とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

河野太郎外相が講演

2018年05月28日 | 日記

 自由民主党山形支部連合会の総会、いわゆる自民党県連大会が山形市内で開催され、一千人を超える党員が会場を埋め尽くした。伝統と言えばそれまでだが、自民党のすそ野が健在であることの証左といえる。
 講師に河野太郎外務大臣が激務の中、トンボ返りの日程で、日本外交を語った。パナマハットを手に持ち、演壇でかぶって見せた。これを‏作っているのはパナマではなく、エクアドルだ。そこに訪問した時「河野大臣、20数年ぶりの訪問ですね」と言われたが「それは、親父の洋平です」と答えたと会場を笑わせた。
 和食の人気は高く、大使館が日本食のもてなしをする評判で、各国大使館が人気だ。日本産ウイスキーが品薄状態になっている。日本農産物を売り出す絶好のチャンスであり、インバウンドは東京ではなく、地方を向いている。東京オリンピックに向け、山形には大きなチャンスだと思う。
 米朝会談の行方は国際社会が大きな関心持っている。どうなるかは核問題次第である。そもそも北朝鮮は、資源と海産物、労働力で外貨を稼いできた。地下資源は豊富だが、石油が出ない。国際社会は北朝鮮の核開発を止めさせるために、協調して圧力を加えた。ヨルダンなどの国交断絶や大使館を引き上げる国なども現れ、北朝鮮は国際的に孤立を深め、平昌オリンピックを機会に南北会談に踏み切り米朝会談で打開策を図ろうとしている。
 北朝鮮は、世界監視が続く中、石油の洋上瀬取りの離れ業を駆使してまで打開を図っている。
 非核化を実現し、国際社会の一員として生きていく決断ができるか正念場に立っている。

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竹久夢二の世界

2018年05月21日 | 日記

 酒田市美術館の「美人画展」は(上村松園、伊東深水、竹久夢二そして佐藤公紀)のサブタイトルで開催しているとの、うたい文句に誘われて行ってみた。86点にも及ぶ華麗なる美人画が美術館を埋め尽くしていた。しかし、目当ての竹久夢二の「投扇興」が1点、上村松園の「桜狩の図」が1点、鏑木清方が2点、伊東深水が3点の展示で、ごっそり好きな絵が見れるとの期待は外れた。
 私は若い頃から絵が好きだった。20代の頃、上野美術館の「ピカソ展」に夜行列車で、単身乗り込んだ思い出がある。その内に美人画に惹かれ画集を何冊も買った。大判の画集が今も本棚に鎮座している。
 竹久夢二は、酒田に三度も足を運び、作品を‏残している。酒田とゆかりのある竹久夢二の作品はどこか寂しげで、影のありそうな日本的女性の美しさを醸し出している。「黒船屋」「宵待ち草」「たなばた」「加茂川」「炬燵」「待つ人」「北しぐれ」
 最後のモデルだった秋田出身の「お葉さん」の容姿が絵画の残像として印象に残る。まさに絵になる。
 この「葉さん」によく似たママさんの居る店が酒田市相生町にあった。夢二ファンだった当時の山形新聞論説委員佐藤三郎さんを誘って出かけた思い出がある。
 竹久夢二のロマンは、今も私たちの心に住んでいる。

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育苗ハウスの温度データはスマホで

2018年05月12日 | 日記

 今年の育苗ハウスに「デジタルIN-OUT温度計」を取り入れた。時代遅れと笑われそうだが、棒状温度計と一般的な温度計で床土温度とハウス内温度を見ながら、温度管理をしていた。瞬時に変化する温度を観測するには、温度計まで出向いての計測である。それも、なかなか読みづらく大変だった。
 大型画面のデジタル温度計は、ハウス内温度と3mほどのリード線の先のセンサーで床土の温度とが同時に計測できる。刻々と変化する温度を大きいデジタル文字での表示はとても見やすい。床土とハウス内温度の傾向は違うので、相関関係も分かった。それも十分の一度まで表示され、温度の上下傾向も矢印で知らせてくれる。一日の最高最低温度も記録されており、日付とともに記録に残す機能もついている。
 JA庄内みどりの広報誌に、スマホを使ったハウス温度の確認装置を開発し、試験運転中との記事があった。それによると、温度計と水位計を搭載しており、5~10分間隔の計測データをLTEサーバーに送り、指定のURLにアクセスすると、スマホやパソコンで、遠隔地でハウス内データーが得られるというもの。なるほどである。やがては、ハウス管理はコンピューターに全てを任せる時代になると予感した。

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子どもの日

2018年05月05日 | 日記

 子どもの日で祝日である。総務省によると15歳未満の子どもの数は前年より17万人減り、1553万人で過去最低。しかも、37年連続の減少で今後も同様の傾向が続くとみている。そういえば子供が中心の集落での伝統行事もいつ頃からかなくなった。
 わが集落には「きうり天王祭」があった。小学6年生を先頭にご神体を担いで、家々を練り歩いた。向う家の近くになると「天王さん、天王さん今来た。どっこい」と太鼓をたたいて、全員大声でふれる。家の中に入り神棚の前にご神体を鎮座させ、家族がうやうやしく拝礼をする。幾ばくかのお賽銭を上納するしきたりである。ご神体を担ぎ家に入るのは上級生の役目。下級生はみんなのくつを揃え、家から出てくるのを待つ役目である。
 古老から聞いた話であるが「きうり」は、水分が多いことから、水不足を解消を願う祭りであるとのこと。30年前は十数人いた小学生も、今年はひとりである。なかなか合点がいかず寂しい限りだ。
 春も深くなり木々が芽吹く。庭のケヤキも葉をつけ始めた。野鳥のさえずりも日増しに賑やかだ。

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