とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

惜しまれて勇退

2007年03月02日 | インポート

Photo_9  第25代県議会議長松浦安雄議員は、今期限りで引退をする。3月1日午後1時、最後の一般質問が始まった。「じっちゃん、日本一」と掛け声をかけた。松浦議員に聞こえたかどうか、大分緊張している様子だ。傍聴席は満員、150人位だろうか松浦支援者で、本会議場は異様な熱気に包まれていた。松浦議員の人柄は、何人も認めるところ。副議長選挙で満票で当選するという県政史上初めての快挙を成し遂げたことでも、分かる。松浦議員の人生は波乱万丈だと本人が飲むたびに、語っている。辛苦の青年時代の話は、いつも涙ながらである。30円のラーメン代がなくて、奥さんと食べる事ができなかった話は何度も聞いた。まじめに、こつこつ働くことが何よりも好きだったと言う。誰よりも奥さんを愛し、両親を尊敬し、子供や孫たちをかわいがり、家庭こそが、全ての原点だと教えてもらった。「出会いこそ私の財産」 感謝に敵なし、反省に終わりなしの著書も出した。私も5冊買って友人に送った。引退はまだまだ先だと思っていたが、もう、最後の質問になってしまった。「じっちゃん、泣くなよ」といったら「そんなこと言うな、泣けてくる」と笑った。泣かずに45分の演説は終わった。それに、満場の拍手がなりひびいた。いつまでもお元気で。

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