古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

続・パソコンTVのトラブル

2006-04-01 | マラソン
 話すと言うことは、こういうことなんですね。話している対象の総てを話すのでなく、対象のこの部分は相手が分かっていると想定し、相手が分かっていないと想定した部分のみを発言するのが、人間の会話です。想定が間違っていると、誤解が起きるのだ。
 さて、困った。
 リストは、Recordというフォルダーにある録画項目を読み出して表示する。
つまり、本に喩えると、Recordは、「目次」なのだ。「目次」がないと、本の場合「目次」がなくても1ページ目から読んでいけば読めるが、コンピュータでは・・・・
 それから、彼女と私の、なんとか元のRecord(目次)を修復しようと、二人三脚での悪戦苦闘が始まった。「ここをクリックして!」「これこれが出ていません?」「いくつ出てます?」「一寸調べて見ます。このままお待ちください!」云々・・・これが1時間続いた。
 前頭前葉を大活動させて、最後に彼女が名案を案出してくれました。
 録画ファイルは「録画開始時刻.mfg」という形になっている(例えば
200603311200.mfg)そこで、【*.mfg】でファイルの検索をして、見つかった
ファイルを全部、Recordに追記すれば良いというのだ。
 「HDDの中を駆け回っているね」。検索を始めて、画面に表示される文字列を見ていると、そう思った。ともあれ、Recordが修復されて、リストに全番組が表示された時「やったぁ!」とガッツポーズ。
 結局、作業の中でこういうことが分かった。PriusAir更新前、Dドライブに録画していたのが更新後はCドライブに変わっていたのである。録画した後、リストをいくら見てもDドライブのリストを見ていたので全然見つからない。それがDドライブのRecordを削除したら、自動でCドライブからRecordを見つけ出してきて表示した。

 何故、録画はDからCに変更されたか?これは私の推定だが、空き容量の大きいドライブに自動で設定されるソフトになっていた?
 Recordも、設定以前と以後のRecordを切り替えられるよう、画面にRecord、Record(1)の二つの表示が出ていたのに気付かなかったのです。

 録画を元のDドライブに戻し、互いの努力を感謝して、彼女との電話を切ったら、電話前から高校野球を映していたTV(パソコンでない)は、いつの間にか延長戦に入っていて、延長14回長崎清峰が勝利を決めた瞬間だった。
 いやぁ、私の前頭前葉も随分使いました。これだけ頭脳を使えば、「ボケの先送
り」も出来たかも?おかげさまで、パソコンの中がどういう仕組みになっているか、がよく分かりました。

追伸: 「インターネットと放送の融合」なる言葉が、ホリエモンvsフジTV事件で話題になりましたが、
どういう意味か定義されていません。私は、将来、TV番組を録画しておいて後で見るというライフスタイルが定着する。現在の私は、録画を自分のPCのHDDに入れていますが、その時、録画がネットの向こう側
http://d.hatena.ne.jp/snozue/20060316/1142502565
に置かれるようになる。
これが、「インターネットと放送の融合」なのだと思います。
そうなっていれば、今回のようなトラブルはないわけです。

パソコンTVのトラブル

2006-04-01 | Weblog・人生・その他

私のPCはTVパソコンです。
 インターネットでEPGというサイトにアクセスすると、1週間分のTV番組表がダウンロード出来て、これはと思う番組を録画予約しておくと、その時間に自動でPCが起動してTVの録画をしてくれ、自分の都合の良い時間に、PCを動かして録画を見るというしかけです。
 このしかけが、日立のPrius Airというソフトです。事情があって(この事情は長くなるので割愛)、6日前、最新バージョンをダウンロードして更新しました。ところが、その後、録画予約がおかしくなった。
 予約しておくと、PCはその時間に録画を始める。録画中のランプも点く。番組が終るとPCがダウンする。一見、すべて正常に動いている。ところが、いざ録画を見ようと、録画したリストを見ると、録画した筈の番組が入っていない。通常はこのリストから番組名をクリックすると再生が始まるのだが、番組名がリストに見つからない。
 おかしい!と、日立のコールセンターに電話した。「予約でなく、手動で録画して見て下さい」と言うのでやってみると、手動でも同じなのである。「HDDのDドライブの容量が一杯と違います?マイコンピュータで、容量を見てください」。見てみると「空き容量6.3GB、全容量203GB}である。
 このPCは公称250GBだが、通常の記憶がCドライブ、TV録画がDドライブ。250中203GBがTVに当てられているのだと、その時初めて知った。
「まだ6GB空きがありますよ」と返事すると、「もう一杯に近いですね、少なくとも10GB以上にして、それでも録画できなかったら、もう一度℡下さい」と言った。

 そこで、4日ほどかけて録画を整理して12GBの空きを作ってみたが、
やはり状況は同じ。30日、再度日立に℡した。
 今度は若い(かな?)女性が出た。「もう一度テストしましょう」と、「今の
番組を録画してみましょう」から始まって「ここを動かしてとかクリックして」とかやっていると、彼女、妙なことを言った。
「Recordの登録情報を削除してください」。良いのかな?と思ったが、専門家が言うのだから間違いないと思い、削除した。すると、不思議なことが起った。今まで、PriusAir更新後、テストしても出ていなかった番組名がぞろぞろと画面のリストに出てきた。「あっ、出て来ました。録画はしてたが、リストに出てなかったただけね。
だけど、更新前に録画した番組が全部消えましたよ。これって、さっき削除した所為じゃないですか?」「えっ、だって先刻、Recordには”一つもない”って、お客様が言ったじゃないですか?」
「いや、何回かテストしたけど、テストした番組は”一つもない”と言ったので、正常に動いていた時の録画は一杯ありましたよ。それがなくなっちゃったら、それらの録画は一切見られないじゃないですか!」
「・・・」。電話口の向こうで、彼女が絶句した。(続く)