とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

アメリカ視察(その7)コシヒカリ生産農場

2008年06月05日 | インポート

Photo  アメリカの中央に位置するアーカンソー州の州都、リトルロックについた。アーカンソー州は農業が最大の産業で、家畜関連産業は州の63パーセントを占める。特に、米の生産量は全米一であり興味のある視察地である。アーカンソー州農務長官を表敬訪問し、州の農業戦略をお聞きした。長官招待の昼食会も設定してくださり、自ら運転して昼食会場に入り同席してくれた。何でも話せる気さくな方だった。
 長官の紹介で、コシヒカリを生産しているイズベル農場を視察する事になっている。その前に、市内のスーパーを視察した。私は、米の売り場に行って見た。たくさんの種類の米が、500グラム単位で陳列されており、米の消費の多さを示している。コシヒカリではなく、品種は確認出来なかったが、500グラムで95セント位。日本円で100円くらいだ。60キロに換算すると、1万2000円である。
 イズベル農場に着いた。経営規模は1000haで殆どがコシヒカリで、ジャポニカ米しか作っていない。現地のコシヒカリを試食させてくれた。炊飯器はナショナル、テレビはソニーだった。日本のコシヒカリの粘り、歯ごたえ、甘みは同じである。ただ鼻に「ツーン」と来るので、精米の時期を聞いてみたら、1年前だと言う。「日本に輸出をするのですか」と訪ねたら、国内需要でいっぱいだと言う。アメリカの食料事情も変わってきているみたいだ。栽培方法は、次回で報告する。

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