暖冬予想もあったが、年の瀬が迫ってわずかばかりの雪が降り、本来の冬模様となった。速いもので、今年のカレンダーも残す所2日となった。振り返ってみれば悲喜こもごもあったが、家族が健康で過ごせた事が最良かなと思う。
春は県議選があった。迷いながらも5期目への挑戦決意した年でもある。結果は、酒田市で初めての無投票で当選することが出来た。良否はともかく、政治への期待が薄く、関心が少ない証左を危惧する側面を禁じ得ない。私たち議員の責任は大きい。
夏の7月20日、酒田市市長の本間正巳さんが亡くなった。政治家には致命的と思われる咽頭がんを乗り越えて、市長に復帰していたのに、病には勝てなかった。山形新幹線の庄内延伸に強い決意で臨んでいた姿が忘れられない。
秋も押し迫った11月14日、地域高規格道路・酒田余目線一番の難所、新堀ー東町間が開通した。日東道と交差するジャンクション機能と、余目酒田道路のインターチェンジ機能を併せ持つ複雑なルートである。最上川をまたぐ長大橋も長い時間を要した。これで、両羽橋の渋滞は大分緩和され、私も山形までの所要時間が10分短縮した。
冬の12月23日酒田市庁舎の1期工事が終わり、お披露目があった。新庁舎は地下1階、地上8階建で、本町道りのすぐ側に建てられた。完璧な防災仕様で設計されており、市民の拠り所、発信機能として威力を発揮する期待が持てる。上位階に行けば酒田港はじめ、市街地が一望できる高さである。
来年はどんな年が待ってるのか。神のみぞ知ることだ。