「Rubber Soul」のモノラル盤もいよいよ残すところあと2枚... 今回はデンマーク盤とUK盤のマト1・ラウドカット対決です。
⑨デンマーク盤(1/1, 166g)
私:今回はラウドカットの頂上対決と言ってもいい2枚です。まずはデンマーク盤からいきましょか。
Sさん:ベースが凄いな... (≧▽≦)
私:ヘビー級ボクサーのボディー・ブローのようにズンズン腹にきますね。
Sさん:いやぁ、素晴らしいですねぇ... A②「Norwegian Wood」のベースが太いしギターのメリハリも凄いですね。
私:マト1とマト4のベースの違いをここまで暴き出すお店のスピーカーも凄いですよ。
Sさん:私が直したんです。shiotchさんの持ってこられるレコードの重低音に耐えられるように(笑)
私:A④「Nowhere Man」のこのベースの音... 何ですか、これは!(笑) もちろんラウドカットのベース音なんですけど、他の盤よりも明らかに太いですよ。まるで大蛇です(笑) それに一層低いところまで音が鳴ってる感じですね。深い井戸の底からズウゥ~ンと響いてくるような、そんな感じです。
Sさん:今までこのスピーカーから出たことのない最高の音で鳴ってます。
私:盤質極上のラウドカット盤にスピーカーが感激したんとちゃいますか(笑)
Sさん:それにしてもよぉ鳴るなぁ、これ... (≧▽≦) 曲に入るところのベースが何だか待ち構えてたように鳴りますね。
私:す・さ・ま・じ・い!!!
Sさん:こんな音がする装置やないのに...(笑)
私:前回の時点で最高だったインド盤を100点とするとこれは何点くらいでしょう?
Sさん:125点は軽くいってますね。もう “「Rubber Soul」界のニンバス盤” と言ってもエエんとちゃいますか(笑)
私:ニンバス杯争奪戦ですか(笑) いやぁ、これは最高の褒め言葉ですね。
Sさん:A⑦「Michelle」のベースもデカいけど歪んでませんもんね。
私:「Michelle」であろうと何であろうととにかくこの音でいくんや... という感じの鳴りっぷりですね。
Sさん:いやぁ、素晴らしい。素晴らしすぎて言葉が出ません。B②「Girl」のジョンの声も凄い生々しさですね。
私:ジョン、ここに居ますがな!(笑)
Sさん:B③「I'm Looking Through You」のベースも凄いなぁ。普通の盤やったら鳴らん音が鳴ってる感じです。
私:これ終わったらスピーカーを労わってやってくださいね(笑)
Sさん:さっきも言いましたけど、以前shiotchさんが持ってこられたDMM盤をかけた時に音がビリついてたんで直したんですよ。
私:DMMに入ってる低音って人工的というか、血の通ってないアンドロイドみたいな音で、感心はしても感動はしないんですよ。このDK盤は明らかに低音のクオリティーが違いますね。感動がドバーッと押し寄せてきます。
Sさん:B④「In My Life」のスネアの音が他とは違いますね。B⑥「If I Needed Someone」のベースもズウゥ~ンと伸びてますし。サステインが全然違います。
私:B⑦「Run For Your Life」のジョンがめっちゃ元気ですね。ユンケルでも飲んだんちゃうか、っていうくらいキレッキレです。
Sさん:もう拍手するしかないですね。(2人してパチパチパチ...)
⑩UKマト1盤(1/1, 149g)
私:いよいよ最後の1枚まできましたね。真打ちUKラウドカット盤です。
Sさん:これも申し分ないですね。
(2人とも黙って聴き入る... A面が終わって...)
私:これは甲乙付け難いですね。A面同士、B面同士でもっと細かく聴き比べてみましょうか。
(もう一度 DK盤をかける...)
私:DKの方がベースが凄いですね。
Sさん:生々しいですね。ズウゥ~ンと響いてますし、音もクリアーで分離が良いですね。
私:UK、DKと続けて聴くのは私も初めてなんですけど、こうやって聴き比べるとハッキリと違いが分かりますね。DKおそるべし!
Sさん:A②「Norwegian Wood」もA④「Nowhere Man」も、ベースが凄いです。もう笑うしかない...
私:まるで脳ミソにベースのプラグを直結したみたいな感じ...(笑)
Sさん:これはもう別モンですね。こんなベース、このスピーカーで聴いたことないですよ。
私:「Rubber Soul」を10枚聴いてきましたけど、ホンマにこれだけですもんね、こんな音は。
Sさん:突出してますね。A⑤「Think For Yourself」のファズ・ギターがこんなに良い音で聞こえるのはこのレコードだけですよ。他はただ歪ませてるなぁと思うだけで、何でこんな音出してるのかと思ってたんですけど、これを聴くと十分納得の良い音です。
私:A⑦「Michelle」もヘフナーからこんな音が出るんか... っちゅー感じですね。
Sさん:この「Michelle」は甘くないですね。ポールは甘口にしたくなかったからこの音でエエんですよ。
私:「Michelle」のイメージが変わりますね。
Sさん:では次、UKのB面いってみましょか。おぉ、これはA面より音がデカくなりましたね。これは100点満点の音です。
私:この聴き比べシリーズを始めてから気が付いたんですけど、大体B面の方が良い音しますよね。なぜなんでしょう?
Sさん:不思議ですよね。それにしてもこれ以上の音なんて無いんちゃうかと思うくらい良い音で鳴ってますね。
私:このUKのB面は特に良いですね。これやったらDKとかなり良い勝負できるかも。
Sさん:B④「In My Life」の音の響きもキレイですし、B⑦「Run For Your Life」のベースラインなんか気持ち良いですよね。
私:それじゃあ最後にDKのB面をお願いします。(曲が始まる...)う~ん、やっぱり重低音がワンランク違いますね。私なりに点数を付けるとすれば、インドを100点とすると、UK A面105点、UK B面120点、DKは両面とも130点くらいかな。いや、140点かもしれない...
Sさん:すごい...(と絶句)
私:何ちゅう力強い「Girl」や...
Sさん:スネアもすごく効いてますね。「In My Life」のドラムの音もたまりません。
私:さっきDMMを引き合いに出しましたけど、“笑ってしまう音”と“感動して平伏す音”の違いですね。
Sさん:これ聴いてるとビートルズの4人の結びつきが伝わってきますよね。「Revolver」ほど実験的じゃないし。
私:バンドとしての一体感が凄いですよね。
Sさん:いやぁ、エエもん聴かせてもらいました。
私:「Rubber Soul」モノラル盤の最高峰はデンマーク盤ということでご異議ございませんか?
Sさん:ございません!(笑)
⑨デンマーク盤(1/1, 166g)
私:今回はラウドカットの頂上対決と言ってもいい2枚です。まずはデンマーク盤からいきましょか。
Sさん:ベースが凄いな... (≧▽≦)
私:ヘビー級ボクサーのボディー・ブローのようにズンズン腹にきますね。
Sさん:いやぁ、素晴らしいですねぇ... A②「Norwegian Wood」のベースが太いしギターのメリハリも凄いですね。
私:マト1とマト4のベースの違いをここまで暴き出すお店のスピーカーも凄いですよ。
Sさん:私が直したんです。shiotchさんの持ってこられるレコードの重低音に耐えられるように(笑)
私:A④「Nowhere Man」のこのベースの音... 何ですか、これは!(笑) もちろんラウドカットのベース音なんですけど、他の盤よりも明らかに太いですよ。まるで大蛇です(笑) それに一層低いところまで音が鳴ってる感じですね。深い井戸の底からズウゥ~ンと響いてくるような、そんな感じです。
Sさん:今までこのスピーカーから出たことのない最高の音で鳴ってます。
私:盤質極上のラウドカット盤にスピーカーが感激したんとちゃいますか(笑)
Sさん:それにしてもよぉ鳴るなぁ、これ... (≧▽≦) 曲に入るところのベースが何だか待ち構えてたように鳴りますね。
私:す・さ・ま・じ・い!!!
Sさん:こんな音がする装置やないのに...(笑)
私:前回の時点で最高だったインド盤を100点とするとこれは何点くらいでしょう?
Sさん:125点は軽くいってますね。もう “「Rubber Soul」界のニンバス盤” と言ってもエエんとちゃいますか(笑)
私:ニンバス杯争奪戦ですか(笑) いやぁ、これは最高の褒め言葉ですね。
Sさん:A⑦「Michelle」のベースもデカいけど歪んでませんもんね。
私:「Michelle」であろうと何であろうととにかくこの音でいくんや... という感じの鳴りっぷりですね。
Sさん:いやぁ、素晴らしい。素晴らしすぎて言葉が出ません。B②「Girl」のジョンの声も凄い生々しさですね。
私:ジョン、ここに居ますがな!(笑)
Sさん:B③「I'm Looking Through You」のベースも凄いなぁ。普通の盤やったら鳴らん音が鳴ってる感じです。
私:これ終わったらスピーカーを労わってやってくださいね(笑)
Sさん:さっきも言いましたけど、以前shiotchさんが持ってこられたDMM盤をかけた時に音がビリついてたんで直したんですよ。
私:DMMに入ってる低音って人工的というか、血の通ってないアンドロイドみたいな音で、感心はしても感動はしないんですよ。このDK盤は明らかに低音のクオリティーが違いますね。感動がドバーッと押し寄せてきます。
Sさん:B④「In My Life」のスネアの音が他とは違いますね。B⑥「If I Needed Someone」のベースもズウゥ~ンと伸びてますし。サステインが全然違います。
私:B⑦「Run For Your Life」のジョンがめっちゃ元気ですね。ユンケルでも飲んだんちゃうか、っていうくらいキレッキレです。
Sさん:もう拍手するしかないですね。(2人してパチパチパチ...)
⑩UKマト1盤(1/1, 149g)
私:いよいよ最後の1枚まできましたね。真打ちUKラウドカット盤です。
Sさん:これも申し分ないですね。
(2人とも黙って聴き入る... A面が終わって...)
私:これは甲乙付け難いですね。A面同士、B面同士でもっと細かく聴き比べてみましょうか。
(もう一度 DK盤をかける...)
私:DKの方がベースが凄いですね。
Sさん:生々しいですね。ズウゥ~ンと響いてますし、音もクリアーで分離が良いですね。
私:UK、DKと続けて聴くのは私も初めてなんですけど、こうやって聴き比べるとハッキリと違いが分かりますね。DKおそるべし!
Sさん:A②「Norwegian Wood」もA④「Nowhere Man」も、ベースが凄いです。もう笑うしかない...
私:まるで脳ミソにベースのプラグを直結したみたいな感じ...(笑)
Sさん:これはもう別モンですね。こんなベース、このスピーカーで聴いたことないですよ。
私:「Rubber Soul」を10枚聴いてきましたけど、ホンマにこれだけですもんね、こんな音は。
Sさん:突出してますね。A⑤「Think For Yourself」のファズ・ギターがこんなに良い音で聞こえるのはこのレコードだけですよ。他はただ歪ませてるなぁと思うだけで、何でこんな音出してるのかと思ってたんですけど、これを聴くと十分納得の良い音です。
私:A⑦「Michelle」もヘフナーからこんな音が出るんか... っちゅー感じですね。
Sさん:この「Michelle」は甘くないですね。ポールは甘口にしたくなかったからこの音でエエんですよ。
私:「Michelle」のイメージが変わりますね。
Sさん:では次、UKのB面いってみましょか。おぉ、これはA面より音がデカくなりましたね。これは100点満点の音です。
私:この聴き比べシリーズを始めてから気が付いたんですけど、大体B面の方が良い音しますよね。なぜなんでしょう?
Sさん:不思議ですよね。それにしてもこれ以上の音なんて無いんちゃうかと思うくらい良い音で鳴ってますね。
私:このUKのB面は特に良いですね。これやったらDKとかなり良い勝負できるかも。
Sさん:B④「In My Life」の音の響きもキレイですし、B⑦「Run For Your Life」のベースラインなんか気持ち良いですよね。
私:それじゃあ最後にDKのB面をお願いします。(曲が始まる...)う~ん、やっぱり重低音がワンランク違いますね。私なりに点数を付けるとすれば、インドを100点とすると、UK A面105点、UK B面120点、DKは両面とも130点くらいかな。いや、140点かもしれない...
Sさん:すごい...(と絶句)
私:何ちゅう力強い「Girl」や...
Sさん:スネアもすごく効いてますね。「In My Life」のドラムの音もたまりません。
私:さっきDMMを引き合いに出しましたけど、“笑ってしまう音”と“感動して平伏す音”の違いですね。
Sさん:これ聴いてるとビートルズの4人の結びつきが伝わってきますよね。「Revolver」ほど実験的じゃないし。
私:バンドとしての一体感が凄いですよね。
Sさん:いやぁ、エエもん聴かせてもらいました。
私:「Rubber Soul」モノラル盤の最高峰はデンマーク盤ということでご異議ございませんか?
Sさん:ございません!(笑)