shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

【サプライズ】ポールのロンドン公演にリンゴ登場!!!

2018-12-18 | Paul McCartney
 ポールのフレッシュンアップ・ツアーは日本での4公演を終えた後、半月ほどのインターバルを置いて11月の末からヨーロッパ・レグに突入。フランス、デンマーク、ポーランド、オーストリアときていよいよ母国イギリスに凱旋、12日のリヴァプール、14日のグラスゴーに続いて16日のロンドン O2アリーナがポールにとって2018年最後のライヴというワケだ。
 私はイギリスまでポールを追っかけて行きたい気持ちをグッと抑えながら毎日 YouTubeでポールのライヴ映像をチェックしていたのだが、12日のリヴァプール公演では地元の子供たち(LIPA Youth Choir)をステージに上げて「ワンダフル・クリスマスタイム」を歌うというサプライズ演出があってめっちゃ羨ましい想いをしたところだった。
Paul McCartney - Wonderful Christmas Time (Liverpool 2018) with LIPA youth choir


 しかし千秋楽のロンドンO2アリーナではそれとは比べものにならないくらい超ド級のビッグ・サプライズが用意されていた。アンコールで「バースデー」に続いて「ワンダフル・クリスマスタイム」を子供達(←ここではCapital Children's Choir)と一緒にポールが歌い終えると、ステージにもう1台のドラム・キットが運び込まれたのだ。
 まず “We've got a little surprise for you. It's a surprise for us, actually, it only happened today. First of all, I'd like to introduce the fantastic member of the Rolling Stones, Ronnie Wood!” とポールがロニー・ウッドを呼び込む(←確か2011年のオン・ザ・ラン・ツアーの時もO2アリーナでロニーが飛び入りして「ゲット・バック」演ったよな...)。そしてもう一人... “Ladies and gentlemen, the ever-fantastic Mr. Ringo Starr!” というポールの紹介とともに、な、な、なんとリンゴが駆け足でステージに登場。ロニーやポールとハグを交わすと割れんばかりの大歓声で迎えるオーディエンスにピース・サインで応えた後、ドラムセットの前に座って刻み始めたのは “タッタカ タッタカ~♪” というあのリズム... 「ゲット・バック」だ! うわ~、コレはたまらん! ヤバい、ヤバすぎる... (≧▽≦) 70歳を過ぎた3人が生み出すこのグルーヴ... 最高ではないか! ヘフナー・ベースを抱えて歌うポールの後ろでタイトなリズムを刻むリンゴ... ビートルズ・ファンはこの絵だけで飯3杯は食えるんやで。
 演奏を終えたリンゴがポールやロニーと抱擁を交わした後、オーディエンスに向かって “I don't know about you, but that was a thrill for me!” と叫んでいたのも印象的で、観客もリンゴ・コールで応えていた。それにしても1年の最後の最後にホンマにエエもん観れましたわ。ポールとリンゴに感謝!!!
 余談だが、YouTubeでこの動画を満喫してルンルン気分で下へ降りると、何と台所でオカンが黄色いリンゴをむいていた(←これホンマの話です!)。“このリンゴ、めっちゃ甘いで。食べるか?” “もらうわ。リンゴ最高や(^.^)”
Paul McCartney & Ringo Starr & Ronnie Wood - Get Back [Live at O2 Arena, London - 16-12-2018]


↓別アングル2連発! “Amazing!” とか “Oh my God!” とか観客のコーフンがハンパない
Ringo Starr and Ronnie Wood join Paul McCartney on stage to perform Get Back at London O2

Paul McCartney, Ringo Starr, Ronnie Wood - Get Back - London O2 16th December 2018