<02月19日プレイリスト>
[「ハーモニカで棚からひとつかみ」]
打起精神来(元気を出して)/王心凌 "CYNDI WITH U" '05
WHAMMER JAMMER/J. GEILS BAND
"THE MORNING AFTER" '71
BORN IN CHICAGO/THE PAUL BUTTERFIELD BLUES BAND
"AN ANTHOLOGY" '65('97)
THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'/BOB DYLAN
"THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'" '63
HEART OF GOLD/NEIL YOUNG "HARVEST" '72
ALFIE/STEVIE WONDER "EIVETS REDNOW" '68
WE'LL SEE/JOHN SEBASTIAN "THE FOR OF US" '71
FOREVER FRIENDS/竹内まりや "IMPRESSIONS" '92
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■内容の一部を抜粋
・打起精神来
台湾の王心凌(ワンシンリ)が「元気を出して」を完コピ。
竹内まりやもお気に入り。声がきれい。
・ボブ・ディラン
映画『No Direction Home』が印象深かったのでこのところよく番組でとりあげている。
"国中のお父さん、お母さん/わからないことは批評してはいけない/息子や娘たちはあなたの手には負えないんだ/昔のやり方は急速に消えつつある/新しいものを邪魔しないでほしい/たとえ助けることができなくてもいい/時代は変わりつつあるのだから"
「時代は変わる」の歌詞を引用し、もう親となった今、これが自分にフィードバックするものなのかどうか、なかなか難しいものがあると山下達郎は話す。子どもに媚を売るのも癪にさわるし、The Whoの「My Generation」とかこの曲が複雑な響きを持って胸に迫ってくるんだそうだ。フォークの弾き語りからロックンロールに路線変更した頃のことが『No Direction Home』に描かれているが、その時のバックを務めたのが、The Paul Butterfield Blues Bandだった。
・ニール・ヤング
ハーモニカ特集でまずかけようと思ったのが1曲目のJ. Geils Band(のマジック・ディック)だったが、その後に思いついたのがニール・ヤング。この番組ではほとんどかからないアーティスト。こんな時にしかかけられないと山下達郎は話す。ニール・ヤングのハーモニカといえばこの「Heart Of Gold」か「Helpless」。
・放送700回
以前500回記念として放送したことがあった。しかし後でTOKYO FMのデータ・ベースで調べてみると501回目だった。何度もカウントし直したので間違いない。2月26日に700回を迎える。700回記念スペシャルは「山下達郎ライブ特集」。余裕があれば再来週も。
・ハーモニカ
HONER BLUES HARP(ブルース・ハープ)、HONER SUPER CHROMONICA(クロマチック・ハープ)の画像がオフィシャル・サイトにアップされています。
ブルース・ハープのプレイヤーとして代表的なのがポール・バターフィールド。シカゴ・ブルースのハーピスト(ハープ・プレイヤー)として紹介した。クロマチック・ハープの名手はスティービー・ワンダー。
・La La Means I Love You(Live Version)
ハープ特集で最もリクエストが多かったのが山下達郎の「La La Means I Love You(Live Version)」。しかし曲が長いので来週に先送り、『JOY』じゃないやつをかける予定と明言した。
■今後の予定
02月26日は、700回記念スペシャル「山下達郎ライブ特集」
「ラストワルツ」での「Helpless」、ニール・ヤングがハーモニカの哀愁はいいですね。
ところでハーモニカというと、「ニューポート・フォーク・フェス」で、ディランが客席に向かって「誰かEハーモニカ持っていないかい? Eハーモニカ」と語りかけると、Eハーモニカが投げ入れられるというシーンがあるじゃないですか。あれってやっぱり、やらせっぽいですよね(笑)
異常に早いですよね。1分も経ってないんじゃない。でもやらせなのかな?
『バングラデシュ難民救済コンサート』で「はげしい雨が降る」を演奏した時、昼の部では4拍子だったのに、夜の部では打ち合わせなしに3拍子でディランが歌いはじめたので、リンゴとレオン・ラッセルが慌てたというエピソードを思い出しました。