とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

渡辺えり・舞台芸術にかける生涯を語る

2021年09月26日 | 日記

 酒田市市民芸術祭が始まった。昨年はコロナで開催出来なかったが今年は長期にわたり、各地で多彩な市民参加の行事が企画されている。文化の秋である。
 開幕式典の二部は渡辺えりさんの講演だったので、希望ホールに出かけた。マスクと体温チェック、席番号の申告がコロナ対策である。客席はほぼ満席だった。
 渡辺えりさんは本名「渡辺えり子」。山形をこよなく愛する山形市出身の女優であり、演出家、劇作家、作詞家として活動している。酒田での講演は36年前酒田市の成人式以来で、当時の丸山市長は成人式担当の市職員だったと会場を笑わせた。
 子供の頃はいじめられっ子で不登校になったが、自分を褒めてくれる先生に出会って立ち直る事が出来た。その先生のおかげで今日がある。そして演劇の道へと進んだ。
 コロナ禍だからこそ演劇を楽しんで頂きたい。汗を流し演じる役者の魅力がある。照明、音響、美術を中心としたスタッフの力の結集。それを劇場のお客様だけが感じ取る事が出来るのです。
 コロナで人との交流が絶たれ、鬱屈した精神に演劇は漢方薬のようにじわじわと効いてくるのです。故郷山形の人々の心のようです。
 舞台芸術にかける生涯、渡辺えりさんは山形の誇りである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遊佐沖風力発電・事業化へ前進

2021年09月18日 | 日記

 遊佐町と県が2018年から研究・検討を進めてきた「遊佐沖洋上風力発電」の事業化に向けた動きが、一歩前に進んだ。国土交通省と経済産業省が、より具体的な検討を進める「有望な区域」として選定したと公表した。「促進地域」の指定に向けた迅速な取り組みを期待している。
 遊佐町と県は、漁業者関係者や自然保護関係者等で「県地域協調型洋上風力発電研究・検討会議」を設立し、実現性の可能性を探って来た。県は2020年度の「有望な区域」入りを目指していたが、送電環境の状況などから「準備段階区域」に留まっていた。
 カーボンニュートラルを目指す国は、再生可能エネルギーの切り札として洋上風力発電の事業化を加速化している。
 注目されている洋上風力発電だが、日本国内の大手メーカーは設備事業から撤退してしまっている。
 経産省は今後の需要拡大を見越し、企業連携や人材育成を通じ競争力の強化等を図り国産化の取り組みに乗り出している。
 秋田県八峰町及び能代沖は「促進地域」に指定され、一足先に進んでいる。北海道沖、青森県沖、岩手県沖、新潟県沖、千葉県沖、福井県沖、福岡県沖、佐賀県沖等が一斉に動き出している。準備が整い次第順次事業化に進むと思われる。
 山形県の海岸距離は短い。全力投球の取り組みを望みたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お化けカボチャコンテストで197.6㎏

2021年09月11日 | 日記

 酒田市北平田コミセン振興会の北平田農産物愛好会(高橋辰雄会長)は22回目の「お化けカボチャコンテスト」を開催した。優勝したのは、土門省一さん(95)で197,6㎏だった。これは、自身の3年前の記録を5.2㎏更新して、大会新記録となった。
 「朝晩の水やりは欠かさずにやった。200㎏は超すかと思っていたが、来年また挑戦したい」と語っていた。
 お化けカボチャは「アトランティック・ジャイアント」で家畜の飼料用に開発されたカボチャで食用にはならない。巨大に育つことで注目されている。
 お化けカボチャコンテストは、山形県大会、日本大会、世界大会があり、出品する事も出来る。もっとも県大会で優勝するには200㎏後半から300㎏で、日本大会になると400㎏台でぐんとハードルは高くなる。
 カボチャが大きく育つには、土壌、気象、愛情が不可欠で、毎日の観察が欠かせない。我が子を育てる様に見守り育てた心に感動した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒田港賑わい創出で東ふ頭上屋改修

2021年09月05日 | 日記

 酒田本港の東ふ頭上屋がいよいよリニューアルされ、酒田港の賑わい創出に一役果たす事となった。東ふ頭上屋は一般的にあまり知られてない所。
 酒田と飛島を結ぶ定期船「とびしま」の発着場があり、棟続きに「さかた海鮮市場」がある。隣接して山形県港湾事務所と海の博物館「海洋センター」が併設されている。その隣が、かつて港湾荷物の荷捌き場だった「東ふ頭上屋」がある。
 港湾貨物が酒田北港に移り、高さ5m、奥行き12m、幅28mの倉庫が2棟が役目を終え空いていた。県議現役だった数年前「これはもったいない。海の見えるカフェ、ラーメン横丁などとして利活用出来ないか。「みなと市場」と一体になった賑わい創設事業として取り組んで欲しい」と迫った。
 外航クルーズ船の来航も見据え、「小樽運河を手本に」と提案したものの、時間がかかった。設計段階になって新型コロナで一年の凍結となり状況一変した。
 こんな中、30日に東ふ頭上屋の改修・運営業務事業者選定委員会が開かれ、PFI方式での一社の応募があり、県が審査を踏まえて決定し、来年4月のオープンを目指している。
 来年の春には停滞していた観光業が、反動で動き出す可能性が大きくなるように思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする