とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

迫った参議院選挙

2022年05月28日 | 日記

 庄内県勢懇話会が酒田市の山新放送庄内会館で開かれ、「夏の政治決戦を占う」と題して共同通信社特別論説委員橋詰邦弘氏の講演を聞くことが出来た。
 橋詰氏は、野党の現状からすると自民党が勝利する見方が強いが二つの点で大きな政治の分岐点になるだろうと見ている。ひとつは、この参院選が勝利すると岸田内閣は3年間国政選挙のない「黄金の3年間」を手にすることになる。腰を据えて憲法改正に取り組むことが出来る。歴代首相がなし得なかった憲法改正に向かう可能性がある。
 二つ目は野党の国民民主党が予算案に賛成したことによる政界、野党の再編に繋がって行きそうだ。国民民主の与党・連立政権入りの意図が透けて見える。応援団の連合も反自民、非共産を掲げてきた旗が怪しくなってきた。自民党への接近が目立ち連合の立ち位置があいまいになって来ている。
 講演を聞いて一か月後に迫った参院選が大きな分岐点に立つ事が分かった。18歳以上の有権者の反応はどうなのか。臨時国会も終わろうとしている。声高に叫ぶ野党の減税、現金給付、各種補助金の連発に日本の財政は耐えられるのだろうか。
 選挙の度に投票率は下がっている。政治の劣化が進んでいる証左であり議員、議会の責任は大きい。地方議会も同様に議員のなり手すら少ない。県議会の一人区で一度も選挙なしや、初回当選後5回連続無投票当選の議員の例もある。

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3年ぶりに大獅子が街を練り歩く

2022年05月21日 | 日記

 3年ぶりに復活した「酒田まつり」は天気にも恵まれ久々に中心商店街が大勢の人で賑わった。山車行列は酒田を象徴する北前船や大獅子がメーンである。保育園から小学生、公益大学も加わった1800人がそれぞれのパフォーマンスで参加し中心街を練り歩いた。新たに庄内地域の歴史をテーマにした「時代行列」も加わり山車は大いに盛り上がった。
 コロナ禍で心配されていた祭りの華である露店が中心商店街両側に300店舗が並びこれも大いに盛り上がった。マスク姿ではあるものの肩が触れ合う混雑がずっと続いていた。感染防止対策として主催者側のテイクアウトの呼び掛けに、それぞれに工夫しながら楽しんでいる様子だった。
 「酒田まつり」は日枝神社の例大祭「山王まつり」が起源で1609年から一度も休むことなく続けられ、酒田大火の年も休まず伝統を引き継いできた。酒田大火の後に赤黒2対の大獅子が厄除けとして製作され、酒田市のシンボルとして市役所と駅前に鎮座し見守っている。「山王まつり」では宗教色が濃いとして「酒田まつり」と改名し、大獅子も山車行列に加わり文字通り酒田市民の祭りとなった。

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倉本聰さんの環境意識に感動

2022年05月14日 | 日記

 月刊誌「文藝春秋」巻頭随筆のトップに作家で数学者の藤原正彦さんの随筆が毎月連載されている。私はここから読み始めるのが常である。著書「国家の品格」の印象が強く、同じ歳であり背負ってる時代背景からか、なるほどといつも共感させられる。藤原さんの前は立花隆さんが連載していた。巻頭随筆のシメは決まってイタリア在住の作家塩野七生さんで、俯瞰した日本への視点に興味が湧く。
 6月特別号には脚本家の倉本聰さんが「老人よ、電気を消して貧幸に戻ろう」と、平和呆けした日本の環境危機意識の覚醒に具体的な提言を寄稿している。
 我々の乗っている地球の危機がすぐ目前に迫っているのに、今日の経済、明日の景気ばかりで見えなくなっているこの国の「大人」たちは一向に眠りから醒める気配がない。老人諸氏に一つの提案がある。眠り呆けている壮年は放っといて、朝早くから目が醒めてしまう老人たちへの提案であると始まっている。
 提案はニュース、テレビ、暖冷房、あかり、掃除、洗濯、買い物、水、移動、伝達、医学の各分野で地球に負荷をかけない意識改革が必要だとしている。詳しくは読んで頂ければと思う。
 倉本聰さんは「貧幸時代」の実践例とアイデアを読者からの投稿を募集している。原稿用紙3枚までとある。投稿してみたいと思ってる。

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野ダイコンが花盛り

2022年05月09日 | 日記

 

 近くの空き地が野ダイコンの花盛りで、ちょっとした風情を醸し出している。一方、同時期に咲く「なの花」は鮮やかな黄色なので皆に好かれている。野ダイコンの花は薄紫色であまり目立たず地味な風貌である。
 ダイコンとなの花は同じアブラナ科の植物でよく似ている。花弁の色違いで支持率の高い低いかに分かれてしまっている。スーパーの大根に花が咲く事など想像する人はあまりいないが、ダイコンは古い時代に日本に導入されて以来、品種改良を繰り返して現在の姿に特化したのだ。
 わが家の空き地に広がった野ダイコンは2年前の今頃、近くの河川の土手に野ダイコンが群生していると聞き写真を撮りに行った。畑で栽培されていたダイコンの種子が川に流されて河川敷などで自然発生したものが野ダイコンと言われている。
 写真撮りのついでに、3本の野ダイコンを持ち帰って植えてみた。何となく生きていた様子だったが、翌年には10本くらいに増えていた。ところが今年は100本以上の群生に増え、草丈も腰位の所まである。繁殖力強さにビックリした。来年は千本にも増えるのか怖い気もする。
 わが家の田植えは土日で終わった。二人で助け合って乗り切ることが出来た。五月晴れの清々しい土日だった。

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