古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

今年は銀メダルでした

2007-04-30 | 水泳
 日本マスターズ水泳短水路大会愛知県会場が、昨年と同様安城市総合運動公園の
プールで29日開催されました。今年も100mバタフライにエントリーしました
(他の種目では入賞の見込みがないので)が、100バタは予定時刻は15時21分。ガールフレンドのJさんが、「一緒に行くのなら7時に車を出します」と言ってくれたが、8時に着いてpm3時まで待つのもたいへんだから「電車で行くわ」と答えた。
 朝10時に家を出て、まず東区プール(名古屋ドーム北)に行く。安城ではサブ
プールがないので、練習、アップが出来ない。市営プールで一泳ぎしてから行く事にしたのだ。プールで500m軽く泳いで上がり、西側のJUSCOで弁当を買って、安城に向かった。名鉄安城駅には12時に着いた。バスで10分ほど、公園に着く。
 公園の木蔭で弁当をつかってからプールまで歩く。大きな公園で色々な運動施設が揃っている。とにかく広い。
 昨年もそう感じたが、企業からの税金がふんだんに入る市でないと、作れない公園だろう。
 会場に入ってJさんたちは何処かな?と見たが分からないので、水着に着替え、上にTシャツだけ羽織ってプールサイドに降りたら、すぐJさんが声をかけてくれた。
「選手控え室が満杯で席を取れなかったから、玄関の正面、外の芝生にシートを敷いて席を作ったの」と言う。今日は青空だから、外でも構わないわけだ。愛知会場と言っても、全国から水泳愛好者がくるから3000人近い。大混雑だ。
 温度表示は水温29度、室温30度。一寸高いから記録は出ないな、と思う。
 顔なじみの選手が次々と見えて挨拶。自由形のOさん、もう200mはすんでこれから100mと言う。
 間もなく100mが始まり、Oさんは1分21秒の力泳。私より年上なのにすごい。
 プール仲間のK女史が来た。「バタフライ、どう?」と言うので、「プログラムを見たら70歳以上は二人しかいない」。
「じゃ、金か銀メダルね」。「いや、もう一人の申告タイムみたら、僕より20秒早いから勝てっこない!今日は完泳さえすれば、銀メダルだよ」「いいわネエ」など雑談。
 競技プールの横に幼児用のプール(水深60cm)があって、大勢泳いでいたので、少し身体を濡らしておこうかと入ってみたら、泳ぎ難いの、これが。バタで泳ぐと膝で底を打ってしまいそうで、すぐ止めてしまった。でも、器用にバタフライを泳いでいる人がいるので感心。
 ほぼ予定の時刻に飛び込み台に立つ。1組第2コースだ(第1コースは空)。組合せは申告タイム順の編成です。「用意っ、ピー」で飛び込んだ。予想通り水は温かい。
マイペースと決めていたので75m折り返しまで一かき一呼吸、後ゴールまで二かき一呼吸でフィニッシュ。2分13秒03だった。昨年は2分14秒77だったから、実力どうりだが、ベストには3秒及ばなかった。
 昨年、一昨年は銅メダルだったが、今年は銀メダルになった。「もう4~5年経てば金メダルかも?」と言ったら、Jさんが「そうなるね」と笑った。4時前、Jさんが駅まで車で送ってくれた。
 100m平で銅メダルのJさん、この後リレーに出るのだが6時ごろになので、「駅まで送りましょう」と言ってくれたのです。
 以上、連休初日の水泳大会でした。

聚楽園に遊ぶ

2007-04-30 | 旅行

「細井平州」という名前をご存知でしょうか。
上杉鷹山の師といえば思い出されるでしょう。江戸時代の著名な儒学者。
尾張の国荒尾村の出身、現在の東海市です。

http://blog.livedoor.jp/ijinroku/archives/50299271.html

「平州と大仏」の郷を訪れようと、わが住宅のシニアクラブは27日、ハイキングに出かけました。
 名鉄知多線で大きな大仏が見える「聚楽園」で降りればよいのですが、ウオーキングのため、一つ向こうの「新日鉄前」で下車。お天気は申し分ない。
名鉄知多線は久しぶりに乗りましたが、次々と中部国際空港行きの特急が、追い越して行き、嘗てはローカル線だったが、世界に通ずるメインルートになった感です。

 暖かい日差しの中を、聚楽園大仏まで歩きました。何故、ここに大仏があるの?
私もよく知らなかったのですが、昭和天皇のご成婚を祝賀して地元の素封家が、昭和2年建造したといいます。
http://www.city.tokai.aichi.jp/~hokenfukushi/shiawase.html

大仏の周辺を散策した後、芝生に座ってお弁当を広げた次第です。
 その後、公園内の「櫻鳴庵」という茶室に。(実はこの「櫻」の字、正しくは木ヘンでなく口ヘンですが字が見つからなかった)

 細井平州が江戸で開いた塾に因んだ名前とのことで、そういえば、昔名古屋大学に「櫻鳴寮」という学生寮がありました。

 和菓子付き抹茶が¥300というので、頂く。これが、美味しかった!本日最大の収穫でした。
 室内に、山田無文の筆になる書の掛け軸がありました。
「花開く万国の春」とあります。「花」という字が、「心」のようにも見えて面白い。山田無文は禅の学者として著名ですが、愛知県北設楽郡稲武町(現豊田市)の出身と初めて知りました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E7%84%A1%E6%96%87

 茶室を出てから駅に向かうと、池に浮かぶ倒木に数十匹の亀が並んで甲羅干しをしていた。
絶好のシャッターチャンスと、Sさんがカメラを向けた時、「あっ、亀!」とFさんの声に驚いたか、いっせいに亀たちは池に飛び込んだ。「わぁ残念!」とSさん。シャッターチャンスって難しいですね。
 聚楽園駅前には、平州の言葉「学思行あいまって良となす」が建てられていました。
「学んで、その内容を考え、実行して、初めて良である」の意味らしい。

 以上、「文化の旅」の報告です。