とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

新酒鑑評会で山形県が日本一

2023年05月27日 | 日記

 新酒の出来栄えを競う「2022酒造年度全国新酒鑑評会」の結果が24日に発表された。特に優秀な酒に与えられる金賞に県内から20銘柄がえらばれ、都道府県別の金賞受賞数が日本一になった。これは9年ぶりの快挙で金賞20銘柄のうち庄内が9銘柄で、酒田は4銘柄が入っている。
 111回目の今回は全国から818銘柄の出品がありその中で218銘柄が金賞に選ばれた。ちなみに2位は兵庫県が19銘柄で、3位は長野県の16銘柄と僅差で、昨年まで9年間1位だった福島県が14銘柄の5位となった。毎年実施される全国新酒鑑評会は全国にたくさんある酒蔵の酒造技術を高め、ブランド力と発信力を高める重要な役割を果たしている。
 酒田の金賞受賞銘柄は上喜元(酒田酒造)初孫(東北銘醸)松嶺の富士(松山酒造)三十六人衆・飛天(菊勇)だった。人気のある楯野川(楯の川酒造)が入っていなかった。先日頂いていた上喜元を思い出し、飲んでみる事にした。装丁から大吟醸上喜元の雰囲気が伝わってくる。グラスに注いで飲んだ。「オー」が第一声である。フルーティともワインらしくもない。甘い味でも辛い味でもない。軽やかで上品で透明な清酒の味としか表現のしようがない。先ずは飲んで試して頂くしかない。

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酒田まつりと鶴岡の天神まつり

2023年05月20日 | 日記

 今日、5月20日は酒田まつり本番である。朝から絶好の晴天に恵まれた。祭りは晴れるのが一番である。「酒田まつりが晴れたので、鶴岡の天神まつりは雨だよね」と誰かがつぶやいた。鶴岡の天神まつりは5月25日である。「酒田の山王祭と鶴岡の天神祭りは仲が悪い」と何となく流布されている。フェイクであることは間違いないが、天気の周期次第で酒田祭りが雨のときは天神祭りは晴れの確立が高いかのも知れない。
 庄内には同規模の酒田市と鶴岡市の2市がある。平成の合併で鶴岡市の人口は多くなったが都市機能に大きな違いはなく何となく比較対象になり易い。鶴岡市は酒井藩の城下町で酒田市は大地主本間家の存在があり、市民意識の中に何かが潜んでいるのかも知れない。
 共通点は、山形に遠く諸課題が置き去りにされている事である。県知事も副知事も庄内からは選ばれた事が無なく、庄内の共通の課題として取り組む時が来たと思う。
 山形市が猛暑日と騒いだ18日に、酒田では8℃も低い夏日に過ぎなかった。本間美術館鶴舞園のつつじも見ごろが終わりを告げていた。

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さなぶり

2023年05月13日 | 日記

 田植えが終わると「さなぶり」が楽しい行事だった。建前は田の神への祈りだとされてるが、手植えの重労働から解放された喜びを飲食行事に変えたものである。ひと昔前は自治会館に集まっての集落行事だったが今はもう無くなった。
 わが家は10日に田植えは終わった。2日間の田植えだけれど老夫婦二人で今年も何とか乗り切った。一か月に及ぶ育苗管理も気の抜けない作業で緊張の連続だった。その間に耕運、代掻きが同時進行で進む。
 「さなぶり」をしようとの提案に合意が成立。12日に中町の割烹「伊豆菊」での夕食会となった。刺身定食に天ぷら定食それに生ビールで労をねぎらった。短い飲食行事だったが稲作のスタートが始まった。

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庄内平野で田植え始まる

2023年05月06日 | 日記

 庄内地方の田植えが始まった。もう10日もすれば幾何学模様の緑に一変するだろう。庄内空港に離着陸する飛行機から眺める広大な庄内平野にアリの様な田植え機が少しづつ動いて緑に変る姿は圧巻である。
 わが家でも天気に誘われて試運転を兼ねた田植えをした。自動化が進んだ田植え機はわずかな微調整が難しい。植える深ささや植え付け本数、植え姿は土壌条件とも絡み微妙な違いがある。特に難しいのは100mを直線に植えることである。一点を見据えた集中力が試される。心の乱れは曲線となって現れ、秋までそのまま軌跡として残る怖さがある。
 最近はGPS付きの田植え機も使われ始めている。

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