とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

タクシーにも定期券

2017年08月31日 | 日記

 国土交通省がタクシーに定期券の様な、定額乗り放題制度を導入する方針を決めたと報道で知った。2019年度以降の実施を目指して、来年度に一部地域で実証実験を行うと言う。
 具体的な事はまだ分からないが、人口減少と高齢化に悩む地方にとっては、新たな交通手段としての期待が大きい。通院や買い物、子どもの送り迎えなど、高齢者が受け持つ分野である。高齢ドライバーの事故が報道される度に、将来的な不安はあった。
 考えてみると、自家用車の購入維持経費はバカにならない負担である。年間40万円の支出とすると、月3万円は超える。タクシー定期券でどれくらい乗れるのは分からないが、上手く利用できれば一石二鳥である。
 少し前までは、町村単位でタクシーの営業所があり身近に感じる乗り物だったが、今は集約が進み、タクシーに乗るには大ごとになった。安全と生活不便が解消できる政策として歓迎したい。しかし、誰が考えたのか妙案としか言えない。

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北小跡地で夏祭り

2017年08月28日 | 日記

 旧北平田小学校が解体されて約1年。跡地利用は、地域全体で取り組み管理する事になった。跡地の約半分は4棟の大型施設園芸ハウスでミニトマトが栽培され、収穫が始まっている。視察者も多いらしく結構な構賑わいである。
 残された半分の跡地は、花の植栽と芝のグランドゴルフ場として整備され、1期目の工事は終了した事になる。2期目以降の整備は今後の活用計画で決まる。広い跡地は地域の貴重な財産である。
 1期目工事が一段落した所で、北平田コミュニティ振興会(石川正実会長)がにぎわい創出事業として「夏祭り」を実行した。北平田コミセンに関わる全ての団体、教室が模擬店を出店。コンニャクおでん、冷たい飲み物、かき氷、トマト料理の試食、流しソーメン、焼き鳥、フランクフルト、焼きそばのテントがずらりと並んだ。グランドゴルフのホールインワン大会もあり賑わった。
 旧北平田小学校の恩師たちで構成されているバンドグルー「KPG」の演奏会も加わり、演奏の最後に「北小校歌」を皆で大声で歌いあげた。
 北小を懐かしむ若い人が大勢集まったことに驚いた。小中学生、PTA関係者、消防団、園芸施設関係者。「夏祭り」は大成功だった。地区の若者は元気がある。地区の未来が頼もしく見えた。

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庄内に猛烈な豪雨

2017年08月24日 | 日記

 日本列島の異常気象が連日テレビ映像で映し出され、自然のエネルギーの猛威に戸惑うばかりである。一過性の台風などで経験する暴風や大雨も大変ではあるが、今年の酷暑や豪雨は長時間にわたり、日本のどこかで連日起きている。積乱雲の拡大版、スーパーセルなども観測され、落雷の数や威力も半端ではない。
 反面、東北地方は「やませ」で太平洋側は霧雨、冷夏と日照不足が20日以上も続き、農作物への影響が深刻だ。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に冷夏を恐れる深刻さが描写されている。しかし、峠を越えれば別世界の晴天である。
 庄内は適度な夏天候で、日照時間も充分あり気象の異常性はなかった。「酒田はいい何処だの」と語り合っていた矢先、今日の午前11時頃より猛烈な豪雨となった。バケツをひっくり返した様な雨とはこの事かと思った。早速ネットで気象レーダーを開くと、赤色の雨雲の中にいた。1時間当たり雨量が60ミリ位らしい。見る見るうちに2級河川寺田川の水位が上がり、何処かで土砂崩れの発生が心配だ。だんだん恐怖の世界である。1時間半位で雨は小降りとなったが、ここはギリギリ助かった感じである。豪雨の怖さを体験した。

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祖父母の子育てサポート

2017年08月16日 | 日記

 県は子育ての推進を「孫育て交流サロンを通じて、地域全体で子育ての環境を広げて行きたいとして」新たな交流サロン創設にむけて、補助金を交付する方針が報道で明らかになった。
 3世代同居率と共稼ぎ率の高い山形県は、祖父母が子育てに重要な役割を果たしている。「三つ子の魂百までも」のことわざにある様に、祖父母と子どもと向き合う姿勢が、子どもの成長に大きな影響を与えることは言うまでもない。祖父母からにじみ出る社会性や人生観が伝承される絶好のチャンスである。
 報道によれば「孫育て交流サロン」は、常に住民に開放され、孫の面倒を見る祖父母が気軽に立ち寄れて、交流や情報交換が出来、月一回以上世代間交流活動が出来る拠点施設とある。役所らしい理由づけだが、塾や学校、保育園への送り迎え、アクシデントへの対応や、医療機関へ付き添ったり等、現実的にはかなりハードな面がある。
 子どもはそれを体験し次世代へとつながり、リレーされて行く。最強の応援団として、祖父母の存在は大きい。拠点サロンで横軸の連携が生まれ、父母とは違う子どもサポートの切り口がある。「子は国の宝」地域が連携して育てたいものだ。

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鳥海山の湧水「胴腹の滝」

2017年08月11日 | 日記

 鳥海山の懐にすっぽり抱かれ、長い歴史を刻んできた遊佐町集落群は、無数の湧水に溢れている。登山に、水筒要らずと言われるほど鳥海山はミネラル豊富な湧水が多く、晴天続きでも枯れる事はない。
 いつの時代に掘られたのか、湧水の出口には、石仏像が湧水を見守るように苔むして建立されている。それら湧水だけが集まって流れる清流牛渡川は、鮭の遡上が多く、やがては月光川、荒瀬川、日向川として日本海へと流れ着く。
 岩野集落を少し登ると、胴腹滝と呼ばれ、鳥海山腹から湧水が噴き出している場所がある。この水は硬度が低く、不純物を含まない事から極めて良好な水として、遠方からも汲みに来る人が絶えない。水温は夏冬通して7~8度とあまり変わらない事から、かなり標高の高い所が集水域とされている。
 海からそそり立つ鳥海山は、日本海にも湧水が噴き出している。ミネラル分が多い湧水に育つカキは、夏カキとして遊佐町の特産品になっている。清流牛渡川は鮭の遡上が多く、、人口ふ化事業の歴史も古い。今年、遊佐の清水を使ったウイスキーを生産する会社の発表があった。湧水の恵みに新たな1ページが加わった。

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歴史ある酒田花火ショー

2017年08月06日 | 日記

 酒田港まつりの最大イベント、恒例の「花火ショウ」が最上川河川公園を舞台に、12000発の花火が打ち上げられた。本部席は勿論のこと、最上川対岸の住宅街空き地や、小高い建物、跨線橋の歩道や村はずれ等に集まって夜空を見上げ、楽しんでいた。FMハーバーラジオの実況放送があるので、どこにいても進行アナウンスがあり本部席さながらの臨場感が味わえる。ゲスト朝倉さやさんのトークと歌も聞けた。
 酒田の花火大会は、川開きから始まっている。昭和4年7月25日に酒田港が第2種重要港湾に編入され、全町あげての祝賀会が琢成第2尋常小学校体操場で盛大に開催された。これは、明治43年に酒田港は船川港(秋田県男鹿市)と争って負けた。その後最上川改修工事を進め、3000トン級の商船の出入りを目標として政府や港湾協会に陳情を繰り返し、やっと念願が叶い、喜んだ酒田商工組合連合会で花火大会を実施したのが始まりである。
 仕掛け花火や、早打ち花火など百数十発が打ち上げられ、大歓声と拍手となった。川開き大会継続の声が高まり、恒例行事として実施されるようになり、現在に至っている。昭和初期は屋形船や遊覧船が70隻もの船が川面に浮かび、港内はいっそうの賑わいだったと聞いている。酒田花火大会の歴史を感じる

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初寄港に市民の大歓迎

2017年08月03日 | 日記

 酒田北港が開発されて半世紀になる。秋田港と新潟港の中間にあるわが港は、その真価を充分発揮せずにいた。2011年の東日本大震災の救援物資を酒田港が担い流れは変わった。
そのピーク時、コンテナクレーンの増設を提案。尻込みする当局に知事が決断。同時期に花王酒田工場が輸出用おむつ工場の増設で国際コンテナ貨物便は倍増の連続となった。
酒田港は劇的な変貌を遂げ、大型クルーズ船岸壁の整備に始まり、高砂岸壁の延伸、コンテナクレーンの更新、バックヤードの増設、国際ターミナルの移設と港湾整備は続く。
 8月2日、コスタ・ネオロマンチカが入航した。待ちに待った外航クルーズ船の初寄港である。着岸した古湊ふ頭には1000人を超える市民が出迎え、盛り上がった。7時過ぎの出船イベントにも大勢の市民が「さよなら。また来てね」と呼びかけ、携帯の明りを振って見送った。花火も上がった。来年はコスタ・ネオロマンチカの再来や、ダイヤモンド・プリンセスの寄港を決めている。酒田港に新しい風が吹いてきた。

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