とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

種苗法改正案を先送り

2020年06月27日 | 日記

 先の国会で、種苗法改正案が継続審議となり先送りとなった。この法案は国内で開発されたブランド果実などの海外持ち出しを禁ずる法律で、先駆的な地域農家を守るための大事な法改正だと思っていた。
 平昌五輪でカーリング女子の代表がモグモグタイムでほおばったイチゴに和んだが、後で「あれは日本の品種ではないか」と話題になった。 果樹王国の山形県は多種多様な果樹が産出される。品種開発も盛んで、さくらんぼは日本一を誇り、新品種「紅王」が開発された。間もなく市場に出回る様になる。「紅王」は粒の大きさが500円玉ほどで、さくらんぼのイメージが変わるほどのインパクトがある。品種登録をして守らないと海外に流出し、モグモグタイムの様な現象が起きてしまう懸念がある。
 農家に反対の意見もある。農家が自分の作った作物から自由に自家採取出来ないとなると、種子を買わなければならず死活問題であるとの意見である。分からなくもないが、その種子に海外から手が伸びて安易にわたせば、品種改良した優位性を失うことになる。
 種苗法改正法は新品種開発者の権利保護を強化するための改正であって、日本で開発された品種の海外流出事例が相次ぐ事から農水省が乗り出したものである。森山国対委員長は「国内の種苗を国際的にどう守っていくか大切な法案である」とコメントしている。
 丁寧な説明が求められている。

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日本海の夕陽ライン

2020年06月21日 | 日記

 今日は夏至。日の出4時16分で最も北東の空から現れ、日の入り19時06分に最も北西に沈む。日照が14時間50分と年間で一番日の長い一日である。しかも快晴で、そよ風の初夏となった。深緑はますます深まり自然界の活力が満ちて見える。
 それに、今日は日本全国で部分日食が見える日となった。夕方16時頃から18時頃、南西日本ほど大きく欠けて見えるとの事。次回に観測出来るのは10年後とのことなので今日は是非、日本海海岸の景勝地「吹浦の16羅漢」に出向いた。
 庄内交通では30年前から東京都内と鶴岡・酒田を結ぶ夜間高速バス「夕陽号」を運行している。この路線は「日本海ハイウエイ夕陽号」の名称で首都圏と庄内を結ぶ貴重な路線である。日本海岸の夕陽の美しさがモチーフになっている。
 県議の現職時代「日本海の夕陽を見たことがあるか」と内陸部の議員に酒のつまみで話したものだ。大半の議員が無いと言う。私は酔いも手伝って「それはすごい感動だ。大きな太陽が海に沈む時はジュ―と音がするんだよ」「へえー」と返ってくる反応が楽しいものだった。

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懐かしの金平糖

2020年06月13日 | 日記

 先日の酒田みなとライオンズの例会で会長から「金平糖」のおすそ分けを頂いた。それは「懐かしい味 横濱金平糖」と印字された60g入り小さな菓子袋だった。子供のころ砂糖が貴重な時代、金平糖は甘いおやつの代表格で、ほおばった記憶がある。それから何十年、懐かしさがよみがえった。
 袋の裏に「黒船の到来で日本は目覚め、鎖国を終え国内4ヶ所に貿易の港を開きました。横浜は安政5年(1857年)に開港し、西洋文化が花開き、舶来品が入って来てビール、アイスクリーム等と共に金平糖も入って来た・・・」と書いある。貴重なお菓子であったことが偲ばれる。
 この金平糖は、酒田みなとライオンズ富樫会長に「全国みなとライオンズ同名年次大会が中止になったけれど、横浜の笠原さんが単身で酒田を訪問したい」と連絡があり会員数名とガイドした折に頂いたものだとお聞きした。笠原さんは酒田が気に入ってくれたようだと嬉しい話をお聞きした。

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日本遺産認定を記念して石碑

2020年06月06日 | 日記

 酒田みなとライオンズ(富樫邦男会長)は北前船寄港地が日本遺産に認証された事を記念して、酒田市日和山公園の北前船が浮かぶ池のほとりに全国の寄港地図を彫り込んだモニュメントを寄贈建立した。
 北前船寄港地の日本遺産認定は2017年に寄港地・船主集落として酒田市をはじめ17市が一次認定されている。その後に追加認定され、現在は16道府県45自治体が認定されたスケールの大きな日本遺産である。
 この記念事業は「第49回全国みなとライオンズ同名年次大会」は酒田みなとライオンがホストとなり、酒田市を会場に開催する記念事業だった。全国に同名ライオンズクラブは22クラブがあり、今年は5月30日に300人規模の年次大会が開催される予定だった。ところが、コロナ禍に巻き込まれ断腸の思いで大会の中止を決断した。
 予約していたホテルや式典会場、ゴルフ場や舟下りなどのキャンセルで大変な迷惑をかけてしまい申し訳なく思っている。大会は中止になったが、各クラブよりご寄付を頂き記念事業は予定通りに実施できた。
 日本遺産記念碑の建立とともに、0歳児への支援として30万円を酒田市に寄贈して記念事業のみの大会となった。

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