去る24日、第27回目の県政報告会を「玉姫殿」を会場に開催した。選挙区全域の主な後援会員を対象に開催しているもので、年に2回の恒例行事である。今回は、暑気払いの名目で県政報告の後にビアパーティも兼ねた。なかなかの盛況だった。
開会前に、本間酒田市長に黙とうをささげた。30秒の沈黙に去来する思いはたくさんある。山形新幹線の運動は大丈夫だろうか。駅前開発はどんな形になるのだろうか。手がけた課題は山の様にある。改めて市長の重責をかみしめる時間だった。
ゲストに岸宏一参議員予算委員長が少し遅れて駆けつけてくれた。来週から始まる参議院を舞台にした、安保関連法案、TPPの行方などが中心のあいさつだったが、山形新幹線問題にも触れ板谷峠を抜く時がチャンスではないか、など自論を展開され、激励をされた。 私は、本間市長がここまで引っ張ってきた山形新幹線の酒田延伸運動をどう展開すべきか、機関車を失った列車がたどりつく先が心配である事を申し上げ、市民の団結を訴えた。時田遊佐町長も酒田市と歩調を合わせて発展を勝ち取りたいと決意を述べられた。
相当遅れて乾杯が宣言され、冷たいビールで喉を潤した。各テーブルを回ると、陳情や意見が堰を切ったように出てくる。これが本音なのだ。これを原点に山形県につなぎ、具現化するするのが県議の重要な役割である。山形県発展のため、今何をすべきかが問われている。