shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

リトグラフを飾ってテンション上がった(^.^)

2018-12-14 | Paul McCartney
 日が短くなったせいか12月に入ってから時が経つのが特に速く感じられ、気がつけば今年も残すところあと僅か。仕事の方もようやく一段落して時間の余裕が出来てきたので、先月買ったポールのリトグラフを部屋に飾ることにした。両国リトグラフ(限定400)の方は当日売り切れで買えなかったのだが、あの浮世絵ヴァージョンのポールがどうしても欲しくて後日メルカリで首尾良くゲット。現地で買えた名古屋リトグラフ(限定700)と2枚並べてリビングにドドーン!と飾ってやろうと考えたのだ。
 このリトグラフは額に入れて飾るのが良さそうに思えるのだが、具体的に何をどーすればいいのかがよく分からない。というワケで、職場で絵に詳しい同僚に “リトグラフ買ったんで部屋に飾りたいんやけど、額縁ってどこで買えばいいの?” と尋ねたところ、“画材屋さんに行って頼めばちゃーんと額装してくれはりますよ。” とのこと。へぇ~、「額装」っていうんか... 「画材屋」っていう言葉も初めて聞いたわ... やっぱり詳しい人に聞くのが手っ取り早いなぁ... と感心していると “で、誰の作品を買われたんですか?” と聞かれたので待ってましたとばかりに “ポール・マッカートニー!” とドヤ顔で答えると “ビートルズの?” と怪訝な顔をされてしまった。あのなぁ、このワシがピカソやゴッホを飾るわけないやろが...(笑)
 早速 “画材屋 / 奈良” で検索。3つほどお店が出てきたのでそれぞれのHPをチェックすると “額装は作品創りの最終過程であり、額縁は作品の衣装です。額縁によって作品の雰囲気が大きく変わり、作品の価値を更に高めてくれます。” と書いてある。う~ん、確かに。何ちゅーても気品溢れる英国紳士、サー・ポール・マッカートニー様やからね(^.^)  それと、額と絵の間にマットという化粧厚紙を入れるということも恥ずかしながら初めて知った。リトグラフ1枚飾るのも中々大変そうだ。私は取りあえず一番コスパが良さそうな「ガクブチの大和」というお店に行ってみることにした。
 しかし一旦行くと決めたらもう頭の中は額縁のことで一杯で仕事どころではない。結局私はおとなしく週末まで待つことが出来ず、その次の日に昼から有休を取り(←もう有休ほとんど残ってない...)、2枚のリトグラフ持参でお店に直行した。中に入るとかなり年配のおばちゃんが一人でテキパキとお客の応対をしておられる。画材屋初体験の私が恐る恐る “あの~、このリトグラフを額装してもらえますか?” と言いながら絵を見せると “あれまぁ、ビートルズやね。で、額の色はどうします? デザインの希望とかありますか? ガラスとアクリルありますけどどっちにします? ご予算はどのくらい?” と矢継ぎ早に質問されてタジタジ(*_*)
 開き直った私が “絵に関しては全くのド素人なので色もデザインも全てお任せします。とにかくカッコ良く仕上げて下さい。” と言うと “そうやねぇ...” と言いながらササッとサイズを測り、奥の方から2枚の額縁を持ってこられた。おぉ、色もデザインもぴったりだ。めっちゃカッコエエやん... と喜んでいると “サイズが中途半端なので上と下それぞれ2ミリずつ切ることになるけどいいですか?” と仰る。“えっ、コレを切ってまうんか?” と思わず絶句する私。すると近くにいたこの店の常連らしきおばちゃんが “切ったらアカンて! せっかくの絵やのに、ねぇ。切るのはもったいないわ。” と加勢(笑)してくれたので、思い切って “額縁を一回り大きなサイズにして、絵のまわりに白いマット紙をあてがっていただけませんか?” と言うと、“ちょっと高くなるけど、いい?” と言いながら奥から別の額縁を持ってこられた。おぉ、こげ茶色の額縁が両国ポールのデザインにめっちゃ合うとるやん...(^.^)  これは完璧やね! もう一方の名古屋ポールはデザイン的に上下2ミリずつ切っても問題なさそうだったので、元の大きさの方をオーダー。黒が効いた配色のデザインが黒ブチと絶妙にマッチしている。
 アクリルとガラスは軽いアクリルの方が1,000円高くなるとのことだがここは迷わずアクリルをチョイス。結局名古屋ポールの方が4,500円、両国ポールの方が5,500円で、2枚併せて1万円ポッキリで極上の額装が完成ヽ(^o^)丿 仕上がりまでに数日かかるとのことだったので、会計を済ませてルンルン気分でお店を後にした。
 後日、出来上がった額を受け取りに行ったのだが、お店で完成品を見せられた時に思わず “うわぁ~、めっちゃカッコエエわ(≧▽≦)” と声を上げてしまうくらい素晴らしい仕上がりで、おばちゃんに丁重にお礼を言って速攻で帰宅し、あらかじめ決めておいたリビングの特等席に2枚を飾ると部屋の雰囲気にジャストフィット。もうテンション上がりまくりで気分はすっかりビートルズ・ミュージアムだ。綺麗に額装されたリトグラフを眺めながらポール来日公演の思い出に浸る喜びはまさに priceless!!