とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

自民党60周年に五郎丸

2015年11月30日 | 日記

 自民党60周年記念大会がグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。地方議員を中心に3000人が集った。通路を挟んで、私のすぐ側は菅官房長官、甘利経済産業大臣、河野環境大臣の席なのだ。すぐ前には麻生財務大臣、森オリンピック組織委員長、大島衆議院議長などが座っている。通路には山本一太参議院議員がカメラ片手にうろうろしていた。
 河野環境大臣や菅官房長官の廻りは記念写真を撮る人で引きも切らない人気ぶりである。小泉進次郎農林部会長が動けば、連なって人も動く。それに報道カメラが追っかける異様な光景を目の当たりにした。追っかけミーハーそのものに見えた。
 開会宣言の後、サプライズとしてラグビー日本代表の五郎丸選手が登場した。会場はどーっとどよめいた。フラシュがひっきりなしたかれ、何か宝物を発見したような気分になった。あの時のトライが真っ先によみがえった。五郎丸選手の開口一番は「話すことに慣れていないので、本日はメモと言うルーティーンを作ってきた」と会場を沸かせ「ラグビーワールドカップ日本大会と東京五輪という世界三大スポーツの2つが日本にやってくる。こんな恵まれた事はない」とし、日本のスポーツ文化に力を注いでほしいと訴えた。
 安倍総理のあいさつは五郎丸の精神統一のポーズを真似て入った。「立党の原点に返り、これからも結論を出す責任政党であり続ける」としたうえで、地方議員の活動に賛意を送った。政権を奪還できた原動力となったのが地方議員の存在だったと述べている。

 

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モンテ社長の解任劇

2015年11月27日 | 日記

 今日の朝刊には驚いた。山形県を代表するサッカーチーム・モンテディオ山形の高橋社長の解任劇が大きく報道されていた。県民の心をひとつにして、喜びや悔しさ、期待を一身に背負ったプロチームの内側で何が起きたのか、紙面では感じ取る事は出来ない。
 辞めることと、辞めさせられることは違う。責任を取ることと、責任を取らされる事も全く違う。各紙のニュアンスは違うが細谷副知事が「JI残留の目標が達成できなかった責任を取ってもらう結果、辞任してもらう」と会見で述べている。他県のチームでも同様の措置があるから山形県でも結果責任は社長が取るべきであるとしている。
 サッカーチームを運営する、株式会社モンテディオへの山形県の影響力は絶対である。臨時株主総会を開催してまでの最後通告に高橋社長は「えっ 何で」と思ったと報じているが、辞任せざるを得ない
 モンテディオ山形にはたくさんのファンがいて、サポーターがいる。県民やファン・サポーターに何の前触れもなく、突然の解任劇に納得する人はいない。公権力の怖さが印象に残り、後味の悪さだけを残す結果となった。
 2014年の天皇杯決勝戦の活躍や、JI昇格の県民の喜びは今でも心に残る。高橋社長の功績をたたえる声も大きかった。手のひら返しをしない山形県の心の大きさを見せて欲しい。

 

 

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TPP大筋合意後のJA山形県大会

2015年11月18日 | 日記

 TPPが大筋合意されて間もない昨日、JA山形県大会が山形テルサで開かれた。これは3年に一度、JA活動方針を決める大会で、県内農家に与える影響に大きいものがある。今大会での注目は、押し切られた農協改革と、TPP絶対反対だったJAグループの反応である。
 長澤山形県中央会長のあいさつは「TPPの大筋合意で、生産現場に不安が広がっており、納得できる内容ではない。重要5項目と国会決議と合意内容の整合性を検証していきたい。本県農業・農村を次世代に引き継ぐための取り組みを展開したい」と述べ、農家不安の払しょくに努力する姿勢を示した。農協改革は自己改革とし自ら「創造的自己改革」を進めると述べるに留まり、国への強いメッセージとして感じ取れるものではなかった。
 しかし、TPP交渉に関する特別決議は「国民的議論もないまま大筋合意に至ったことは甚だ遺憾である。重要5品目の扱いや、野菜、果樹などを含めた多くの品目で関税撤廃が行われる事は、到底納得できるものではない。本県農業・農村を守り、次世代に引き継ぐため広範な国民・県民各層と連携しながら運動を展開していく」とし、農業・農村の維持に危機感を表明している。
 山形県農林水産部でも品目毎の影響調査をはじめた。まだイメージの段階ではあるが、概ね影響は限定的ととらえている。市場価格は、限定的でも最終的には価格下落につながる。食料自給率を含めた日本農業・農村は岐路に立たされている。

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酒田中央ICが開通

2015年11月15日 | 日記

 なかなか進捗しない「新庄・酒田道路」は庄内と内陸を最短距離で結ぶ地域高規格道路として各方面の期待は大きい。全長約50キロのうち、新庄ICから今月初めに開通した約2キロを合わせた約6キロはすでに供用されている。
 昨日開通式を行ったのは、酒田・余目道路12,7キロのうち酒田市東町・新堀区間の5,9キロである。残る6,8キロは29年度に開通の予定と公表されている。その頃になれば、新庄古口道路や高屋道路も開通の見通しで、6割くらいは供用となる。残りの区間がトンネルや難所区間で見通しが立っていない。10年単位先の話である。
 しかし、昨日開通した東町・新堀区間は最上川に架かる長大橋と日沿道とつながるジャクションが開通した意義は少なくない。当初計画では、新庄・酒田道路と日沿道との乗り入れ計画は無く、国道7号を経由して酒田インターで日沿道と出入れする計画だった。
 前にもブログに書いているが、5年前に後援会広報編集委員と懇談の席上、酒田中央ジャクションの必要性が話題になった。その後、県との調整を図り、岸宏一参議院議員にお願いして国交省に乗り込み実現した思い出深いジャンクションである。
 地権者との交渉や諸難題もたくさんあったが、酒田市が積極的に取り組んで解決してくれた結果、無事開通することが出来た。酒田市の未来に一石を投ずることが出来たと思っている。

 

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食の都「庄内」

2015年11月09日 | 日記

 舌鼓を打つ。あまりにも美味しいと感じた時、鳴らす舌の音と解釈されている。山形県は食のおいしさを売りにしている。おいしい庄内空港、おいしい山形空港と空港にサブネームをつけて表現もしている。舌鼓を打つものが多彩なのか、深堀されたものであるかは分からないが、確かに山海の珍味は揃っている。
 庄内の海鮮ものに舌鼓を打つ人は多い。刺身、焼く、煮る、干す、塩辛は土地柄、人柄、寒暖で旨さの感じは異なる。芋煮も内陸部との調理が違うが美味しいものだ。寒鱈は庄内一体でイベントを開催するほど集客力がある。つや姫も庄内が発祥地であり、日本の銘柄米のルーツをたどれば、全て庄内町の「亀の尾」に行きつく。
 その中に西洋料理も加わった。フランス料理の「ル・ポットフー」は各界の著名人やグルメ通に認められている酒田市の老舗である。最近は鶴岡郊外のイタリア料理「アル・ケチャーノ」奥田シェフが注目を浴びている。山形県「食の大使」としてミラノ万博日本館で山形県の食を紹介し反響を呼んだ。ヨーロッパへの扉が少し開いた瞬間でもある。「アル・ケッチャア―ノ」は庄内弁「あるけちゃの」をカタカナにしただけである。
 先般、「アルケッチャーノ」のメジカと庄内浜「ふかひれ」料理を楽しむ会に出向いた。庄内浜のアブラツノ鮫の活用拡大で開発された料理である。勿論メジカ料理もあった。桝川ふ化場の活動は本物になってきた

 

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酒田市合併10年を振り返る

2015年11月06日 | 日記

 酒田市が合併して10年になる。いわゆる平成の大合併である。山形県で合併したのは庄内のみで、その真価が問われるのはこれからにかかる。酒田市民会館「希望ホール」で記念式典が開催された。
 「10年ひと昔」のたとえがあるが、考えてみると現丸山市長で3人目の市長である。激動の10年だったように思える。高校の再編は4校が1校に再編され、賛否両論もあったが少子化時代を見据えたやむを得ない選択だった。しかし、鶴岡は水産高校、農業高校、工業高校が残っており、酒田市の選択が正しかったかは分からない。
 市立病院と県立病院の合併は特筆すべき事である。全国で初めて自治体病院が合併して独立行政法人として再編し、黒字経営を続けている。地域医療の中核として市民の医療を担っている意義は大きい。
 京田西工業団地へプレステージの誘致に成功し、雇用の拡大は厳しかった雇用状況を変える大きな弾みになった。酒田港はコンテナクレーンの増設を機に、花王酒田工場の増設。雇用の拡大と国際コンテナ定期便が週一便から週六便になり、活況を呈している。しかし、これからが酒田市の大事な節目を迎える。10年の変化見据えた今後の舵取りが酒田市の発展を決める。

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