古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

私のジョギング記念日

2013-08-30 | マラソン
今日は私のジョギング記念日でした。
30年前の8月30日、ジョギングを始めたのです。
冬は朝の最低気温が氷点下になうとジョギングは休みです。
夏は朝の最低気温が26℃を上回ればお休み。
今年は8月8日から25日まで連続で休みました。
前日の天気予報か、当日朝のTVで確認しています。
今朝、6時前TVを見たら「現在気温27.1℃。」本来ならお休みですが、
30年目の記念日ですから、名古屋城一周(4km)のコースを走りに行きました。
汗びっしょり。帰りに、信号で停止していたら、散歩していたお年寄り方が、
「あなたは長い間走ってますねえ」、というので、
「今日で30年目です」
「うわー」
「ま冬でも短パンで走ってますねえ」
よっぽどの物好きと思われたようです。

最後のマラソン大会

2013-03-07 | マラソン
 ホテルで目覚めたのは6時、6時半朝食。7時20分、マラソンの着替えなど必要なものだけ小さなバッグで携帯し、他はフロントに預けてチェックアウト。駅前には、選手送迎バスの並ぶ選手たちの長蛇の列。錦帯橋横の会場に8時過ぎつきました。河川敷にテントが並び受付をやっています。受付でプログラム(選手名簿)をもらい、雲一つない青空(写真)の下、河原で着替えをしました。時間があったので、少し川沿いに歩くと、岩国出身の有名人の言葉の碑が並んでいた、広中平祐、河上肇などみられる。山上には岩国城も見えます。

 9:20、2300人余のハーフマラソンランナーが一斉にスタートしました。1分、スタートラインを踏む。コースは、おおむね錦川沿いです。
 13㎞地点に近づきました。私の5~6m前を走っている一人のランナーが、突然、大会スタッフにかこまれました。「何だろう」、私が近づくと、私にも「タイムオーバーです。ランナーズチップを回収させてください」。「制限時間の95分を超えました」
「エエッ」。腕のストップウオッチを見たら1時間36分。1分オーバーです。そこが13㎞の関門だった。
 13㎞の第一関門は、まったく意識にありませんでした。傍にランナー収容バスが停まっています。「終わった」、水を一杯頂いてからバスに乗り込みました。
1分の遅れですから、1㎞前あたりに「13㎞関門(95分)に後1㎞」の表示があれば多分ピッチを上げて関門通過できたでしょうが、まったく突然でした(プログラムにはその表記がありましたが、見おとしていた)。
 まぁ、突然であろうがあるまいが13㎞だったら1時間半では通過していなくてはならない。95分で止められたのに文句は言えない。
 13㎞しか走っていないので、疲れは全くありません。「まだ1時間は走れたんだが・・」独り言を言ったら、スタッフが「走りたければ走ってもかまいませんよ」という。
「(ランナーズチップなしでは)完走証をもらえないのに走っても意味ないから・・」とご好意は辞退。コースも後は帰りだけで、前半で景色はすべて見ていたから、止められたら走る意欲はありません。
なぜか「いのちに終わりがある。恋にも終わりがくる」というはやり歌(粋な別れ)を思い起こしました。「マラソンにも終わりがある」、それが人生というものです。
 もう2年前から、スピードの衰えは明らかで、「制限時間で走れなくなったらマラソン大会出場は引退しよう」と考えていました。その時期が来たのです。
 50代で47都道府県の大会を走り、60代で、も一度47都道府県を走る。更に70代で19都府県のマラソンを走り、20(都府)県目でした。
 ここ景勝の襟帯橋で13㎞だけとはいえ、ファイナルランを走れたのは幸せです。

 余談になりますが、なぜ加齢でスピードが上がらなくなるのか?
前にメールしたことがありますが、身体の細胞の時間がゆっくりになるからだ、と思っています。学問的に証明された話ではないが、私の近年の体験は、そう考えるとすべてうまく説明できるのです。
 本川達雄先生によると、体重・時間あたりのエネルギー消費量の多い動物ほど、時間が早く流れて寿命が早く終わる。そして人間にあっては、加齢すると、この時間あたり消費エネルギーが小さくなる(だから食べる量を減らさないとメタボになる)。この時間あたり消費エネルギーが小さくなると時間がゆっくり流れる。つまり、時計の時間が1時間たっても、体の細胞の時計では50分しか経過しないというような現象が起きる。逆にいうと、身体の細胞の時間が1時間の時、世間では1時間以上が経過している。だから、スポーツのタイムは加齢により低下する。加齢で時間がゆっくり流れるのは、残された寿命を少しでも長く使おうとするからかも?
 11時45分、バスでスタート地点に戻り、預けた荷物を受け取り帰り支度、襟帯橋(写真)にお別れすることに。

12時15分の選手送迎バスで岩国駅に戻り、ホテルで預けた手荷物をもらって、13:09の山陽本線に乗車。乗車の時、面白かったのは並んでいて列車が着いたのに、扉が開かない。最前列の人が開くのを待っていたら、後ろの人が前に出てきて、扉脇の「開ボタン」を押した。山陽本線の車両は開閉のボタンがある。省エネのためかな?都市地域では見慣れないものです。
広島までは50分(岩国と広島は近いのですね)でした。新幹線「さくら」で新大阪へ、「こだま」に乗り換え17時、名古屋駅に着き、三日間の旅を終えました。

女医さんはマラソンランナー

2012-11-04 | マラソン
 「スポーツ医事相談」に出かけました。11月2日夜6時30分、会場は日本ガイシスポーツプラザです。 この診断、年1回、もう10年以上継続しています。
部屋に入ると、担当医の椅子に若い?女性が坐っていました。「女医さんは初めてだ!」。
 身体能力を測定してもらい、そのデータを基にスポーツ医と、スポーツ・アドバイザーからスポーツ実施のアドバイスを受けます。
相談室入り口で料金(¥500)を払い、問診表に記入して、開始を待ちます。最初に尿の検査。続いて身長・体重・血圧や肺活量の測定と進み、脚伸展パワーの測定です。
これは、シートベルトで体を座席に固定し、両足でペダルを蹴飛ばし、その時の力をワット数に換算して表示する検査です。結果は、421Wで、昨年(482W)より落ちている。
その後、ベッドに横たわり、心電図をとり、最後は自転車エルゴメーター。これは、自転車をこぎながら心電図をとり一定の時間間隔で血圧、脈拍を測るものです。脚にかかる負荷(ワット数で表示)は徐々に増加させていきます。
測定は、11分37秒、血圧が230に達した時点(最高負荷130W)で負荷終了、後3分間はダウンでペダルをゆっくり回して終了です。
女医さんと懇談しました。
「予測最大酸素摂取量が良いですね」。58.8ml/kg/min.(昨年52.9)でした。
この方、スポーツやって見える?と思いました。マラソンの能力を一番よく代表する指標なので、私が一番気にしている指標に、最初にふれました。今までの先生で、私が聞かないうちに、最大酸素摂取量に触れた先生はいなかった。
「負荷中の脈拍・血圧の反応良好。負荷終了後の脈拍・血圧の回復も正常です。昨年よりも改善傾向になっていますね。運動耐用能力は十分あります。」
との診断です。
次にスポーツ・アドバイザーとの面談。
「昨年度の体力が維持されています。・・体調の管理をしながら、運動内容を考慮し、安全に続けてください。」と言った後、「今日の女医さんは、“さくら道ウルトラマラソン”を32時間で完走された方です」
「えっ、そうなんですか!」と仰天した。
名古屋城から金澤兼六園までの250km、それも平坦なコースではない。中部山岳地帯を乗り越えての250kmだ。一見したところ、やさしい女性に見えて、年齢も私の孫娘にちかい?と思われるくらい(因みに診断書のサインをみたら、孫娘と同じ名前でした)、
まことに、人は見かけによらない。
 というわけで、今年のスポーツ医事診断を終えました。まだ一年くらいはマラソンが走れそうです。

おんたけ湖マラソン(2)

2012-11-02 | マラソン
 9時のスタート時間が来たので、選手の列に並ぶ。神主さんが来て、無事を祈念するお払い、祝詞を挙げる。「御嶽山の方向を向いてください。2拝2拍1拝をしてください」
帽子を取り、2回拝礼、2回かしわ手、1回拝礼した。
スターターは王滝村長。号砲が鳴った。男女577名のランナーがスタートした。曇ってはいるが雨はなかった。王滝川にそって4kmほど走ると、湖が左手に見えてくる。この湖は愛知用水の水源の池です。愛知用水50周年を記念してこのマラソン大会が昨年から始まった。7kmの手前まで来たとき、もう先頭ランアーが戻ってきた。何分かな?時計を短パンのポケットから出してみた。48分です。
実は、昨夜、同室のOさんが言った。「ストップウオッチは持たないほうがいい。年を取ったら、タイムを気にしない。走り出したら、ほぼ同じスピードのランナーがいるから彼についていけばいい。“5分で1km走らねば”、などと思ったらどうしても無理してしまう。」
 私も真似してみようと、スタートのボタンを押した後、ポケットにしまって走っていたのです。
 「1km7分のペースで走っているんだ」。牧尾ダムが折り返し点の手前で見えてきた。
折り返してからは、今のスピードを落とさないことだけ、心がけて粘った。
 18.5kmぐらいまで戻ってきたら、向こうから民宿で同室のSさんが歩いてきた。5km出場だからレースを終えて民宿に戻るところだ。「頑張って!」と激励してくれた。右手を振って挨拶。19km辺りでポツリポツリと雨が降り出した。ゴールの公園が見えてくる。公園の外側をぐるっと廻ってから公園に入るコースだ。公園に入っていくと、場内放送が、ゴールする一人ひとりのランナーの名前を読み上げて完走をたたえていた。第三コーナーを廻って最後の直線。「ゼッケン255、NOZUE SUSUMUさん、ゴールです」と放送。放送を聞いたのか、Kさんがゴールで迎えてくれた。
 ゴールの横手にパソコンとプリンターが置かれ、ランナーのゼッケンを見て完走証を印刷してくれた。「記録2時間34分29秒、418位」とプリントされていた。
着替えをして、靴下を脱ぐと、右足第二指に大きなマメが出来ていた。サービスのトン汁を頂く。
「バス停へ行くシャトルバスは1時に出ます」とKさんが言う。一緒に帰ることにした。
 1時、バスに乗ると、バス停まで10数分だったが、木曾福島行きのバスの出るのが2時半という。バス停のベンチにに腰を下ろしてKさんと雑談。
 「2時間半で完走できなければもう引退と思ってたんです」。と小生。
 「タイムは遅くても走れるうちは走ればいいでしょう」とKさん。
 「四捨五入すれば2時間半で走ったことになるから、もう一度走ることにします。それにしても遅くなりました。65歳までは2時間を切っていたのに。
 名城公園で、朝ジョギングしてると、若いジョガーが追い抜いて行くのですよ。そのスピードを見ると、そんなに早くないのですが、その早くないランナーにぐんぐん離されるので、自分がいかに遅いかわかります」
 
Sさんが来た。民宿で風呂を入浴してきたようだ。「6位に入賞した(60歳以上)」と言う。80歳を越えて元気なものだ。
「あなたの後、歩いているランナーが沢山来た」という。
「私が走り続けたランナーで一番遅かったの。私の後ろは、途中で歩いた選手と言うことです。」
2時半のバスで木曽福島に3時過ぎ着いたが、中津川行きは3時45分。標高が高い所為か寒い。お腹もすいたので、駅前の蕎麦屋に入って暖かいラーメンを食べた。
帰りもワンマンカーで、1時間余、中津川では直ぐ名古屋行きの快速に乗り換えできた。
6時、大曽根駅。ここでKさんと「またどこかで会いましょう」と別れ、6時半帰宅しました。

おんたけ湖マラソン(1)

2012-11-01 | マラソン
おんたけ湖ハーフマラソンを走りました。27日午後家を出て、中央線の大曽根駅から快速中津川行きに乗車、2時前に中津川。次の電車は2:32です。駅前の物産品売り場を冷やかして時間をつぶし、中津川発松本行きに乗りましたが、ワンマンカーです。木曽福島駅に着くまでの駅々は皆無人駅でした。
1時間5分で木曽福島。駅前から王滝行きのバスに。どこまで乗っても200円の町営バスでした。30分余で終点の王滝です。
駅前で「マラソン会場の松原公園はどちらへ行けばいいですか?」と聞くと、「歩くとかなりある。私も行くから乗せてあげる」と地元の人が軽四に載せてくれました。
松原公園の受付で、出場の手続きをして、「民宿ふるさとに予約したのだけど、どちらの方向?」と聞くと地図をくれて「この道を川沿いに行って赤い橋の手前」と教えてくれた。
歩き出したが、なかなか民宿に着かない。コンビニでもあったら、聞いてみようと思うがコンビニもない。5時を過ぎると「秋の陽はつるべ落とし」で暗くなってきて、心細くなった。「予約の電話で聞いたときは公園から直ぐだ、と言っていたが」。そうか!宿の人の「直ぐ」は車で直ぐだの意味だったと気付く。
3km以上歩いたと思うが、暗い中、前方に明かりのついた家が見えてきたので「あの家に入って聞いてみよう」と足を速めた、その家が目的の民宿だった。
風呂に入った後、受付で貰った選手名簿をチェック。
「ハーフでは多分小生が最高齢?」。ところが上には上がいる。78歳が二人いた。

4人の相部屋でした。三重県から来たOさん、東郷町からのMさん、お二人は68歳でハーフに挑戦。もう一人の人、浜松からのSさんは、80歳で5kmに出場とのこと。
4人の平均年齢は73歳。元気人たちだが、まぁ、80歳で国会に出てあわよくば総理をねらうという人もいる世だから、70台でマラソン挑戦は不思議でない。

Oさん、生まれは名古屋の北区だという。
「北区はどのあたり?」と聞くと「柳原」(私の家の近くだ)。「じゃぁ近くに昔、民成紡という会社の工場があったこと知ってる?」。「あぁ知ってる。あの辺でよく遊んだ」。
「その工場の跡地に40年前、高層住宅が建って、その住宅に私が住んでいます」。
Mさんが、「民成紡って豊田紡織じゃない?」と言う。よく知ってるな!まぁ68歳なら知ってて当然か。そのMさん、東海北陸自動車道の開通記念のフルマラソン(多分19年ほど前)で、美濃市から美並村まで往復マラソンを走ったという。「あのマラソンは酷かった!」、「42kmを走った後、ゴールから更衣場まで1km以上歩かされた!」と言う。
「あの時、私も走りました」と小生。
話が弾んだ夕べでした。

明くる28日、起床すると霧雨がふっている。天気予報は昼ごろから雨だったが・・
8時過ぎ宿を出る頃には雨は上がっていた。Oさんの車に乗せてもらい会場へ。真ん中の広場には薪が赤々と燃やされていた。標高が1000m近い。それにお天気が良くないので寒い。焚き火は有難かった。焚き火の近くで、見覚えのある人が来た。
万面に笑みを浮かべて「久しぶりだねぇ」と言う。名古屋北区のKさんだった。お互いハイタッチ!20年ぐらい前、長崎県の対馬マラソンを走りに行ったら、名簿を見て、「同じ北区の人がいる!」とゼッケン番号で探して声をかけて以来の付き合いだ。
最近、あまり大会に出場していないので、「ホントニ久しぶりだ!」
「今日はハーフ?」、「いや10kmです」。「もぅ77になった?」と聞くと「いや76だ」、「「じゃ、私と一緒だ」
白髭をたらしたゼッケン290番の選手が来た。290番は名簿では78歳だ。「ハーフの最高齢の方ですね」と声をかけたら「いや、名簿はミスプリント。68歳です」(続く)

ロンドン女子マラソン

2012-08-07 | マラソン

「ロンドン女子マラソン」を5日夜TVで見ました。

残念ながら日本選手は16位、19位、79位と惨敗でした。

 スタート時、雨が降り出し気温が14度ということですから、体が冷えて選手は大変だったと思います。

前半は5km17分台のゆっくりしたペースで、日本の3選手も、20kmぐらいまでは、先頭Gについていましたが、

後半、スピードが5km16分台に上がると、みるみるうちに置いていかれました。

ケニアの選手(2位)を振り切って優勝したのは、エチオピアの選手でした。

今年の2月丸亀ハーフマラソンに優勝した選手です。デンソーに所属していた(2007)そうです。

丸亀マラソンのコースは、私も3回走りましたが、平坦でとても走りやすいコースですから、

有名選手が大きな大会の前に、調子を確認するために良く出場します。

最近、日本にマラソン留学するケニアやエチオピヤの選手が多いですね。

高橋Qちゃんや野口みずき選手の活躍で、日本のマラソンが注目され、

日本のマラソン練習を学ぶアフリカの選手が多い。練習が同じになれば、日本人は彼ら(彼女ら)に勝てません。

何しろ、ご先祖がライオンと競争していた民族ですから。

というわけで、レースの興味は半減でしたが、

パッキンガム宮殿やトラファルガー広場など、コースのロンドン市内風景を楽しむことは出来ました。



余談です。

イギリスに詳しい同志社大学の浜矩子教授が、5日の中日に面白いエッセイを寄せている。

LIBOR問題に関し、「シテイがシテイでなくなった」と嘆いた後、

ロンドンオリンピックについて、こう述べていました。

【運営上のドジが多々発生するのはいい。これはいたってイギリス的だ。

詰めは甘いが、何とかしのぐ。そこには相変わらずの海賊(英国)魂が生きている。

だが、問題はメダルの数だ。取りすぎている。

勝負にこだわらないのがイギリスらしさのはずである。

負けて喜んだりする自虐性がイギリス的おかしみに通ずる。だが、このところは感じが違う。

勝利を目指してむやみにギラつく。少しそんなイギリスとなっている。

これもやっぱり、一種の自己喪失だ。気になるところ大である。】

というのですが・・・

さくら道ネイチャーラン

2012-04-21 | マラソン
4月の第3土曜日は、「さくら道ネイチャーラン」ウルトラマラソンの日です。

今朝は5時に起床しジョギングがてら、6時名古屋城正門前に行きました。

ちょうど第一陣がスタートするときでした。5分おきに20人ぐらいづつスタートしていきます。

 名古屋城の桜はもう散ってしまいましたが、

ゴールの金澤兼六園の桜が完走するランナーを迎えてくれることでしょう。

それにしても、中部山岳地帯を乗り越えて明日夕刻6時までに金澤まで250kmを駆け抜けようとする。

そんな人たちが100人以上(今年は110人とか)もいることが驚きです。

 カメラに写していたら「おはようございます」と声がかかった。

マラソンの先輩IDEさんです。「ひさしぶりですねぇ」。

彼はいつも5時か6時ごろ名城周辺をジョグしている。

最近の小生は8時ごろ走っているので、最近はすっかりご無沙汰していた。

 「最近、大会に出ていますか?」と聞くと、

「ダメなの。家人を介護しなくちゃならんくなって出られない。もう私も90だから」と言う。

90になって介護されるほうでなく、介護する方なら立派なものだ。

 「僕も年の所為ですっかり遅くなって制限時間のゆるい大会でないと出られなくなりました」

「遅くなっても出られるうちは健康だからいいよ」

 話しているうちに最後の組が通り過ぎたので、ランナーの完走を祈念しつつ、

ジョギングで家に帰りました。(写真:ランナーとIDEさん)


加齢と体力低下

2012-03-13 | マラソン
マラソンの話題をもう一つ。
10年前までは、ハーフ2時間は楽々でした。それが、65歳過ぎて2時間を切れなくなり、74歳以後は2時間20分も難しくなった。走っている本人の意識としては、同じように走っている。わざとゆっくり走るつもりではないのですが・・・
何故、齢を取ると早く走れないのか?以下、私の仮説です。
走るエネルギーは、筋肉細胞の中の化学反応で作り出す。その科学反応の進行速度、いわゆる代謝の速度が遅くなる。いうなれば、細胞の中の時間の流れがゆっくりになる。
http://blog.goo.ne.jp/snozue/d/20111230
 だから、時計の時間は2時間でも、細胞の時間は例えば1時間40分、ということが起きる。
 そして、ハーフは時計の時間では、2時間だったのが、2時間半かかるということになる。・・と考えているのですが、どうでしょうか。
 スポーツ医学での、加齢に伴う体力減少の有力な学説は「筋肉繊維の減少」と理解しますが、どうも、それだけでは説明しきれないと思います。
 私の場合、体重変化は10数年、まったくないし、体脂肪率の上昇もありません。
筋肉が減れば、体重が減るか、その分体脂肪が増えると思うのですが、それはないのです。
 少なくとも、65歳以後のマラソンのスピードの低下(ハーフの2時間が2時間半になるということは20%の速度低下)を筋量の低下だけで説明できないと思います。
 と言って私の仮説が正しいと主張するつもりはありません。
そう考えると、私の体験をうまく説明できると愚考しているだけです。
 加齢に関する科学は、まだ十分解明されていない分野なのでしょうね。


名古屋マラソンを走る

2012-03-12 | マラソン
 11日8時前、名城公園駅から地下鉄に乗りました。「なごやドーム前行き」です。普段は、「大曽根行」と「名城線右回り」だけですが、ドームにイベントがあると、「大曽根行」はもう一つ向こうの「ドーム前行」になります。超満員でした。8時10分、ドーム前駅で降りると、駅のトイレに長蛇の列、大規模のマラソンではトイレがランナーにとって一番の問題ですから、直ぐトイレに並びます。駅を出ると、「ランナーの方はゼッケンを見せてください」とスタッフがマイクで大声を上げている。
 ゼッケンはシャツに付けてバッグの中だ。仕方ないから道端に寄り、上半身裸になってシャツを着た。ゼッケンの点検を済ませて、歩き出したら、直ぐ荷物運搬用のトラックが10台並んでいる。私はNo10のトラックを指定されていた。10台目の傍に行くと、「8時半までに預けてください」と言う。
スタートは10時頃だから、今からシャツ1枚と短パンでは、寒くてキツイと思ったが、「ドームの中にいれば暖房が効いているだろう」と着替えして荷物をトラックに載せた。
その後、ドームの入り口まで行くと「選手はドームに這入らないでください。這入ると9時半まででられません」とスタッフのマイク。
 「10時スタートなら9時半まで中にいようか」と思ったが、「中だと女子マラソンのスタートが見られない(ドーム外でスタート)」と中を諦め、駅とドームを結ぶデッキの道で、日向ぼっこしながら見ていたが、寒かった!
 1万5千人のスタートは凄い!それにしても、42kmを走ろうという女性が1万5千人も集まるなんて、日本の女性は強くなりました。因みに1.5万人は女子マラソンでは世界最大とか。
女子マラソンのスタート後、見ると、イーオンが開店している。店の中なら暖房がきいているだろう、と店に入りベンチに越を下ろして時間を待ちました。10時15分前、そろそろスタートラインに並ぼうと外に出た。小生のゼッケンは「P37970」で、頭のアルファベットの看板の位置に並べという。ところが「P」は一番後。それで分かりました。
 ゼッケン番号は、申し込みのとき「何分で走るか申告させ、その申告タイムの潤に番号をつけ、番号順にアルファベットの看板が並んでいる。私は2時間半で申告したから、最後のグループ。ハーフだけの最後ならいいのですが、10kmも同時スタートで、10km組の一番遅いグループも一緒だから、前に遅い人がいると走りにくい、おまけにハーフと10kmだと2万人のスタートになる、と思ったが、今さら仕方がない。
 10時10分スタート!だけど全然走れない。歩いてスタートラインに着いたのが10分4秒だった。走り出したが、前の人に足が当たりそうで走りにくい。しかし、雲一つない青空で風がない。名古屋は春先風が強いのだが、今日は、無風に近い。これはありがたかった。
 1kmの標識で腕の時計をみたら17分。1km7分でしか走れない。
 今池、桜山を通過、瑞穂区役所辺り、7kmで、58分だった。7kmを1時間で走られれば3倍の21kmは3時間で走れる、と完走を確信した。
 新瑞橋(あらたまばし)までくると、10km組は左折して瑞穂運動場のゴールに向かう。ハーフは右折し、妙音通を堀田に向かう。これからはハーフ組だけで走るから自分のペースで走る。10km手前、ブラザー工業本社前で折り返す。新瑞橋に戻り左折、北に向かう。道路サイドのガソリンスタンドは162~3円になっている。今池を過ぎて内山町で左折。桜通り(100m道路)を西へ。反対側は、女子のフルマラソン組がどんどん走ってくる。しかし、道路幅が広いので、選手の表情までは分からない。腕の時計を見て、これならネットで2時間半ぐらいでいけると考えながら走り続ける。
 伏見通りで「あと1km」の表示。左折して白川公園の横でフィニッシュ。女子フルマラソンの前半のコースを走ったことになります。腕の時計は2時間38分52秒。スタートロスを引いたネットタイムだと2時間29分50秒。まぁ、2時間半で走られれば上出来だと思った。この齢で最後まで走り続けられたのですから、満足です。
公園に入り、記念のタオルを貰い、ランナーズチップ(胸につけたタグ)を返却。荷物を貰い(受け取り場所もたいへんな混雑)着替えしながら、空腹を感じた。「そういえば新聞にはバナナ何万本を用意したとあったが、バナナの顔をみなかったな、速い連中が食べてしまったかな」
出口でミネラルウヲーターとバナナを一本ずつ配っていました。ずいぶん大きなバナンでした。数万本用意してもランナーも数万人ですから、1本ずつに納得!
地下鉄に乗り、名城公園に戻ると、2時でした。大通りはまだフルのランナーが、ぞろぞろ走っています。スタートからもう5時間近いから疲れているだろうな、今頃ここだと、ドームは制限時間ぎりぎりじゃないかな」
帰宅して遅い昼飯を取り、予約録画してあった女子マラソンを見ました。10数年ぶりに外国人に優勝をさらわれましたが、尾崎の第2位、中里の第3位は立派!野口選手の4年ぶりのマラソンの頑張りは凄かった。久しぶりに見応えのあるマラソンでした。
マラソン漬けの一日でした。

名古屋マラソン前日です

2012-03-10 | マラソン


 昨日午後、、雨の中、いつものプールに出かけました。東区スポーツセンターです。

1階がプール、3階は図書館ですが、今日はプールで泳いだあと、2階へ行きました。

11日のシテイマラソンの受付が、9日、10日の二日間、2階で行われているのです。

ゼッケン引換証を、ゼッケン番号別になっている受付に提示すると、ゼッケン、タグ(ゼッケンに付けて、スタート・ゴールの信号をコンピュータに送信する)、選手名簿、荷物入れのバッグ(スタート・ゴールが別地点になるので、スタートで着替え・荷物を預けてゴールまで運んで貰う)、荷物袋用ステッカー・胸に付ける「東日本がんばれ」のシール等をまとめた袋と、スポンサーのメナード化粧品の粗品を貰いました。

会場出口では好みのサイズのTシャツを受け取りました。

例年11月23日に行われていたシテイマラソン、今年から国際女子マラソンと一緒にマラソン・フェステバルとして3月第2日曜になりました。

女子マラソンはエリートランナーだけでなく市民ランナーも参加して女性1万5千人

(世界最大規模の女子マラソンだそうです)が走ります。9時10分のスタートで制限時間は6時間。

シテイマラソンの方は男性9362名、女性6621名、10時10分のスタートで3時間の制限時間。

コースは女子フルマラソンの前半のコース、すなわち名古屋ドームをスタートして白川公園のゴール迄走ります。

そのほか10kmが1万3千人ぐらいですから、まさに、マラソン・フェステバルです。

今回の女子マラソンはオリンピック代表選考の大会にもなりますので、

野口みずき他、尾崎・赤羽・大南姉妹・ヌレデバなどの有名選手が出場するとのこと。

当日の市内は、応援の人波であふれることと思います。


 名古屋シテイマラソンは11年前に走って以来です。これまで制限時間が1時間55分でしたから、65歳を過ぎてからはとても2時間を切れなくなって、出場を諦めていたのです。

今回は3時間が制限ということで、ならば出てみようと出場を決めた次第です。

とは言え、寄る年波は争えず(何しろ喜寿のマラソン)、

とてもマラソンというようなスピードでは走れません。ジョギングです。

でも名古屋の目抜き通りを走る機会は他にないと思いますので、完走さえ出来ればいいと走ります。

因みに近年の春先のハーフの記録を調べてみました。

2010年 玉名(熊本)マラソン 2時間16分22秒

2011年 淀川マラソン     2時間26分47秒

今年は2時間半だったら上出来かな?