とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

宏池会の政経パーティ

2016年04月24日 | 日記

 先般、宏池会の政経パーティに行ってきた。会場の東京高輪プリンスホテルは、日本で一二を争う大きなホールと言われている。そこに、保守本流を自認する宏池会支持者、3000人はいるだろうか。その動員力に圧倒された。
 宏池会副会長の岸宏一参議員にとっては、最後のパーティになる事も手伝って、山形県からは大勢の参加があった。挨拶は無かったものの、ステージ上で紹介され、晴れやかな笑顔に満場の拍手があった。山形県を思い「なによりも山形県のため」にと、豊富な人脈を駆使されて、残された足跡は大きい。
 選挙区から選出される国会議員は、選挙区を背負っている。教条的理念を振りかざしても有権者は納得しないし、親しみを込めて酌まわりをしてもそれだけの事である。内からあふれ出る郷土愛、土着性が政治行動に沁み出るような政治家を私たちは求めている。大きな国の力をわが郷土に振り向かせる手腕を期待したいのだ。
 会場で岸さんと握手をした。「酒田港に調査費が付いただろう。まあよかった」と声をかけてくれた。「有難うございます」と短い会話だけだった。岸さんとは色々な思い出がある。長男にもたくさんの配慮を頂いた。おおらかで、人情厚い政治家、岸宏一参議院議員の魅力は尽きない。

 

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後援会広報部と仲間たち

2016年04月16日 | 日記

 

 後援会の児玉昭俊広報部長が酒田市を離れる事になった。ご子息のいる仙台に転居して、孫の面倒を見ながら過ごすと決めたらしい。淋しい限りだ。
 児玉さんは、私が県議会に出馬を決めた時から広報編集の中心的存在で活躍して頂いた方で、あれからもう17年が経った。当時、前田製管の総務課長だった児玉さんは、社長に命じられて私の応援をする事になった様で、私との面識はなかった。「藤彌さんなんて知らない」と言ったそうで、しぶしぶの後援会入りをされたのだと思う。
 広報部は6名で、全員初当選から変わらぬメンバーである。それに私と印刷会社の社員を加えて会報作りをする。レイアウトや見出し、テーマは全員で意見を出し合う。児玉さんの校正は、気配りの一語に尽きる。私の文章も随分赤鉛筆が入った。ブログの発信も児玉さんに勧められ、現在まで書き続けている。
 会議が終わってからの政治談議が面白い。時には記者を入れての議論は、お酒も手伝って夜更けまで続いた。今でも広報部と交流している記者は複数いる。実際なかなかなもので、私も褒められた事はあまりないし、総じて政治家には辛い。盛り上がった会話の中でも児玉さんは冷静だった。諭すような話し方をするのが常だった。
 後援会役員と広報部の合同で児玉さんを囲んで送る会をした。最初はしんみりだったが、いつの間にか、いつもの調子に戻り盛会だった。定期広報は年一回で17号になった。その他に議会報告や3首長の座談会報、選挙用チラシにリフレット製作など、私の政治活動のコアな部分を支えてもらって有難い気持ちでいっぱいである。
 「広報部長の席は空けておこう。会報の校正で来てもらおう」と誰かが提案した。みんな名残り惜しいのは同じだ。

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菊地港湾局長が酒田で講演

2016年04月10日 | 日記

 「酒田港と庄内地域の活性化を考える」講演会に行った。講師は国交省港湾局長の菊地身智男氏である。菊地氏は平成14年、15年に酒田河川国道事務所の所長として赴任しており、酒田市とはなじみ深い方である。昨年7月に国交省港湾局長に昇進した折に、酒田市、山形県有志が上京しお祝いをした。席上、話題は当然、酒田港の事であり、手狭になった高砂埠頭の延伸についてとなった。先ずは、要望する事として知事より昨年の10月に陳情してもらった。
 講演は、酒田港の輸出入コンテナ取扱量は2014年が前年比84%増、2015年が57%増と全国一の増加量になっている。国際コンテナ航路が週2便から7便に急増している港は酒田港だけであり、酒田港のストック効果として注目されている。背景には花王酒田工場の生産拡大があり、建設中の新工場が稼働すれば更なる増加が見込まれる。週7便の入港は毎日入港すると言う事であり、更なる増加を見込むと、国際コンテナ船の2隻同時着岸の必要も生まれてくる。それに対応するため、高砂岸壁の延伸を検討するため土質調査、測量、設計、施工方法の調査をするため3800万円の調査費が予算化された。
 外航クルーズ船のオファアが急増している。寄港地が西日本の一部の港に集中する傾向があり、対応が出来なくなってきている。国では訪日外航クルーズ旅客を2020年までに500万人を目標としている。寄港可能な港には入港してもらいたいと考えている。酒田港への寄港も紹介して行きたい。
 菊池局長の前に、花王酒田工場の谷本工場長のプレゼンテーションがあった。「花王酒田工場は昭和15年より76年間の操業実績がある。現在社員は318名で、ここ4年間で200人増えた。皆様と共にこれからも頑張っていきたい」と述べた。
 酒田港は前に一歩進んだ。有難い事である。しかし、良い話には手柄話が出てくる。講演会が後援会の様に見えた。

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新年度が始まった

2016年04月02日 | 日記

 新年度が始まった。入社式や人事異動の辞令交付などマスコミを賑わしている。思いがかなった人もいれば、こんな筈ではなかったと落胆してる人もいる。職場同志の切磋琢磨といえば聞こえはいいが理不尽な事も世の常である。気持ちを切り替えて明日につなぐ努力は必ず報われる時が来ると私は信じている。
 今日は東北公益文科大学の入学式があった。若さがまぶしかった。可能性は無限にある様に見えた。自分の目標に向かってどんどん進めばいい。多彩な経験は人生を豊かにしてくれるはずである。しかし、社会との関わりなしに存在する事は出来ない。家族があり、地域があり、学園がある。そして国があり、外国がある。好むと好まざるとに関わらず自分の人生に関わってくる。何処で折り合うかを判断するのは自分である。そのための大学でもある。
 私は転勤も辞令交付も経験がない。農業の良さは他人から評価されずに済むが、自然相手と市場の評価に翻弄される厳しさがある。全ての責任は自分にあり、それに耐える我慢強さは身に着いた。

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