とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

大根の一生シリーズ(2)

2010年06月19日 | インポート

Img_2737  この所暑い日が続いている。山形は32度になる日もあり「酒田は」と聞くと24度位だという。たった130キロほどしか離れてなくても気象の違いは大きい。一週間も離れていると、田んぼや、畑の事などが気になる。気温が高いからすくすく育っているだろうなと思いをはせながら帰宅した。田んぼのイネは大きくなっていたが、畔の草もだいぶ成長していた。また草刈りが待っているようだ。農業とは、雑草との戦いでもある。
 ところで、大根シリーズ定点観測地に行ってみると、カイワレ大根が一週間で、本来の大根の葉になっていた。成長が早いのには驚かされる。無肥料、無農薬は大根にとって、痛々しい気がする。葉が虫に食べられて穴だらけである。肥料分がないためか、葉色も淡く何となく元気がないように見えた。
 「種は3粒蒔け。一粒は虫に、一粒は鳥に。最後の一粒は人間が食べる」と教えられた言葉が頭をよぎった。先ずは頑張れ我が家の大根。サッカーのワールドカップでカメルーンに勝ったように。

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大根の一生シリーズ(1)

2010年06月12日 | インポート

Photo  昨年のブログで「稲の一生シリーズ」が割と好評だったので今年は何が良いかと考えていた。自家菜園に記念品で頂いた大根の種があったので、蒔いた。種袋には、生産地はアメリカで「トーホク交配・耐病総太・秋さかり」と書いてある。大根の写真を見ると青首大根みたいなので「まあ いいか」と6月2日に畑を耕し一か所数粒づつ、ひと畝蒔いた。説明書には7~8月頃が適期とあるが、これも「まあ いいか」と思い昨年と同様に実行した。
 作り方を読むと、畑は前もって肥料や、たい肥を施して、高うねにしうね幅は60センチ、株間は30センチと書いてある。我が家の畑は、肥えているので無肥料と決めた。無肥料、無農薬で栽培することにしたが、特別な意味はなく、ただ面倒くさいからだ。ただひとつ、心配なことがあった。種の有効期限が07年の5月とある。それまでは発芽率が85%以上あるというのだ。3年も過ぎているのでどうなる事と思っていたが、一週間ぐらいで芽が出てきた。「万歳」である。毎夕水かけはやってもらっているので、順調に育っている。この写真は、ちょうど10日目である。定点観測を続けて報告しようと思っている。

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「飛島育ち」を歌う天音さん

2010年06月05日 | インポート

Photo  いか釣り船団の出航式が、酒田本港の袖浦埠頭で行われた。これで5回目になる。年々盛況になり、広い埠頭が人垣で溢れた。もうすっかり酒田港初夏の風物詩に定着した感がある。いか釣り船9隻は、北海道船籍が6隻、石川県が1隻、酒田港船籍が2隻であった。しかし、漁労長(船長)は、飛島出身者が6人である。日本一のいか釣り船団といえる。「若潮丸」の船首には、優勝旗がはためいていた。
 アトラクションでは、余目出身の歌手天音 里見さんがデビュー曲「飛島育ち」を披露した。作詞は、三川町の佐藤武夫さんで、山居倉庫やケヤキ並木を取り入れて、飛島育ちの女性が酒田で頑張る情景を歌にしたものである。私は、祝辞で飛島出身の天音さんが、といって間違えてしまったので「今日の新聞に載ってました」と言い訳し爆笑になった。
 いか漁は、山形県漁獲量の三分の一を占める最大の魚種である。船団を組んで酒田港から出航しても、酒田港に水揚げされるいかは、ほんの数隻だという。市場価格もあるが、主に燃料費に原因があると関係者が言っていた。酒田港に水揚げされたら、燃料補助が出来ないのかと尋ねられた。今年は間に合わないにしても、一考の余地はあると思う。

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20回になった県政報告会

2010年06月02日 | インポート

Photo  5月26日に20回目の県政報告会を開催した。20回という記念すべき会でもあったので、先の議会で承認された総合発展計画の概要と、特に酒田に設置される特別支援学校、高等学校の統合、高速道路、今一番の課題の重点港湾の指定に向けた県の取り組みについて、高橋副知事に講演をお願いした。
 高橋副知事の激務は、想像を超えるものがあるので、酒田の近くまで来られる機会があった時にとお願いしていたが「なるべく早くに」とわざわざ日程を割いて、40分の講演に山形から駆け付けて下さったのには、申し訳なく思っている。
 講演は「農業に元気がないと、山形県が元気にならない。先ずここに力を入れなければならない。セントラル自動車を中心にした先端産業をどのようにリンクさせて山形県の物づくりを発展させるのか山形県の責任は重い。対岸貿易は、遅ればせながらトップセールスが始まった。ハバロスクの商談会に向けて準備をはじめている。そのために物流を酒田港に集積することに力を入れたい。山形県では初めての酒田特別支援学校を充実した学校に仕上げるために、着々と準備を進めている」と具体的に、今、山形県が力を入れているを話してくれた。
 110人を超えた参加された皆さんの心に残る話が聞けた満足できる県政報告会だった。

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