とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

木下大サーカス山形公演

2007年07月31日 | インポート

Photo_10  何年振りかで、サーカスを見学した。サーカスは出向いても見たいショウのひとつである。余程前の事だが、視察先でサーカス会場の前を通ったとき「行って見たい」といって笑われたことがあったが、極限まで訓練された曲芸は感動的である
 昨今のテレビのエンターティメントは、情けない。訓練されたものは少なく、言ってはいけない下ネタ話や、思いつきのギャグ。食べ歩き番組は、いつものタレントが「旨い」と一言で、あとは大食い早食いのたぐい。バラエティ番組や、肌の露出競争としか言えない様な女性タレント並べ。日本文化も地に落ちたものだ。もっと訓練された技で楽しませて欲しいものだ。
 「木下大サーカス山形公演」はすごかった。一番人気は「空中大車輪」で10メートルくらいの棒の両端に2メートルくらいの網状の筒がある。両端のその筒に人が入り、10メートルの棒を大車輪させるのだ。遠心力で飛ばされないのか。命がけの大技に、息を呑んだ。トラ、ライオン、ヒョウ10匹の「猛獣ショウ」はすぐ手の届く位置だ。「決死のオートバイショウ」は網の円球を2台のバイクで自在に回る。一歩間違えば大惨事になる。訓練されたとはいえ、見物客は悲鳴の連続だ。空中ブランコで約2時間のショウは終わった。外人も混じった曲芸師たちに心からの拍手を送った。

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本の読み聞かせ

2007年07月22日 | インポート

_009_1  酒田市の北平田小学校には「北平田読み聞かせの会」があり、定期的に子供たちに本の読み聞かせをしている。テレビや、アニメーションのDVDが幅をきかせている中で、本の読み聞かせは、子供たちの情操発達に大きな影響があるのではと思い「夏の読み聞かせ会」に出かけてみた。
 私は、子供の時、眠るまで祖母や祖父から毎晩昔話を聞いたものだ。テレビのない時代に庄内弁の昔話は、空想の世界を無限に広げ、その中にあるテーマは必ず勧善懲悪であり、親切な行動は自分に戻ってくると言うものだった。完全にその話を信じきっていたし、話の中の情景は自分の体験に置き換えて興奮したものだ。絵がない分イマジネーションが働く分野は広がる。子供の性格を形成する大事な作業だと思う。
 今回の読み聞かせは、「食育」がテーマだった。野菜の名前や、野菜の大切さを指人形風にアレンジした読み聞かせや、生ピアノ演奏もついた朗読は、子供たちを釘づけにしていたし、大きな拍手があり、会場の一体感が生まれた。テレビでは拍手は無いし、一体とはならない。また、スライドを使った「ごどいもくん」の話は、栽培の苦労や楽しさを、コミカルに伝え大人気だった。
 情熱をもって父母たちが何日も準備し発表した「夏の読み聞かせ会」は子供たちの心の成長にきっと大きな糧になっている。

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中川幹事長の街頭演説

2007年07月18日 | インポート

_007_2  昨日、自民党の中川幹事長が来県した。山形市役所前の街頭演説を聞きにいった夕方の6時半、日暮れてその演説は始まった。聴衆は300人位だろうか。自民党政権に大きなお灸を据えてやろうと言う緊迫した中での演説は、鬼気迫るものがあった。ボリュームいっぱい上げた自民党街宣車からは、七日町いっぱいにその声は響きわたった。
 「政権与党が、万が一の時、日本経済は大きく失速するだろう。今、ようやく山形にも景気をたぐり寄せようとしている時だ。ここで足を踏み外すと6年間は戻ってこない。安倍総理は、年金記録のこと精一杯やった。社保庁は解体して出直す。安倍政権は、国作りの改革を進め子や孫たちに、夢と希望と自信の持てる国家を引き渡したい。その為の大事な参議員であることを解って欲しい」
 街頭からは、大きな拍手もあった。掛け声も飛び街頭との一体感は充分にあった。しかし、選挙の結果は誰しも予測が出来ない厳しいものだ。私達の運命を決するときは、刻一刻と迫っている。

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大般若

2007年07月08日 | インポート

_001_7   昨日、大隆山満願寺(酒田市安田)の大般若法要があった。満願寺は、わが家の菩提寺である。14名の僧侶が600巻の教書を.転読する様は圧巻である。先祖供養をして、地区の安全、五穀豊穣、また地区住民の厄災消除、家内安全を祈願する昔からの儀式は、今も新鮮である。この法要は、満願寺住職が説草を唱える合間に、大般若経600巻を大勢の僧侶で転読するもの。転読とは、経本を1巻1巻正面で広げ流し読みすることで、それによって清らかな「般若の風」が起きるとされている。
また、それぞれの僧侶が、1巻1巻「大般若波羅蜜多経 巻第○○(巻数) 唐三蔵法師玄奘奉詔訳ーオーッ」と、大音声で経巻数を唱え、最後に「調伏一切大魔最勝成就オーッ」と唱え、締めくくる賑やかなものである。昔、手で田の草取りするころ、「今日は大般若取りだ」等と作業能率を上げたい時に言ったものだ。
日本の仏教は、13派60宗の宗派があり曹洞宗はそのなかで、日本一の檀徒数と言われ、全国に15000ヶ寺あり、800万人が檀家と言われている。わが家もその一員と実感する一日だった。

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庄内ブルーリボンの会

2007年07月05日 | インポート

Photo_8  庄内ブルーリボンの会が結成されて、1年になる。ブルーリボンとは、北朝鮮の拉致被害者全員を救う国民運動のシンボルとして、広く知られている。2002年9月17日に当時の小泉総理大臣が訪朝し、北朝鮮が永年否定してきた日本人の拉致を、初めて認めた。日本政府が認定した拉致被害者はその時点は16名で、最近1名追加されて、17名となっている。認定はされてないものの、疑われる人は460名とも数えられている。その中に、庄内に9名の拉致被害者と疑われる方がいる。
 庄内ブルーリボンの会は、今年度事業として「北朝鮮拉致被害者をどう救出するか」をテーマに、6月23日に拉致問題講演会を開催した。酒田市総合文化センターには、関係者はじめ大勢のの市民が集まり、改めて関心の高さを示した。拉致の可能性が捨てきれないとされる、酒田市山谷出身の斎藤武さんは、昭和20年生まれで、昭和59年10月30日横浜のアパートは現状のまま失踪して、以後は行方不明で家族との連絡はとれてない。庄内ブルーリボンの会会長の佐藤忠智さんと同級生でもある。
 講演には、拉致被害者の会副会長、田口八重子さんの兄飯塚繁雄さん、内閣府大臣官房拉致被害者等支援対策室長、河内隆さんだった。人口わずか2300万人の小国北朝鮮に、世界中が振り回されている。蛮行重ねる金正日は、許せない。

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