今日はイエロー・モンキー祭りをお休みしてグラミー賞のポール・マッカートニーだ。グラミーと言えば、80年代ポップス華やかなりし頃はこの季節になるとアメリカン・ミュージック・アウォードと連チャンで大コーフンしながらTVに釘付けになったものだったが、90年代以降はグラミー賞と言われても完全に他人事になっていて、全然見る気すら起こらなかった。
ところが、さっきネット・サーフィンしていたらシネマ・トゥディというサイトの “ポール・マッカートニー、グラミー賞をザ・ビートルズの名曲で締めくくる! ブルース・スプリングスティーンらとギター競演!” という見出しが目に飛び込んできてビックリ(゜o゜) ポールがグラミーに出演??? コレはエライコッチャである。ハッキリ言ってグラミー賞なんかどうでもいいが(←興味本位でノミネートされたアーティスト一覧を見てみたが、見事に1人も知らんかった... レディー・ガガは辛うじて名前だけ知ってる... というか、黒柳徹子のコスプレと志村けんのモノマネだけ写真で見たことある...)、ポールが出たとなれば、これは見ないワケにはいかない。
急いで検索してみると、ありましたがな、キレイな映像が!!! さすがは YouTube、ホンマに何でもありますな...(^.^) 早速視聴。曲はアビー・ロードB面ラストのメドレー「ゴールデン・スランバーズ~キャリー・ザット・ウエイト~ジ・エンド」だ。中でも圧巻だったのがブルース・スプリングスティーンやジョー・ウォルシュらを従えて伝説のギター・バトルを再現した「ジ・エンド」で、ギブソンのレスポールを持ったポール(←ダジャレじゃありません...)のソロには涙ちょちょぎれるし、他のメンバーに “ハイ、次はオマエ!” “今度はオマエな!” とソロを指名していくところなんかは実に絵になるシーンで、何よりも心底楽しそうにプレイしているところがいい(^o^)丿 まぁコレを聴いているとギタリストとしての当時のジョン、ポール、ジョージのプレイが如何にクリエイティヴで凄いものだったかを改めて思い知らされるが...(笑)
ポールは銭ゲバの前妻と揉めている時は正直老けたなぁと思ったものだったが、今は新しい伴侶を得てとっても幸せそうで何だか若返った感じ。 “オンナはいつも オトコで決まる~♪” と歌ったのは小山ルミだが、ポールを見ているとその逆もまた真ナリを痛感させられる。とにかくファンとしては一安心だ。それにしてもポールってもうすぐ70歳(!)だというのに、スーパースターのオーラが他を圧倒している感じがする。あのスプリングスティーンですら小さく見えてしまうのだからやっぱり凄いわ(≧▽≦)
ポールと言えば、ハロルド・アーレンやアーヴィング・バーリン、フランク・レッサーといったティン・パン・アレーの作曲家たちの名曲、それもかなり渋~いナンバーを中心にカヴァーしたニュー・アルバム「Kisses On The Bottom」を先週リリースしたばかり。そんな古いスタンダード・ナンバー中心のカヴァー・アルバムの中にさりげなく入れられたジャジーな新曲の一つが「マイ・ヴァレンタイン」(←shoppgirl姐さんのブログでも早速取り上げられてましたので、そちらも是非ご覧下さい...)だ。今年はビートルズがデビューしてから50周年の節目の年ということでただでさえ注目が集まっているところに、ヴァレンタイン・デーを目前に控えたグラミー賞の大舞台で「マイ・ヴァレンタイン」という新曲を披露したのだからこれ以上の宣伝効果はないだろう。
YouTube の関連動画で見つけたポールのインタビューで、アルバム・タイトルに関する面白いエピソードが語られていたので早速貼り付け。私も最初「Kisses On The Bottom」と聞いて “尻にキス??? 何じゃそりゃ???” と訝しく思ったのだが、このインタビューを見てその謎が解けた。要約すると “最初はアルバム・タイトルを「マイ・ヴァレンタイン」にするつもりだったんだけど、考え直したんだ。だってそれじゃあヴァレンタインデーの時だけの季節限定商品(←例えるならフィル・スペクターのクリスマス・アルバムみたいなモンか...)になってしまうからね。だから「You're My Baby」とか「Swing With Me」みたいな古典的なタイトルにしようと思ったんだ。で、思いついたのが「Kisses On The Bottom」だったんだけど、最初はもう大反対されたね。でもコレにはちゃーんした理由があるんだよ。コレはアルバム1曲目の「I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter」という曲の歌詞の一節から取ったもので kisses on the bottom... of a letter という意味(←イギリスには親しい者同士で手紙の最後の行にキスを意味する xxx マークを入れる風習があるらしい...)なんだ。こう言うと皆納得してくれるんだけど、まぁ一種のジョークみたいなもんさ。” とのこと。ポールの遊び心は健在だ。
それと、このアルバムはあのダイアナ・クラールが全面的にバックアップしているのだが、彼女のバンドのベーシストであるジョン・クレイトン(←モンティー・アレキサンダーの「モントルー・ライヴ」のベーシスト!)とのコラボレーションにも言及、二人でその場で即興的に曲を仕上げていく作業方法がとても楽しくてビートルズ時代を思い出させてくれるものだったとのことで、 “まさにジョンとポールさ。今回はジョンはジョンでもクレイトンだけどね...” とご満悦の様子である。
このアルバムの通常盤は14曲入りなのだが、私は「バック・トゥ・ジ・エッグ」のラストに収められていた「ベイビーズ・リクエスト」(←ポールのオリジナル曲の中で最もジャジーなナンバーで、私の超愛聴曲!)の再録ヴァージョンとスタンダードの大名曲「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」の2曲のボートラを含む16曲入り UK デラックス・エディションがイギリスから届くのを首を長~くして待っているところだ。早く来い来い UK 盤♪
Grammy's 2012 - Paul McCartney - Golden Slumbers - Carry That Weight - The End
Sir Paul McCartney on His New Song "My Valentine" (at iHeartRadio)
Grammy's 2012 - Paul McCartney - My Valentine
ところが、さっきネット・サーフィンしていたらシネマ・トゥディというサイトの “ポール・マッカートニー、グラミー賞をザ・ビートルズの名曲で締めくくる! ブルース・スプリングスティーンらとギター競演!” という見出しが目に飛び込んできてビックリ(゜o゜) ポールがグラミーに出演??? コレはエライコッチャである。ハッキリ言ってグラミー賞なんかどうでもいいが(←興味本位でノミネートされたアーティスト一覧を見てみたが、見事に1人も知らんかった... レディー・ガガは辛うじて名前だけ知ってる... というか、黒柳徹子のコスプレと志村けんのモノマネだけ写真で見たことある...)、ポールが出たとなれば、これは見ないワケにはいかない。
急いで検索してみると、ありましたがな、キレイな映像が!!! さすがは YouTube、ホンマに何でもありますな...(^.^) 早速視聴。曲はアビー・ロードB面ラストのメドレー「ゴールデン・スランバーズ~キャリー・ザット・ウエイト~ジ・エンド」だ。中でも圧巻だったのがブルース・スプリングスティーンやジョー・ウォルシュらを従えて伝説のギター・バトルを再現した「ジ・エンド」で、ギブソンのレスポールを持ったポール(←ダジャレじゃありません...)のソロには涙ちょちょぎれるし、他のメンバーに “ハイ、次はオマエ!” “今度はオマエな!” とソロを指名していくところなんかは実に絵になるシーンで、何よりも心底楽しそうにプレイしているところがいい(^o^)丿 まぁコレを聴いているとギタリストとしての当時のジョン、ポール、ジョージのプレイが如何にクリエイティヴで凄いものだったかを改めて思い知らされるが...(笑)
ポールは銭ゲバの前妻と揉めている時は正直老けたなぁと思ったものだったが、今は新しい伴侶を得てとっても幸せそうで何だか若返った感じ。 “オンナはいつも オトコで決まる~♪” と歌ったのは小山ルミだが、ポールを見ているとその逆もまた真ナリを痛感させられる。とにかくファンとしては一安心だ。それにしてもポールってもうすぐ70歳(!)だというのに、スーパースターのオーラが他を圧倒している感じがする。あのスプリングスティーンですら小さく見えてしまうのだからやっぱり凄いわ(≧▽≦)
ポールと言えば、ハロルド・アーレンやアーヴィング・バーリン、フランク・レッサーといったティン・パン・アレーの作曲家たちの名曲、それもかなり渋~いナンバーを中心にカヴァーしたニュー・アルバム「Kisses On The Bottom」を先週リリースしたばかり。そんな古いスタンダード・ナンバー中心のカヴァー・アルバムの中にさりげなく入れられたジャジーな新曲の一つが「マイ・ヴァレンタイン」(←shoppgirl姐さんのブログでも早速取り上げられてましたので、そちらも是非ご覧下さい...)だ。今年はビートルズがデビューしてから50周年の節目の年ということでただでさえ注目が集まっているところに、ヴァレンタイン・デーを目前に控えたグラミー賞の大舞台で「マイ・ヴァレンタイン」という新曲を披露したのだからこれ以上の宣伝効果はないだろう。
YouTube の関連動画で見つけたポールのインタビューで、アルバム・タイトルに関する面白いエピソードが語られていたので早速貼り付け。私も最初「Kisses On The Bottom」と聞いて “尻にキス??? 何じゃそりゃ???” と訝しく思ったのだが、このインタビューを見てその謎が解けた。要約すると “最初はアルバム・タイトルを「マイ・ヴァレンタイン」にするつもりだったんだけど、考え直したんだ。だってそれじゃあヴァレンタインデーの時だけの季節限定商品(←例えるならフィル・スペクターのクリスマス・アルバムみたいなモンか...)になってしまうからね。だから「You're My Baby」とか「Swing With Me」みたいな古典的なタイトルにしようと思ったんだ。で、思いついたのが「Kisses On The Bottom」だったんだけど、最初はもう大反対されたね。でもコレにはちゃーんした理由があるんだよ。コレはアルバム1曲目の「I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter」という曲の歌詞の一節から取ったもので kisses on the bottom... of a letter という意味(←イギリスには親しい者同士で手紙の最後の行にキスを意味する xxx マークを入れる風習があるらしい...)なんだ。こう言うと皆納得してくれるんだけど、まぁ一種のジョークみたいなもんさ。” とのこと。ポールの遊び心は健在だ。
それと、このアルバムはあのダイアナ・クラールが全面的にバックアップしているのだが、彼女のバンドのベーシストであるジョン・クレイトン(←モンティー・アレキサンダーの「モントルー・ライヴ」のベーシスト!)とのコラボレーションにも言及、二人でその場で即興的に曲を仕上げていく作業方法がとても楽しくてビートルズ時代を思い出させてくれるものだったとのことで、 “まさにジョンとポールさ。今回はジョンはジョンでもクレイトンだけどね...” とご満悦の様子である。
このアルバムの通常盤は14曲入りなのだが、私は「バック・トゥ・ジ・エッグ」のラストに収められていた「ベイビーズ・リクエスト」(←ポールのオリジナル曲の中で最もジャジーなナンバーで、私の超愛聴曲!)の再録ヴァージョンとスタンダードの大名曲「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」の2曲のボートラを含む16曲入り UK デラックス・エディションがイギリスから届くのを首を長~くして待っているところだ。早く来い来い UK 盤♪
Grammy's 2012 - Paul McCartney - Golden Slumbers - Carry That Weight - The End
Sir Paul McCartney on His New Song "My Valentine" (at iHeartRadio)
Grammy's 2012 - Paul McCartney - My Valentine