つい最近「苦い蜜~消えたレコード~」という DVDをレンタルした。私は音楽と同じく映画も分かりやすいものが大好きで、いつも借りるのはほとんどがヤクザ映画(笑) それ以外は宇宙物かジブリ/ピクサー系と、要するに単純な内容の DVD ばかりなのだが、この「苦い蜜」は何と推理ミステリー物である。普段なら目もくれない難解な分野なのだが、副題の「消えたレコード」にご注目。これは何とビートルズのブッチャー・カヴァー盗難事件を扱った映画なんである。去年の夏頃に 901 さんからこの映画のことを教えていただいて以来ずーっと気になっていたもので、この2月にやっとレンタル解禁となり、私はワクワクしながら借りてきた。
しかし実際に見てみると単なる窃盗事件の謎解きドラマで、別にビートルズのレコードがどうこうというマニアックな内容ではなかった。最後のオチの付け方もイマイチ納得がいかないし、役者がセリフを言うのにいちいち立ち上がってグルグル歩き回りながら大声を張り上げて話すというまるで舞台芝居みたいな作り方も胡散臭い。まぁブッチャー・カヴァーが話に登場するということで、ビートルズ好きのミステリー・ファンなら楽しめるかもしれない。
ブッチャー・カヴァーと言えば、以前このブログで取り上げた時に “聴かずに見るだけのレコードがあってもいいではないか” という趣旨のことを書いた。要するにジャケ買い盤である。私が好きなのはセクシーな美女をフィーチャーした、いわゆるひとつの cheesecake cover 盤と、有名なジャケットを面白おかしくパロッたパロジャケ盤で、ジャケット・デザインが気に入れば中身が少々アレでも値段が安ければ買ってしまう。まぁ気に入った絵画を買うのと同じような感覚だ。
そんな私をますますパロジャケ収集にのめり込ませたのがビートルズのトリビュート盤だった。その筋のアルバムは何かしらビートルズのオリジナルを想起させるジャケット・デザインの物が多く、横断歩道を渡ったり、メンバーを囲むようにしてたくさんの人間を登場させたり、モノクロのハーフ・シャドウでメンバーの顔が写っていたりと、遊び心満載のデザインがビートルマニアの好奇心をビンビン刺激する。そんなある時、私はネットで「レコジャケ・ジャンキー」という本の存在を知り、何となく面白そうだったので試しに買ってみることにした。
この本はビートルズを中心に、ストーンズ、ピンフロ、ゼッペリン、プレスリーといったロック関係からエヴァンスやロリンズといったジャズ関係まで、様々なパロジャケがドーン!とオール・カラーで紹介されており、私なんかもう見ているだけで楽しくなってしまう。特にビートルズのパロジャケは可能な限り集めるようにしてきたので持っている盤も多かったが、中には初めて見る盤もあり、 “へぇ~こんなんあるんや...(゜o゜)” という感じで興味を引かれた盤をネットで探したりしたものだった。
そんな中で私が何としても手に入れたかったのが「リヴォルヴァー」をパロッたこのジャケット。 Bartlebees というバンドの「What Is It All About?」というアルバムなのだが、4人の顔の代わりに可愛いクマのイラストというのが面白すぎる(^o^)丿 レーベル名が Little Teddy ということでクマになったらしいが、この手のゆるキャラ(?)が大好きな私はぜひコレを部屋に飾りたいと思い、ネットで捜索を開始した。
ヤフオクには全然出ておらず、eBay で1件だけヒットしたが、即決$30.00はいくら何でも高すぎる。そこで一計を案じ、google で画像検索してみると九州のレコ屋の通販で900円というのを発見。送料込みでも1,200円なら十分お買い得だ。みずてん買い盤は出来るだけ安く買うに越したことはない。
実際にLPサイズの現物で見る “リヴォクマー・ジャケット” は本で見るよりも遥かにインパクト大。ポールを始めブライアン・ジョーンズ、ビル・ワイマンといったミュージシャンから、サンダーバードの人形やヴェルヴェット・アンダーグラウンドのバナナに至るまで、摩訶不思議なコラージュも面白い。
中身の音楽はいわゆるひとつのネオアコ系ギター・ポップなのだが、ヴォーカリストの声質がどうしても好きになれないのでパス(笑) 去勢されたボブ・ゲルドフみたいな声で凡庸な曲をブツブツ歌われても面白くも何ともない。ということで、このレコードは中身を抜いてジャケットだけを部屋に飾っている。それにしてもこのゆる~いクマさんのイラスト、ホンマに気持ちが和むなぁ...(^.^)
※今日は推薦曲はありません...
しかし実際に見てみると単なる窃盗事件の謎解きドラマで、別にビートルズのレコードがどうこうというマニアックな内容ではなかった。最後のオチの付け方もイマイチ納得がいかないし、役者がセリフを言うのにいちいち立ち上がってグルグル歩き回りながら大声を張り上げて話すというまるで舞台芝居みたいな作り方も胡散臭い。まぁブッチャー・カヴァーが話に登場するということで、ビートルズ好きのミステリー・ファンなら楽しめるかもしれない。
ブッチャー・カヴァーと言えば、以前このブログで取り上げた時に “聴かずに見るだけのレコードがあってもいいではないか” という趣旨のことを書いた。要するにジャケ買い盤である。私が好きなのはセクシーな美女をフィーチャーした、いわゆるひとつの cheesecake cover 盤と、有名なジャケットを面白おかしくパロッたパロジャケ盤で、ジャケット・デザインが気に入れば中身が少々アレでも値段が安ければ買ってしまう。まぁ気に入った絵画を買うのと同じような感覚だ。
そんな私をますますパロジャケ収集にのめり込ませたのがビートルズのトリビュート盤だった。その筋のアルバムは何かしらビートルズのオリジナルを想起させるジャケット・デザインの物が多く、横断歩道を渡ったり、メンバーを囲むようにしてたくさんの人間を登場させたり、モノクロのハーフ・シャドウでメンバーの顔が写っていたりと、遊び心満載のデザインがビートルマニアの好奇心をビンビン刺激する。そんなある時、私はネットで「レコジャケ・ジャンキー」という本の存在を知り、何となく面白そうだったので試しに買ってみることにした。
この本はビートルズを中心に、ストーンズ、ピンフロ、ゼッペリン、プレスリーといったロック関係からエヴァンスやロリンズといったジャズ関係まで、様々なパロジャケがドーン!とオール・カラーで紹介されており、私なんかもう見ているだけで楽しくなってしまう。特にビートルズのパロジャケは可能な限り集めるようにしてきたので持っている盤も多かったが、中には初めて見る盤もあり、 “へぇ~こんなんあるんや...(゜o゜)” という感じで興味を引かれた盤をネットで探したりしたものだった。
そんな中で私が何としても手に入れたかったのが「リヴォルヴァー」をパロッたこのジャケット。 Bartlebees というバンドの「What Is It All About?」というアルバムなのだが、4人の顔の代わりに可愛いクマのイラストというのが面白すぎる(^o^)丿 レーベル名が Little Teddy ということでクマになったらしいが、この手のゆるキャラ(?)が大好きな私はぜひコレを部屋に飾りたいと思い、ネットで捜索を開始した。
ヤフオクには全然出ておらず、eBay で1件だけヒットしたが、即決$30.00はいくら何でも高すぎる。そこで一計を案じ、google で画像検索してみると九州のレコ屋の通販で900円というのを発見。送料込みでも1,200円なら十分お買い得だ。みずてん買い盤は出来るだけ安く買うに越したことはない。
実際にLPサイズの現物で見る “リヴォクマー・ジャケット” は本で見るよりも遥かにインパクト大。ポールを始めブライアン・ジョーンズ、ビル・ワイマンといったミュージシャンから、サンダーバードの人形やヴェルヴェット・アンダーグラウンドのバナナに至るまで、摩訶不思議なコラージュも面白い。
中身の音楽はいわゆるひとつのネオアコ系ギター・ポップなのだが、ヴォーカリストの声質がどうしても好きになれないのでパス(笑) 去勢されたボブ・ゲルドフみたいな声で凡庸な曲をブツブツ歌われても面白くも何ともない。ということで、このレコードは中身を抜いてジャケットだけを部屋に飾っている。それにしてもこのゆる~いクマさんのイラスト、ホンマに気持ちが和むなぁ...(^.^)
※今日は推薦曲はありません...