて送り返されてきます。

 それを繰り返すことで、指導教官から指導を受けられるという仕組みです。

 ですから、指導教官の先生とは、お目にかかったことは実は2回しかないのですが、十分指導を受けられるわけで、まことに巧く出来たシステムだと思っています。

 面白いのは、送り返された文書の朱書きの場所にカーソルを持っていくと、

『何月何日何時何分、Nさんにより挿入されました』と、メッセージが表示されます。勿論、Nさんとは指導教官の名前です(この機能は、WORDの新しいヴァージヨンにある機能なのか、それとも先生が特別なソフトを使っているのかは分かりませんが)。

 「へーっ、こんなことも出来るの!」。便利な世の中になったものだと、感心しています。

 考えてみると、こうしたインターネットの進歩は、ここ12~13年のことで、私が現役を引退した後の出来事で、退職後、私が勉強もパソコンに触ることもしなければ、多分分からなかったことです。(そう言えば、先日引退した千代大海は、私の退職時には、まだ幕内に入っていなかった!時の経過の早さに驚きます。)

『失われた10年』或は『・・20年』などという言葉がしばしば用いられますが、日本の経済成長に関しては『失われた』年月かも知れませんが、世の中自体の進歩、あるいは変化は『失われた』どころではないようです。