とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

鳥海ブルーラインが今日開通

2013年04月26日 | インポート

008 山岳観光道路「鳥海ブルーライン」が、4mを超える除雪を終え今日開通した。10時の開通式その1時間前から車列が並び、一番乗りした酒田市の男性に記念品と花束がプレゼントされた。
 「鳥海ブルーライン」は全長34.9キロ。鳥海山の7合目付近をはさんで山形県遊佐町と秋田県にかほ市を結ぶ。昭和48年に開通し今年で40年目になる。鳥海山登山客は年々増加、昨年は12万人を超え、山形県ナンバーワンの山になった。ブルーラインの果たした役割が大きい事は言うまでもないが、日沿道が開通すれば更に登山客が伸びるものと、関係者の期待は大きい。
 県費で除雪委託したのは、冬季閉鎖されていた14.2キロ。今年は残雪が多く、1日500m程度の進捗で2週間程度の日時を費やした高度な除雪作業である。
 遊佐町とにかほ市は、山形県側の国民宿舎「大平山荘」で合同の記念イベントを開催した。気温は2℃でみぞれ、ガスの濃いあいにくの天候だったが、大勢の関係者が集まった。市長、町長はあいさつで「今年は秋田県でDCが実施され、来年は山形県のDCが予定されている。韓国の観光客が減っている中で、鳥海山観光だけは別である。両県で力を合わせて頑張ろう」などと述べた。
 期待の持てる「鳥海ブルーライン」である。

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種まき爺さん現れる

2013年04月16日 | インポート

003_2 庄内の桜はまだ咲いてないけど、鳥海山の種まき爺さんが輪郭を表した。待ちに待った春本番の到来である。
 今日の午前中は快晴、わが家の種まきをした。育苗ハウス2棟に1000枚の大事業である。仲間3人と長女に手伝ってもらい総勢6人、賑やかなものである。播種機に、はと胸程度に芽だしされた種もみと、覆土を補給する係が一役。あらかじめ苗箱に床土マットが仕込まれた育苗箱を播種機に入れる役目が一人。残りの4人、何も考えずにただひたすら育苗箱を並べるのである。
 ハウスの中を往復する事約300回。一往復平均15mとすれば、4.5kmを3kgの箱を持って歩く計算になる。腰をかがめて箱を並べるのも大変な労働だ。日頃の運動不足と加齢も加わって何とも筋肉が痛む。
 10時の休憩は、茶菓子で話が弾む。慶弔や健康の話題が中心で、自分の終末まで飛び出す始末である。政治の話題などは影もない。午前中で作業は終わった。「ああ、いい仕事をした」との満足感いっぱいである。
 あとは、育苗管理に移るが女房様様である。天気はめまぐるしく変わり、同じ気象は二度とない緊張の連続になる。健苗に育ちます様にと天に祈る気持だ。

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観光客に庄内弁のもてなし

2013年04月12日 | インポート

Img_2100_3 6月から、JR東日本の山形デスティネーションキャンペーン(DC)プレDCが始まる。本番は来年である。
 デスティネーションとは目的地、行先の事で、山形の魅力の啓蒙、宣伝をJR東日本と一緒になって大々的やろうと言う企画である。特に、庄内観光協会では、庄内弁でもてなそうと計画している。「訛りは国の手形」 地域ならではの言葉は、深い味わいがある。
 「もっけだのー」「んだのー」「んめのー」など、柔らかく相手を思いやる「のーのー」言葉は庄内弁を代表するものだ。全国からの観光客に印象深く響いてもらえれば、成功である。
 昔、方言は恥ずかしいものだった。標準語は都会的な豊かさや、知的水準の高さを錯覚させる幻想があった。今は違う。テレビは関西弁や京都弁、青森弁のドラマやバライティーは高視聴率を稼いでいる。
 NHK朝の連ドラ「あまちゃん」の「じぇ」「じぇじぇ」は若者に流行していると言う。私も思わず使ってしまう程で、なかなかなものである。方言から醸し出される雰囲気は、温かさが伝わる。
 難しい事を言えば、方言の復権は地方の復権である。山形デスティネーション・キャンペーンの成功を祈念したい。 

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山形新幹線次は庄内延伸

2013年04月02日 | インポート

Img_0854 「新幹線の庄内延伸は必要」と山形市の中村隆さんから今日の山形新聞「私の主張」に投稿があった。本間酒田市長が山形新幹線庄内延伸促進事業費として205万円を新年度予算に盛り込んだことを知り、内陸に住むものとして正解だと述べている。
 さらに、内陸と庄内は同一県とは言えない気がする。JR陸羽西線は厳しい状態にあり、廃止されたら庄内と内陸は分断されてしまう。吉村知事は、奥羽、羽越の新幹線の整備を掲げているが、今は庄内延伸を考えるべきだろう。これまで県は、山形新幹線の新庄延伸まで多額の支出をしている。今度は庄内延伸に力を注ぐべきだ。
 酒田市長以外は、このことに消極的のようだとも述べているが、決してそんなことはない。しかし、議員は提案が出来ても予算は組めない現実がある。たびある事に繰り返しの提案も、説得できない力不足を痛感している所だ。
 県は国に対しては、地方を切り捨てることなく均衡ある発展、災害リスク回避ために費用対効果だけでないインフラを要求している。しかし、県内インフラになると、県は費用対効果を楯にする。「内陸と庄内を一体に」は山形県必須の課題である。

コメント (1)
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