古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

尉ケ峰山行

2006-02-19 | 旅行
 舘山寺の宿、部屋は三階(最上階)の角部屋で、眺望抜群でした。ガラス戸一面に浜名湖が広がる特別室、確かに1万円の特別室代の価値がある。同じフロアの大浴場で、火の玉のような太陽が、浜名湖に沈む夕陽を眺めながら湯につかりました。
 翌日は、所用で早くかえる二人を浜松駅まで送り、残り3人で尉ケ峰(じょうがみね、433m)
http://www.geocities.jp/tokaigakko/page-56.jyougamine.html
に登ろうと、途中コンビニでお握りを調達、気賀を経て登山口を目指しました。
天気は雲一つない絶好の日和です。
 登山口までは車で行けるということでしたが、少し手前で「通行止め」の表示があり、車を駐車。歩き始める。山崩れ箇所あり、通行止めの理由が判明。
20分ほど歩いて登山口。綺麗な和風トイレがありました。
「女性登山客に配慮してトイレを綺麗にしているね」。30分弱の登山でした。
頂上に着くと、浜名湖の絶景が広がります。
 地元の人らしい二人連れが弁当を広げていました。「コンニチワ!」、「この辺は猪が出るんですかね」、「夜になればその辺に寝転がってるよ」と言う。山頂の猪像とツー・ショット。
 途中、地元のSさんが話してくれたが、畑の作物をハクビシンが狙う。「西瓜が熟れてきたからそろそろ取って食べようかと思う頃、夜ハクビシン
http://www.ax.sakura.ne.jp/~hy4477/link/zukan/niku/0005hakubisin.htm
が来て食べてしまう。柵を作ってもトンネルを掘って入ってしまう」。ハクビシンも猪も出るんですね。
12時、10人ほどの登山客が集まりました。お握りの弁当を済ませて帰途につく。

 駐車の場所に戻ったのは略1時。今度は気賀の関所跡を見に行きました。ここは往年の東海道の裏街道、別名「姫街道」と呼ばれた街道筋でした。女性が多く往来したことから付いた名ですが、関所には「女改め」の部屋もありました。
 関所見学後、気賀駅から天竜浜名湖線で帰宅するSさんと別れ、三ケ日ICから
東名に乗りました。途中、上郷SAで休憩しましたが、面白いものを見つけました。
 珈琲が飲みたかったので、自販機に行きました。¥150は少し高いな、と思いながら、コインを投入したのです。自販機の正面のスクリーンに、珈琲ミルが映りました。
「あなたのコーヒーをドリップしています」の文字が出る。コーヒーをドリップして紙コップに注入、さらにマジックハンドがカップを掴んで、供給口に運ぶ様子が映る。
 仰天しました。何に驚いたのかというと、こんなスクリーン映像は珈琲自販機の機能からいうと、なくても良い機能です。なくても良い機能に、使うぐらいにこうしたシステムが安価になった。つまり、半導体チップとソフトが廉く手に入る時代になったのだ。もしかしたら、このコンピュータソフトは、インドのエンジニヤが作っているかな?と妄想が広がりました。
 はじめ、¥150は高いと思ったのですが、量も¥100珈琲より5割増ぐらいありました。映像スクリーンで人気を呼んで沢山売ろうという狙いかもしれません。
 3時半頃小牧駅につき、Mさんと再会を約して下車、4時過ぎ無事に帰宅しました。