とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

日本農業を守る

2006年10月18日 | 国際・政治

Cow_2
 暑かった夏も終わり、けや木の葉も散り始めました。日本人の一番好きな季節は「秋」。昼がだんだんと短くなり、気温が下がり続け、北風に舞い散る落ち葉に、ものの哀れを感じさせるこの季節に心を動かされるのでしょうか。
 ところで、庄内平野は稲刈りが終わりました。初夏の日照不足、そして連日の猛暑が災いし、収量は個人差が大きく、胴割れが散見され、天候相手の農業の厳しさを、思い知らされた年でしたが、食味値は平均以上に高く、美味い米に仕上がったのは幸いなことでした。野菜も果物も同様の傾向です。
 先般、カリフォルニア州とコロラド州に行く機会に恵まれました。地平線の彼方まで見渡す限りのとうもろこし畑。日本向けに肥育している肉牛牧場は、飛行機の上からでなければ、見渡す事ができません。カリフォルニア米も食べました。これがまた、まあまあ国産米と遜色なしでした。
 農業労働者は不法移民が、低賃金で就農しているとの事。直感的に「これでは、日本農業が勝てない」と強く感じました。
 日本農業が、独立国日本を支える必要があるとすれば、「行政の関与」無しで、日本農業の存続は有り得ないと強い印象を持って帰国しました。
 山形県は、日本の食料基地、何がなんでもしっかり訴えなくては。

コメント
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