とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

「百聞は一見にしかず」先進地に学べ

2009年12月31日 | インポート

005 平成21年も今日で終る。不況の厳しさは日ごとに強まっているように感じる。身近にも、失業中という中高年者が続出しているし、都会で失業した若者が、故郷庄内に帰ってる方も耳にする。定年退職者60歳はまだ若い。第二の職場で充分働ける年齢である。どこかが前とは違う。どこかが狂っているとしか表現が出来ない。
 でも庄内は、持ち家率が高く住むところが無い現象は、あまり聞かないので、テレビで報道されているテント村や炊き出しボランテアのような現象には至ってない。何とかがんばりながら、どこか明るく誰かのせいにはしない気質に救われているように思える。政治がこれらに答えなければ、何のために政治なのか。国民はいつまでも黙ってはいない。
 今年は、知事選、遊佐町長選、衆議院選、酒田市長選、酒田市議選があった。中でも衆議院選は、劇的な変革を求められた。政権交代が現実のものとなり、日本の混迷は当分尾を引きそうだ。今最大の課題は、雇用の拡大と安定である。刹那的に現金を配ることではない。そんな金があるのなら、企業の設備投資にまわす政策が欲しい。法人税減税で産業の空洞化を防いで欲しい。国家戦略なき飴玉政策はたくさんだ。
 今年も全国を飛び回った。何か糸口はないのか必死だった。京都、大阪には先進的な物作りに挑戦している会社が多く見られた。山形県ものんびりしないで「百聞は一見にしかず」来年こそは、目に見える形を残したいものだ。
 良いお年を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

届かなかった「ユアサ」への想い

2009年12月23日 | インポート

005  21日に、京都に本社がある(株)ジーエス・ユアサコーポレーションに視察に行くことになった。電池産業界の技術進歩は日進月歩の激しい先端産業中の先端を走っている。電気自動車やハイブリッド自動車の普及にあわせて、需要が無限大に広がりを見せる奥深い分野である。京都本社では、大型リチウム電池や鉛蓄電池、車用バッテリーを生産している。
 今年の四月にはホンダとリチウム電池で新会社「ブルーエナジー」を設立、ハイブリッド車を中心とした高性能リチウムイオン電池を製造・販売と研究開発をしている。滋賀県栗東市内に新工場の建設も予定されている。GSYUASAの広報室・課長の山本靖志さんは、仙台勤務もされ酒田にもたびたび訪れていたと言う。私は、役目を終えた電池のリサイクルを酒田リサイクルポートでの可能性を探りたかった。
 そこで、アクシデントが起きた。深夜に乗り込んだ寝台特急「日本海」が強風にあい五時間半遅れたのだ。約束の時間にはとても間に合わない。何という事だ。
 同行する仲間の県会議員に私の思いを託した。「あなたに会いたがっていたよ」と言葉をもらったものの情けなかった。次の視察地の「断らない救急医療体制」 洛和会音羽病院に向かった。ここの院長の意気込みもすごかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特急寝台「日本海」の旅

2009年12月12日 | インポート

Photo  先般、特急寝台「日本海」で大阪まで行った。日本海側を青森から大阪まで縦貫するただ一本のブルートゥレーンである。寝台車に乗ることなどめったに無くなったので「どんな雰囲気かなあ」の不安とワクワク感があった。酒田発0時3分の深夜に乗り込んだ。乗降口に入ると二人が向き合う椅子とテーブルセットがあり、浴衣姿の中年と見られる男性と若い男性が向き合って、ウイスキーで上機嫌でいた。中年の方は葉巻をくゆらしていた。ここのスペースは禁煙ではない。「こんばんわ」と挨拶すると「酒田だな。あんたも来いよ」いわれ願ったりである。缶ビールとタバコを片手に、いそいそと合流した。それから延々午前2時までの談笑である。
 どうも鉄道ファンらしい。「飛行機なんて国内ではいらない。鉄道だ」と言うのである。政治の話、芸能の話と話題はクルクルと変わった。名前も年齢も出身地も職業も、誰も尋ねる雰囲気もなかった。楽しい会話だけである。
 大阪に着いたのが午前10時半。降りると「日本海」を撮る多くの鉄道ファンが待ち構えていた。とっさに私も一枚だけ撮った。昨日の酔っ払い仲間と顔をあわせて、にこっと笑った。この特急寝台「日本海」も来年は消えるらしい。鉄道ファンがカメラに収める理由がわかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和歌山県「めっけもん広場」

2009年12月03日 | インポート

Photo  和歌山県議会は、11月27日から12月定例会が開催されていた。12月17日までの会期である。うち本会議が8日間で、内一般質問が4日間である。代表質問は無く、常任委員会が2日間で議案調査日が5日間の会期日程であった。
 30日に本会議の合間を縫って、正副議長と総務部長にお会いできた。富安議長は、遠藤利明代議士と懇意らしく政権交代に伴う困惑の悩みや、和歌山県の要望の仕方など親しく懇談することができた。富安議長から連絡があったらしく遠藤代議士に12月1日の夜にお会いしたときには、もう知っていたのでびっくりした。和歌山県の宮地総務部長は、総務省出身で、わが県の藤田総務部長の一年次下であるとお聞きしこれ又2度びっくり。和歌山県の予算規模は約5200億円くらいで、厳しい財政事情は同じであった。富安議長の「地方が元気に再生することこそが国益につながります」のお言葉を頂いて納得。「山形県にもどうぞ」とお別れをした。
 和歌山市近郊の紀の川市に、産直の元祖とも言われる「めっけもん広場」を視察した。和歌山県産品が所狭しと並べられ、一日来客数が1000~2000人で、年間売上高が10億円くらいと言うから驚いた。地方の元気は国益。文字通りの言葉である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和歌山県議会を傍聴

2009年12月01日 | インポート

Photo  11月30日に和歌山県議会を傍聴した。会派構成は、自民党県議団29人、真わかやま7人、日本共産党県議団4人、公明党県議団3人の合計33人で一人欠員の条例定数44の議会である。11月定例会が27日に召集され、30日は人事院勧告による職員ならびに特別職員の給与の引き下げる条例案が委員長報告の後に本会議採決が行われのを傍聴することができたのであった。全員一致で可決され、あっと言うまの瞬間だった。
 わが県は、26日に臨時議会が開催され、共産党県議団の反対討論があり、賛成多数で可決されている。そこそこの議会で、違いがあるものだと感じた。委員長報告の報告の仕方も「委員会で可決されましたので、適切な決定をお願いします」と結んでいる。わが県は「ご可決くださるようおねがいします」と言うのが通例である。審議の仕方も大分違いがあり、議会運営委員会の視察の必要性を強く感じた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする