とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

物流は海上輸送に注目

2023年07月29日 | 日記

 コロナ禍も手伝ってか、ネット通販が拡大している。「社長~安い」のテレビコマーシャルは毎日聞かされ耳に残る。注文すると翌日か翌々日には自宅に届く早業には驚かされる。どんな仕組みになっているのか、不思議である。
 トラック運転手の残業規制強化に伴う物流危機「2024年問題」が迫る中、海上輸送が注目されているとの新聞記事があった。道路から船に転換すれば、運転手は休めるし、二酸化炭素の排出量は5分の1に減ると試算されている。フェリー乗船中は原則、拘束時間ではなく休憩扱いで、運転手は客室で休める。
 トレーラーの場合は荷台だけ切り離して船に積めば運転手の同行は不要になり、運転手不足の緩和に役立つことになる。国土交通省は、陸上輸送から海上輸送への転換が進めば運転手不足の解消と二酸化炭素の削減にもつながると指摘。今後も取り組みを後押ししたいとしている。
 海上輸送を増やすには航路の充実が欠かせない。そして何よりも貨物の集積であり、港を中心にした集荷ネット網の構築が不可欠である。酒田港は時代の流れに合わせて、フェリーが寄港する港に仕上げていく必要がある。

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育っています「からとり芋」

2023年07月22日 | 日記

 豪雨こそないものの、庄内は雨や曇天の日が続いている。そんな中、雨や曇天の好きな「からとり」が元気いっぱいに成長している。5月16日にコメリで10センチほどの苗木を5本買って自家用畑に植えた。当初の成長は頼りなく大丈夫かと気をもませていたが最近はもりもり成長をはじめ、80センチくらいまでに成長した。
 「からとり芋」はサトイモとは違う。「からとりは芋」は主軸に握りこぶしより大きめの「づいき芋」が一つ成長する。それにつらなる様に子芋10個くらいが付属している。葉を除いた茎の部分を「からとり」と呼び、風通しのよい日陰で自然乾燥させた芋がらは保存食として別格の珍味である。
 サトイモと違って「づいき芋」にはぬめりがない。じっくり煮込んでも煮崩れがなく、濃厚でち密なねっとり感の風味がたまらない。これこそが秋の味覚の王様といえる。全国的な栽培状況はわからないが、昔の農家は屋際の片隅にたくさん栽培して町に住む親戚、知人に配ったものだった。
 私ももらっていたが、こんなに旨いならと、畑で栽培を始めたのが昨年。今年は2年目である。土を寄せたり、肥料をやったり秋には食べられるぞと、今は余念がない。

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地震 雷 火事 親父

2023年07月15日 | 日記

 昔から恐ろしいもの、逆らえないものとして「地震 雷 火事 親父」と言われてきた。親父が怖いのには違和感も感じるが、権威を強調するためのことわざかも知れない。今、そんな面影はもうない。一番弱く見える。
 12日の庄内県勢懇話会の講演は東北大災害科学国際研究所遠田晋次郎教授の「山形県で想定されている大地震」だった。山形県は東北で一番多くの活断層があり、断層のズレで起きる地震はいつ起きてもおかしくない。特に庄内は南北の県境は岩盤の固い岩に守られているが庄内全体はコンニャクの上に乗っている感じだ。長い揺れがあると液状化現象を起こす。
 庄内は明治27年の大きな地震以来大地震は起きていないが、2016年の熊本大地震の前が明治22年以来の大地震だった事を考え合わせると庄内も周期が似ている感じがする。地震は基本的には予知できない。ある程度膨らんでいる事が分かってもいつ破裂するかはわからない風船のようなものだ。
 地震も怖いが雷にまつわる天気も荒れている。連日警報級の豪雨や竜巻級の風と雹が雷鳴を響かせながら暴れまわっている。逆らえない天災に身を守る術が人のできる知恵だ。

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今年初めての蝉しぐれ

2023年07月08日 | 日記

 昨日、酒田の最高気温30.5度となった。連日酷暑や豪雨の異常気象が伝えられ気象予報士の出番が多い。しかし、酒田の真夏日は今日が初めてで、豪雨もなくありがたいと思っている。わずか150キロ南の新潟市では37度Cの猛暑日だったらしい。
 梅雨明けもしていないが、真夏日の予報だったので、網戸の取り付けや、クーラーの掃除点検も終えた。来客の予定があったので客間は除湿設定にしておいた。家全体が夏本番の備えに変わった日である。
 お昼頃、「ジージー」とセミが一斉に鳴き始めた。「おっ、今年初めての蝉しぐれだ」と妻に伝えると「ほんとだ」とうなずいた。この鳴き声がまたうるさいのだ。網戸で家の中まで響き渡る。
 セミは温度に敏感らしく今日は蝉しぐれが聞こえない。今日の最高気温は24度Cで小雨模様である。間もなく「ジージー」と夕暮れまでやかましくセミの鳴き続ける夏本番が来る。盛夏の夜になると蝉の脱皮がいたるところで観察できる場所でもある。

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ITベンチャー酒田に進出

2023年07月01日 | 日記

 今日はもう7月1日、あっという間に春は過ぎ去り初夏の季節に変わった。梅雨時の雨は慈雨と言われ農家にとっては大事な季節である。しかし、天気予報士によれば梅雨前線が活発で、広範囲に豪雨が発生、それも同じ場所に長時間降り続ける線状降水帯は恐怖である。有難いことに庄内酒田は今のところ恵の雨である。
 ITベンチャアー企業「サイダス」が酒田市にオープンした事を報道で知った。本社は東京で沖縄、京都、広島にオフィスがあり「欧米のソフトウェア企業は一定規模になると地方に進出し、ムラを形成する。日本はいまだに東京集中である。酒田で海に沈む夕日を見たときに、この様な環境で仕事が出来たら最高と思った。」と松田社長がコメントしている。
 IT企業の進出はDXの環境さえ整っていれば場所を選ばない。酒田と東京が1時間で結ばれる地域インフラは充分な候補地である。後はご縁と街並みである。エプソンもプレステージインターナショナルも酒田の代名詞的企業になった。今後の成長が楽しみだ。

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