5日の日曜日、TBS系人気番組「情熱大陸」で「琴平荘」の人気ラーメンが放映された。「琴平荘」は、鶴岡市街地から国道7号線を車で30分程南下した日本海沿いの小さな旅館である。客足の途絶える冬場に中華そばと呼ばれるラーメンを提供したのが始まりと聞いている。
そもそも山形県はラーメン消費量が日本でトップクラスであり、特に酒田市は「酒田のラーメン」のブランド名で市を挙げて取り組んでいる。鶴岡市は「麦切り」が主力であり、琴平荘のラーメンは近年、行列の出来る店として評判になっていた。
天気の穏やかな13日、「行列だろうな」と思いながらも百聞は一見に如かずと一決、琴平荘を目指して11時過ぎに自宅を出発した。12時ごろ7号線から琴平荘に続く細い市道に入ると、駐車場待ちの渋滞だった。車はピタリとも動かない。あきらめて引き返す車があると前に進む。1時間もかかって駐車場まで進んだ。
12時30分頃、先発隊として中の様子を探ってもらった。「旅館の部屋中、順番待ちで溢れていた。受付番号の206番をもらって来た」と帰って来た。駐車場は確保できたので車で待つ事にした。1時半ごろ帰る人に尋ねると、10時半に受け付けて70番との事。私も人をかき分けて受付に行った。200番なら3~4時間待ちと言われた。
番号札はグループ1枚で家族連れが殆ど、一番に3~4人はいる。200番は7~8百人目という事になる。2時まで受け付けた人は全部食べさせると聞いていたので、ここで引き返すわけにはいかない。車でテレビを見ながら待った。4時半ごろ旅館の待合室に入った。うんざりするほど待っている人がいた。「情熱大陸恐るべし」と仲良くなった人と会話をしながらひたすら待った。
5時15分頃206番が呼ばれた。席に付きオーダーして15分。情熱大陸のラーメンが来た。昼食抜きで待つこと5時間、食べるのに15分。ラーメンの味も分からない程に疲れたの一言である。
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でも、酒田のラーメンにかなわなかったでしょ?