古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

第62回丸亀ハーフマラソンを走る

2008-02-05 | マラソン
 3日、7時50分ホテルのバスに乗る。雨は上がっているようだが、家々の屋根には雪が残っている。昨夜降ったのだろう。会場の丸亀競技場には、8時過ぎ着いた。受付をすませ、更衣所のテントに行き支度する。パンフを見ると、北海道から沖縄まで、岩手をのぞく46都道府県から参加者が来ている。
 ハーフの出場者は、約5000名。招待選手は、女子が、弘山晴美(資生堂)以下16名、男子も松宮(コニカミノルタ)以下16名です。弘山は、名古屋マラソンに出場すると聞くので、今日はその調整を兼ねて走るのだろう。
 毎年、有名選手が出場することが、この大会の人気の一因で、7年前私が出場した時は高橋尚子が出場した。なにしろ、シドニーで金メダルを取った後初めての大会出場ということで、一目彼女を見ようという人たちでコース両側は切れ目なく観衆があふれた。
 一昨年は、野口みずきと福士加代子が出場、せりあったが福士が日本最高記録(1.07.26)を出して、野口を制した。この時勝ったため過信し、先日の大阪マラソンの失敗を招いたのかも・・・
 それにしても寒い。マイクが気温2度と伝えている。ハーフのスタート時刻は10時35分。10時前、血圧測定のテントに行って計ってもらうと、「180あるよ」看護師が言う。
「寒さの所為だよ。このテント、あったかい(ストーブが入っていた)から少し温まってから、計り直して」と、10分後計ると「165」。「大丈夫だよ!」と、荷物を預かり所に預け、ビニールの透明カッパ(受付で貰った雨対策用)を防寒に役立つだろうと頭から被った。
 スタート場所に並ぶ。スタートの号砲で腕のストップウオッチを押したが、しばらくは歩くだけ。スタート線を踏んだのは1分40秒。2kmぐらいまでは他のランナーと脚がぶつかりそうな混雑だった。
 2kmで前方に小さく天守閣が見えてくる。お城を過ぎたあたりで高松方向に右折、コースは坂出に向かう。坂出駅近くで折り返す往復コースだ。右折後、コースの右側(道路のセンターライン沿い)を走る。7~8kmで先頭グループが折り返してくるだろうから、招待選手を見ようと思った。しかし、先頭とすれ違ったのは6km半ぐらい、宇多津駅手前だった。それだけ自分が遅くなったのだろう。
 弘山を見ようと思ったが、男子グループに囲まれていたらしく、確認できなかった。
 折り返しで時計を見たら1時間8分だ。「遅い!」と思った。スタートで2分ロスが有ったとして片道1時間6分かかっている。帰りも1時間6分かかると、2時間14分になる。7年前は1時間50分を切ったのに!「やっぱり、寒さで筋肉がこわくなっているんだ。
 タイムは期待できないから、完走だけに目標をしぼって走りつづける。15kmを過ぎると、また丸亀城天守が見えてくる。7年前ほどではないが、応援の町の人が多い。「お父さん、頑張って」と声を掛けてくれる。20kmあたりになると、掛け声が「お父さん、よぉう頑張っとる」になる。
 スピードは歳の所為でなくなったが、持久力はまだ大丈夫だ。
 競技場に戻り、アンツーカーを1周半、フィニッシュした。記録証を貰いに、プリンターの前の行列に並ぶ。これが寒かった。汗が一気に冷たくなるのだ。記録証は
 タイム   2時間14分28秒。
 ネットタイム2時間12分47秒。(スタートロス除くタイム)
 一般男子3392名中23215位(70歳代男子35名中20位)
 『あなたは本大会において、上記の記録にて完走されましたことを証し、その栄誉をたたえます。』
 帰りは無料のシャトルバス。2時頃駅に着き、隣接するスーパーに入って、弁当代わりに「恵方巻き」1本¥300、お握り(1個¥88)2個、蜜柑一袋¥198を買う。この蜜柑は廉かった。7センチぐらいの玉9個入ってこの値段だ。名古屋なら倍の値段です。
 2時27分の電車で、坂出乗り換え。岡山からは、今度は、ひかりレールスターに乗りました。
 新幹線の中で、恵方巻きにかぶりつき、「方角が少し違うかな?違ってたら神様ゴメンナサイ」。

新大阪乗り換え、名古屋駅には6時10分に着きました。
 以上、3回目の丸亀マラソン出場記です。



7年前の出場記録は以下です。(左欄 01年2月6日をクリック)

http://blog.goo.ne.jp/snozue/e/6901c14d1ff6c5693da8ff9fb596fc9e