「Rubber Soul」の聴き比べはまだまだ続きます。今回はノルウェー盤とUKの2ndプレス盤というマト4対決です。
⑦ノルウェー盤(4/4, 165g)
私:このノルウェー盤はUKマザー・マト4です。“ノルウェー盤で「ノルウェーの森」を聴きたい” というほんの思いつきで(笑)2年ほど前に買ったんですが、実はこの盤で初めてマト4の音を聴いたんですよ。あぁ、こんな感じなんか... なるほどね、って感じで。
Sさん:何と贅沢な!(笑)
私:すみませんね、根っからのラウドカット大好き人間なもんで...(笑)
Sさん:これは安心のUKの音ですね。もちろんマト4の音ですけど、やっぱり音質が良いです。
私:音の粒立ちがすごく良いですね。いかがですか... ノルウェー盤で聴くA②「ノルウェーの森」は?
Sさん:ハハハハ... 何とコメントしていいのやら...(笑)
私:マト1とはベース音の太さが違いますが、とてもソリッドな、バランスの良い音ですよね。
Sさん:A⑦「Michelle」のベースもクッキリハッキリと聞こえますね。
私:「With The Beatles」の-7N盤みたいな、絶妙なサウンドバランスですよ。万人にオススメできる音作りだと思います。
Sさん:B⑥「If I Needed Someone」のイントロの入りがジェントルですね。
私:確かに。さっきまでラウドカット盤を立て続けに聴いてきたんで、余計にそう感じるのかもしれません。私はもう完全にラウドカットに耳が慣れてしまってるんで、ちょっと物足りないかな。“ラウドカットに非ずんば「ラバー・ソウル」に非ず” みたいな感じで...(笑)
Sさん:ラウドカットではこの曲のベースがうるさいくらいに鳴り響きますからね。
⑧UKマト4盤(4/4)
Sさん:折角なのでお店にあるUKマト4盤と聴き比べてみますか?
私:おぉ、それは興味深い! ぜひお願いします。
Sさん:(UKマト4盤をかけながら)どうですか?
私:うわぁ、同じマト4マザーなのに聞こえ方がかなり違いますね。
Sさん:UKのマト4はマト1に近い音ですね。ベースの音が深いです。
私:低いところがしっかり出てるからダイナミックなサウンドになってますね。これに比べるとノルウェーの方はソフト・フォーカスに聞こえます。
Sさん:そうそう、鳴り方が優しいですよね。でもマト1と比べるとマト4はベースの音が全然違います。だいぶん抑えてますね。A③「You Won't See Me」なんかめっちゃ自然ですもんね。
私:つまりこれがリアルタイムでイギリスの人たちが聴いてた音なんですね。
Sさん:A④「Nowhere Man」もマト1に比べるとベースがかなり抑えられてるんですが、ある意味これでちょうど良いくらいかもしれませんね。
私:でもちゃんと低域で出るべきところはしっかりと出ているので多分そのあたりのサジ加減が絶妙なんでしょう。それにしても盤質エエですねぇ... (≧▽≦)
Sさん:はい、“とにかく盤質の良いものを!” と仰るお客さんも結構おられますんで。
私:なるほど。UKオリジナル盤でこれほど盤質の良いのをネットで探のは砂漠で針を探すようなもんですからね。A⑦「Michelle」のベースの響き具合も良いですねー
Sさん:これくらいやったら歪まんのかなーっていうラインすれすれかな。
私:いやぁ、これはエエもん聴かせてもらいました。 (つづく)
⑦ノルウェー盤(4/4, 165g)
私:このノルウェー盤はUKマザー・マト4です。“ノルウェー盤で「ノルウェーの森」を聴きたい” というほんの思いつきで(笑)2年ほど前に買ったんですが、実はこの盤で初めてマト4の音を聴いたんですよ。あぁ、こんな感じなんか... なるほどね、って感じで。
Sさん:何と贅沢な!(笑)
私:すみませんね、根っからのラウドカット大好き人間なもんで...(笑)
Sさん:これは安心のUKの音ですね。もちろんマト4の音ですけど、やっぱり音質が良いです。
私:音の粒立ちがすごく良いですね。いかがですか... ノルウェー盤で聴くA②「ノルウェーの森」は?
Sさん:ハハハハ... 何とコメントしていいのやら...(笑)
私:マト1とはベース音の太さが違いますが、とてもソリッドな、バランスの良い音ですよね。
Sさん:A⑦「Michelle」のベースもクッキリハッキリと聞こえますね。
私:「With The Beatles」の-7N盤みたいな、絶妙なサウンドバランスですよ。万人にオススメできる音作りだと思います。
Sさん:B⑥「If I Needed Someone」のイントロの入りがジェントルですね。
私:確かに。さっきまでラウドカット盤を立て続けに聴いてきたんで、余計にそう感じるのかもしれません。私はもう完全にラウドカットに耳が慣れてしまってるんで、ちょっと物足りないかな。“ラウドカットに非ずんば「ラバー・ソウル」に非ず” みたいな感じで...(笑)
Sさん:ラウドカットではこの曲のベースがうるさいくらいに鳴り響きますからね。
⑧UKマト4盤(4/4)
Sさん:折角なのでお店にあるUKマト4盤と聴き比べてみますか?
私:おぉ、それは興味深い! ぜひお願いします。
Sさん:(UKマト4盤をかけながら)どうですか?
私:うわぁ、同じマト4マザーなのに聞こえ方がかなり違いますね。
Sさん:UKのマト4はマト1に近い音ですね。ベースの音が深いです。
私:低いところがしっかり出てるからダイナミックなサウンドになってますね。これに比べるとノルウェーの方はソフト・フォーカスに聞こえます。
Sさん:そうそう、鳴り方が優しいですよね。でもマト1と比べるとマト4はベースの音が全然違います。だいぶん抑えてますね。A③「You Won't See Me」なんかめっちゃ自然ですもんね。
私:つまりこれがリアルタイムでイギリスの人たちが聴いてた音なんですね。
Sさん:A④「Nowhere Man」もマト1に比べるとベースがかなり抑えられてるんですが、ある意味これでちょうど良いくらいかもしれませんね。
私:でもちゃんと低域で出るべきところはしっかりと出ているので多分そのあたりのサジ加減が絶妙なんでしょう。それにしても盤質エエですねぇ... (≧▽≦)
Sさん:はい、“とにかく盤質の良いものを!” と仰るお客さんも結構おられますんで。
私:なるほど。UKオリジナル盤でこれほど盤質の良いのをネットで探のは砂漠で針を探すようなもんですからね。A⑦「Michelle」のベースの響き具合も良いですねー
Sさん:これくらいやったら歪まんのかなーっていうラインすれすれかな。
私:いやぁ、これはエエもん聴かせてもらいました。 (つづく)