とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

月山ダムの見学通路は18度

2023年08月26日 | 日記

 北国庄内も連日の酷暑に見舞われている。全国ニュースでも報道されるくらい猛暑日がここずっと続いている。風もなく気温37度は実にこたえる暑さだ。豪雨も困るけど、8月で30度を下回った日はなく、生温かい夜風もうんざりする。
 どこか涼しい場所はないものか。月山ダムの管理用通路はひんやりと冷たく、見学コースがあるという事が分った。さっそく予約をして、皆で月山ダムに向かった。酒田から1時間弱で月山ダムに着いた。国の施設なのでインフォメーションスタッフが案内をしてくれる。ダム頂上は37度だったが、そこからエレベーターに乗って、一気に52メートル下の管理通路まで下りると、そこにあった壁の温度計は18度である。まさにそこに別世界があったのだ。一行の目は輝きだした。
 ダム見学はダムに親しみを感じてもらう目的で受け入れており、年間2万人が見学に訪れると説明があった。「これだけ暑い日が続く今年は2万人を超えるだろう」と話してくれた。
 月山ダムは2001年に完成し、高さ123メートル。東京ドーム52杯分の貯水能力がある。水力発電と水道水や農業用水の水源となる多目的ダムで、帰りにDAMーDATAのカードをもらってダムを後にした。

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帰省客が帰った

2023年08月19日 | 日記

 月遅れのお盆で帰省した人たちが、それぞれ自分の拠点に戻り、多くは首都圏へと帰っていった。久しぶりの里帰りの田舎暮らしに「やっぱりふるさとはいいなあ」と感じられたと思っている。あの山、あの川、あの友、肉親たちとの出会いは理屈抜きに感動がある。
 せめて帰省客でにぎわう故郷の人口であればと思うが、終ってみれば日常の寂しさが戻り現実の姿となる。首都圏一極集中が進み、地方の高齢化、人口減少が日本の変わらぬ流れである。
 全国812市区を比較した「住みよさランキング2023」の調査がある。東洋経済新報社が、安心度、利便性、快適度、富裕度を独自に加味したランキングによると山形県の東根市が全国総合で32位のランキングとなった。一方、庄内の鶴岡は600番台で酒田は300番台と低ランクだった。
 人が何と言おうとも、住めば都。酒田が元気になる事を願っている。自然災害が少なくていいね、と語り合っている。

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「地球温暖化」から「地球沸騰化」に

2023年08月12日 | 日記

 とにかく酒田・庄内のここ三日間は、灼熱の太陽と猛暑で参った。最高気温38.1度で日本の中でも立派な高気温記録で全国ニュースで報道されている。熱中症アラートは3日連続で発令され、異常な危険状態を示している。
 台風6号の影響で、日本東海上にある巨大な高気圧から南の温かい空気が流れこみ、山越えのフェーン現象が日本海側の気温を押し上げたと解説されている。いつもの事ながら、酒田は南東の風は「ダシの風」と呼び警戒されている。乾いた熱風が昼夜にわたって吹き続くので、農作物にも少なからぬ影響がある。
 酒田の梅雨明けは6月22日頃とされているが、その前から晴天は続いていた。朝晩が涼しければ何とかしのげるが、最低気温が28度では何ともならない。台風7号が日本に近づき、西日本に上陸の見込みとされている。直撃された沖縄、九州、西日本皆さんに心からお見舞い申し上げる。
 国連のグテーレス事務総長がこの猛烈な暑さは、地球温暖化では説明がつかず「地球沸騰化」だと警鐘を鳴らした。地球温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来したと宣言したようなものだ。

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山形県の「子ども知事室」

2023年08月05日 | 日記

 7月31日、子供たちに県行政の理解を深めてもらう「子ども知事室」が開かれた。これは2007年から毎年実施されているもので、県内各地の小5,6年生を対象に応募し、今回は218人の中から24人が選ばれ、その中から今回は12名が参加して実施され、次回は8月4日の予定である。辞令を受けた子供たちは、自分の望む山形県の未来像などについてどんどん発言があった。
 中でも注目する発言が目に付いた。鶴岡市立朝暘六小6年の村瀬君(11)が「山形新幹線の庄内延伸の実現」を提案した。これに対する知事答弁が「私も賛成。庄内の人がどんどん声を上げると実現するのではないでしょうか」と一歩踏み込んでいる。私が県議時代の質問への答弁より踏み込んだ答弁である。「子ども知事室」とはいえ知事発言は重い意味を持つ。
 特に、庄内の議員の皆さんに庄内の未来について真剣に議論し行動を起こして欲しいと切に思う。子どもたちの感性がそれを諭しているように思えてならない。

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