とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

秋の代名詞は庄内柿

2013年10月29日 | インポート

Dsc00094 柿は秋の代名詞。澄み切った秋空に柿の色は良く似合う。庄内柿の正式品種名は「平核無柿(ひらたねなしかき)」で、種がない渋柿である。渋抜きにガスも使われるが、焼酎ざわしが果汁も甘味もたっぷりである。
 平核無柿は「種のない柿」として広まり、大正14年に昭和天皇が庄内を訪れた時に「庄内柿」の名前で献上した事から、庄内柿の名が広まり、今のブランド柿名となったもの。
 庄内柿の父と言われる酒井調良が、接ぎ木で普及を図り 焼酎の渋抜き技術を確立した功績は大きい。庄内を代表する果物として全国に普及している。
 我が家の庭の柿の木は樹齢50年を超える。たわわとは言えないけれどことしも実をつけた。晴天の中、中学一年生の孫と柿もぎをした。キャダツに乗る孫のヘッピリ腰を見て、笑ってしまった。ビニール袋に焼酎を付けた柿を封印をして、一週間もすれば渋が抜け甘い柿になる。終わった後、さつまいもを堀って、秋のひと時を過ごした。

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どんしゃんフリマを駆けたハーフマラソン

2013年10月21日 | インポート

Dsc00073 30回を迎えた「酒田どんしゃんまつり」のひとつとして、恒例のどんしゃんフリーマーケットが開催され私も参加した。小雨の中、車両通行止めされた4車線の大道り商店街は人垣で溢れた。
 私は「みなとライオンズ」での新米の販売を担当した。一升マスの量り売りで、自分で量ってどんなに山盛りしても500円である。ご婦人の馬力はすごい。「山盛りがこぼれた。こぼれた分」と手で一掴み自分で袋に詰め込む立派な方もいて、一同爆笑である。人だかりが出来、たちまちの完売。「あとは無いの」と催促されても「おしまいです」と平謝り。30分の出来事である。
 宮野浦産の「さつまいも」も10箱用意されていた。1000円だったが売れ行きが良くない。「500円でどうだ」と私が値をつけると、これもまたすぐに完売した。安ければ買うご婦人の心理が見えた。同伴のご主人は、ただうろうろするだけである。
 そうこうしていると、酒田シティハーフマラソンのランナーが走ってきた。コースが変更されフリマの中を通り、山居倉庫前で折り返し、陸上競技場に戻るというもの。フリマでは舞子さんやガンバレの横断幕ありで声援が止まない。私も「ガンバ、ガンバ」大声を張り上げた。するとランナーから「とうやさーん」の声がかかり驚いた。
 第2回目の酒田シティハーフマラソンは県内外から1500名の参加があったと聞いている。速くても遅くてもマラソンは楽しませてくれる。走ればもっと楽しいのかも知れない。

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新米卸値に異変

2013年10月10日 | インポート

Photo 友人より、今日の日経新聞の切り抜きがファクスで送られてきた。北海道産の「ゆめぴりか」、新潟コシを上回る。新米卸値に異変の見出しだった。
 日経によると、2013年産の新米の出荷が進む中で、コメの卸値に異変が起きている。振興銘柄米の北海道産「ゆめぴりか」が伝統的に人気のある「新潟コシヒカリ」(一般品)を初めて上回った。との記事である。
 これには驚いた。「ゆめぴりか」の人気上昇は知っていたが、日本を代表する「新潟産コシヒカリ」を上回る価格で卸値が取引される事など想定外である。記事によれば、「山形産つや姫」が60キロ当たり1万6800円、「北海道産ゆめぴりか」が1万6700円、「新潟産コシヒカリ」が1万6300円とある。
 北限とされる北海道産米は、まずい米の代表とのイメージを払しょく出来ないままの異変である。「ゆめぴりか」の作付面積は1万1000haとも1万7000haとも言われており、今後日本産米の価格をリードするものと思われる。
 「山形産つや姫」が首位に位置付けられたものの、作付面積のケタが違う。日本海側の穀倉地帯の頑張りが試される構図となった。旨い米の値ごろ感と安定した出荷量が人気の基であることも示された。この事で、小売値にどんな影響を与えるのか。TPPもさることながら、内戦が始まっている。

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進む道路照明灯のLED化

2013年10月06日 | インポート

Dsc00056  山形県管理の道路照明灯は7.250基ある。以前の水銀灯は消費電力が400Wと多いため、平成19年より順次ナトリウムランプに交換し、すでに86%の6.288基が180Wのナトリウム灯に変わっている。
 残っていた水銀灯は、昨年度より更に省エネのLED灯に変わり、今年度の予定と合わせて551基がLED化される見込みである。残る411基の水銀灯は来年度にも消える予定だ。
 ナトリウム灯一基あたりの年間消費電力は、963kw程度と見込まれ、LED化されると48%の461kwに削減される。現在の電力料金に換算すると5.568円節約される計算になり、道路照明だけで4000万円の経費節減になる。合わせてCO2削減に貢献できる。
 更に、ナトリウム灯は7年の償却年数に対し、LED灯は15年と長持ちする。国や市町村の道路照明とトンネル、公共広場などの街路灯も併せれば莫大な節電になる。
 建設常任委員会での質問に県は「ナトリウム灯の償却に合わせてLED化を進める。あと数年かかる」と見通しを述べた。県庁の節電意識は高い。暗くするだけが節電ではない。

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