とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

栗子トンネル掘削最前線

2013年05月27日 | インポート

20135218 山形中央自動車道栗子トンネル掘削現場の最先端を視察する事ができた。栗子トンネルは全長約9キロで、全国で5番目、東北で最長の長大トンネルである。山形県側と福島県側の両方から掘削が進められ、山形県側は3.2キロまで掘り進み、残り600mとなった。福島県側約5キロは県境まで終えており、今年中に貫通の見込みの様だ。
 軟弱地盤のため、ドリルジャンボで削孔を作り、発破をかけ、ずり出しをしてすぐにコンクリートで固定をするナトム工法が取られている。ずりは細かくしてベルトコンベアで坑口まで出される。
 その側に予備抗があり、もう貫通して通風坑として使用されており、完成後は非常用トンネルとして、避難抗になる予定だ。
 坑口から工事用車両に分乗して、3.2キロ地点まで進んだ。さすが現場は粉塵が舞っている。作業員の数は少ないもののトンネルの規模は圧巻である。両側から掘り進んでも、2㎝と狂わず貫通出来るという技術に感嘆の一語である。化粧して、安全に通行できるのは平成27年の予定である。
 「長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」日本の尾根を貫通する栗子トンネルの工事が今日も続いている。

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参議院の自民党幹事長室

2013年05月20日 | インポート

002 今月8日、参議員自民党幹事長室に岸宏一参議員議員を訪ねた。岸さんは、自民党参議員でナンバー3のポスト幹事長代行の役職である。幹事長室までは、通行許可カードを持たされ要所要所で衛視に提示を求められる、さすが国会である。
 丁度この日の参議員予算委員会は、川口順子議員が訪中日程を一日延長した事で野党の追求に、自民党が反発。与党自民党の予算委員会委員が欠席すると言う前代未聞の予算委員会が開催されていた日であった。予算委員会室前はマスコミ関係者と思われる人垣で、異常な緊張感に包まれていた。
 幹事長室はその近くにあり、ドアを開けて入ると応接間らしき部屋があり、数名の参議員議員があわただしい雰囲気で協議していたが、私たちが入ると「ようこそ」と愛想よく名刺交換となった。溝手幹事長もおられて、山形の政治情勢などの意見交換が出来た。
 幹事長室の中の会議室に通され、岸さんと諸般にわたって懇談した。国会は建物は古いが天井が高く、テーブル、いす等の調度品にも品格があり歴史の重さを感じさせるのに充分である。
 国を動かす国会議員の任務の重さを改めて感じた。

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動き出したメガソーラー発電

2013年05月10日 | インポート

001 酒田港、新日鉄軽金の工場跡地に酒田港リサイクル産業センターがメガソーラーを設置する。準備期間が終わって、その起工式が行われた。1.7haの敷地に7520枚の発電パネルを設け、1.2メガワットの出力計画だ。
 そもそも山形県は、東日本大震災の後、発電拠点の分散と原子力発電に頼らない電力として、再生可能エネルギーの導入を計画的に進める戦略を打ち出している。しかし、自然まかせの不安定電力は課題も大きい。発電コストは電力料金にリンクし、送電線インフラの遅れも大きな壁になる。
 県内ですでに稼働したメガソーラーは今のところない。今回の事業は庄内では唯一であり、県内の今年度の計画は6事業あり、これから一斉に動き出すものと思われる。酒田港リサイクル産業センターの計画では、平成25年9月に運転開始の予定で、県内初のメガソーラーとなる可能性は高い。
 酒田北港内における事業であり、港湾地区の再生可能エネルギーの拠点化に向けた大きな一歩と言える。起工式は快晴だった。私にもご案内があり「良い天気に恵まれた。ソーラー発電は天気が命です」と祝辞を述べた。

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寒い春

2013年05月01日 | インポート

001 肌寒い日が続いている。行楽絶好調のゴールデンウィークも腰折れである。桜はやや遅れたものの、まずは楽しませてくれた。ところが、桜の名所である舞鶴公園の桜並木は、花がまばらだった。地元の話によれば、咲き始めに氷雨や強風に会いおかしくなったのだと言う。ボリュウムたっぷりのソメイヨシノこそが花見なのだが。
 異常天候が頻発すれば、異常とは言えない。それも織り込んだ天候対策が必要となる。困るのは行楽に限った事ではない。農家のハウスの育苗管理は大変だ。冷たい小雨が続いている時、気まぐれに雲が切れて、太陽が顔を出す時がある。日差しの強い今、ハウス内温度は急上昇する。まさに分単位の作業が強いられる。遮光材でハウスを覆い、換気でハウス内温度を下げる。作業が遅れれば高温障害となり積み重ねてきた苦労は水泡と消える。
 5月になり、県議会はクールビズの服装が原則となった。連日10℃前後の気温が続いている中、クールビズでもあるまいと思う。その矢先に、夏日が来るかも知れない。異常天候は困ったものだ。
 寒い中、欅の葉が芽吹いてきた。柿の葉も同様である。庭のキハダの芽も確実に成長を始めた。自然の生命力を感じる季節だ。

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