とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

コロナで上屋改修工事遅れる

2020年05月30日 | 日記

 酒田港湾事務所に隣接する酒田港東ふ頭上屋は、酒田北港が無かった時代に本港貨物の上屋としてその役割を果たしていた。酒田北港開港されると、港湾貨物は北港に移り、東ふ頭上屋は役目を終えて長い間、空き家状態だった。
 ここには海鮮市場を中心とした「みなと市場」があり、飛島への酒田港定期船発着所が隣接してる事もあり、酒田港賑わい創出に東ふ頭上屋を利活用出来ないかと県議現職時代に仕掛けていた。
 小樽運河をイメージしながら議会で何度も提案を続けた。上屋自体がでかい事もあり、なかなか実現が難しかった。ところが、外国クルーズ船が寄港するなどの気配も出始め、港湾観光施設としてリニューアルのゴーサインが県土整備部長から出た。国からの予算もついた。前に進むことが出来たのだ。
 平成30年度に基本設計作成され、令和元年度に実施設計が作成され港湾施設管理条例の改正でテナント使用料などが決まった。令和2年5月に事業者を公募し、10月には改修工事に入る予定だった。
 県土整備部から連絡が入った。「令和2年度に事業者の公募に着手する予定としておりました酒田港東ふ頭上屋リニューアール事業につきまして、コロナ感染症の状況や地元有識者等の意見を踏まえ、1年間延期することといたします」
 今年度分が来年になるわけで、供用開始も更に1年遅くなり、令和4年4~5月頃とある。コロナ後の日本はどうなっているのか。心配の種は尽きない。

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マスクの種まきから1ヶ月半

2020年05月23日 | 日記

 コロナマスク姿で育苗ハウスに種まきをして丁度1ヶ月半、大事に育てた稚苗を広い田んぼに移植して16日目、稲の一生でみると小学一年生くらいだろうか。異常天候に耐えて豊穣の秋まで耐える稲体の基礎づくりである。
 三つ子の魂百までもといわれるが「苗姿で半作」とも言われ、健苗は稲の一生を左右すると教えられてきた。ハウス内温度は日差しに大きく左右され、適温とされる25℃~30℃内にコントロールするのに最大の神経を使う。
 田植えされ広い田んぼに出れば温度管理は出来ない。気象変動に耐える力のみである。冷たい北風や強いダシ風が容赦なく襲いかかる。自力で根を張り活着する生命力の強さには感動する。
 稲作の山場は超えた。あとは水管理で成長を助ける作業となる。自然がいつ牙をむくか分からないが、営々と続いてきたコメ作りは進化しながら後世に継がれていくだろうと思う。

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検察人事に介入する内閣へ批判

2020年05月17日 | 日記

 日本国には約2700名余りの検察官が在職している。犯罪捜査も可能だが、裁判所に起訴の有無を判断するのは検察官のみで、司法への入り口として国民生活と密接な関係のある国家公務員である。
 その検察官のトップが検事総長で、次長検事、検事長、検事及び副検事に区分される。検事総長は大臣待遇とされ、次長検事は副大臣待遇、検事長は政務官待遇の認証官であり、内閣によって任命され天皇から認証される。
 日本国は三権分立によって民主主義が守られている。法律を定める立法権、法律に沿って政策を実行する行政権、法律違反を罰する司法権のバランスの上に国民生活が守られている。
 ところが、今国会で国家公務員法の定年延長改正に合わせて、検察庁法改正案も出された。検察庁法では検事総長は65歳、その他検察官は63歳に達した時に退官すると規定され、人の裁量が一切入らない年齢で定年が定められている。しかし、検事総長は慣例として63歳で退任している。
 ところが、内閣は定年延長の必要があると認める時は人事院の承認を得て1年を超えない範囲で定年の延長が出来るとし、慣例解釈を変えた法案提出をした。
 検察行政に内閣の意図で人事介入を許すことになる。検察行政が恣意的な運用と国民が感じた時、国家秩序は崩壊しかねない。検察行政にまで忖度がはびこると「世も末」と感じる人はたくさん居る。

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役目を終えたアベノマスク

2020年05月10日 | 日記

 1月16日に中国の武漢市に滞在し、帰国した30代男性から新型コロナウイルスが検出されたのが日本で初めてと厚生労働省が公表している。
 2月3日に横浜港に着岸した「ダイヤモンドプリンセス号」の新型コロナ感染者検疫の報道が注目され、感染者の拡大が始まった様に感じたが、まだ他人事のように思えた。
 2月27日の新型コロナウイルス感染症対策本部で全国の小中学校、特別支援学校に3月2日から臨時休校を要請し春休みまでの期間で実施するよう求めた。唐突な発表に驚いたし、閣内の準備も間に合わなかったのか政府の慌てぶりが報道されている。
 マスクの品薄状態が続く中、4月1日に安倍総理は全世帯に2枚づつ布製マスクを配布すると自ら表明した。郵便ポストに投げ込み方式で届けるというものだった。「えっ」と驚いた。総額466億円との報道もあり一世帯2枚のマスクは役にも立たず、もったいないと直感的に思った。
 4月17日から感染者数の多い東京から配布が始まった様子が報道された。宛名もなく郵便局員の投げ込みの様子が放映され「何だこれは」と違和感を感じた。更に、配布されたマスクからカビや髪の毛の混入といった欠陥が相次いで発覚し、点検していると言う。
 未だ、東京以外には配布されていない。マスクの需給は緩和し今はどこでも買える状況になった。手作りマスクや縫製関係のオシャレなマスクも出回っている。政府の配布する布製マスクの意味と役目は完全に終えた。もう配布しなくてもいい。その分、配布代が消える。それが賢明な決断と言える。

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群生した野良ダイコンの花

2020年05月02日 | 日記

 酒田市手蔵田をゆったり流れる2級河川平田川は新井田川の支流である。手蔵田は合流地点の舟止橋より数キロ上流にあり、左岸の土手には手蔵田地区民が植栽したソメイヨシノが数十本花を咲かせる。広い水田に桜並木、鳥海山とマッチしたインスタ映えよろしく、満開の頃はカメラマンが並ぶ。
 その周辺の土手に野良ダイコンの花が満開だと聞いて「えっ」と思い行ってみた。そうとう前から自生していたのだと思えるが知らなかった。両側の土手に数百メートルにわたってその花は咲いていた。高さ数十センチの野良ダイコンがぎっしり群生している。一本引き抜いてみると野生だが立派にダイコンである。
 調べて見ると、栽培種のダイコンが野生化したものを野ダイコンといい、全国的に存在しているらしく、ピリ辛ダイコンとして食べられているようだ。海辺ではハマダイコンもあるらしい。ダイコンは野生化しても増え続けるたくましい植物であると知った。
 花がさけばとうが立ち、食べる事は出来ない。野良大根の花見で新しい発見をした。

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