とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

酒田管内の高い有効求人倍率

2017年01月31日 | 日記

 ハローワーク酒田から毎月労働市場月報が届く。有難い事に、県内の労働状況の詳細な記録を見る事が出来る。それによると、昨年の12月の有効求人倍率が1.75倍に跳ね上がっていた。11月比で0.28ポイントも伸びている。県平均は1.45倍でハローワーク、7管内で断トツトップの倍率である。
 昨年12月の新規求人数が1.511人に対して、新規求職申込者数が421人である状況からも人手不足の顕著さが分かる。それに、正社員の有効求人倍率も1.05倍と高く、正社員ですら足りない状況は異常に映る。全国的傾向とはいえ、人手の足りない企業の大変さも浮かび上がる。
 酒田市は長い間、有効求人倍率が低く、県外や他地区への就職が続いた習性が残っている様に思える。酒田市に就職する文化を醸成する、早急な対策が求められる。

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トランプ大統領と日本外交

2017年01月28日 | 日記

 トランプ大統領が就任して一週間、外務省北米局、和田幸広第一課長の講演を聞く機会があった。
 20日に行われた17分の大統領就任演説は「米国第一主義」 海外から雇用を取り戻し、国内インフラを再建する事により「忘れられた米国民のため」に富を取り戻す事を宣言した。
 それは、他国との友好、親善関係を追及するが、自国の国益を最優先する事が全ての国家の有する権利であとし、他国に米国のやり方を強制はしないが、米国が輝けばどの国もついてくるとした。日本国には言及していない。
 TPPからは永久離脱するとし、貿易収支の赤字相手国である中国、日本にとの経済関係をどうするのかは分からない。メキシコからの移民が米国の労働者を圧迫するとして、国境に壁を作るとも言い、今後の動向には目が離せない。しかし、日本株価は上昇傾向にあり米国の保護主義的政策の結末は見えない。日米安全保障で日本の負担が増えるのか、同盟国として機能するのかも不可解である。
 私は和田課長に「二国間協議をするとき、日本のカードは何ですか」と質問した。課長は考えた末「不安がらない。焦らない。あわてない。腰を据えて交渉する事だ」と述べた。
 軍事大国、経済大国、多民族国家の動向は、世界に甚大なる影響を与えることは確かだ。

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白崎映美と朝倉さや

2017年01月21日 | 日記

 白崎映美と朝倉さやのディナーショウが遊佐町の鳥海温泉「遊楽里」であった。白崎映美は酒田市出身の歌手で、酒田弁を売りにしたコミカルな歌い方で人気がある。その酒田弁も今は死語になったひと昔前の酒田弁で、私も分からない言葉がある。岸洋子のシャンソンを酒田弁の早口言葉で歌ったが、意味不明でも、雰囲気的にはシャンソンだった。ギターリスト伏見蛍、一本の演奏であれだけ観客をうならせる力量はさすがだ。
 朝倉さやは山形市出身で、私も大ファンだ。小学校時代から民謡を習い始め、民謡日本一に2度もなっている本格派である。デビュー曲の「東京」は、極限の高い声に泣くようなこぶしは、郷愁を誘う見事な作品だ。最上川舟歌もいい。山形弁のトークは庄内では通じにくい。庄内と内陸弁は異質さがある。テレビコマーシャルにも出てくるが、何かきっかけがあれば大ブレークするだろうと、いつも思っている。ピコ太郎がいい例だ。
 「二大歌姫競演」と名打った新春ディナーショウは1時間30分しっかり、楽しませてくれた。ただ欲を言えば、高い声と、その声量に音響がついて来てない感じがした。「プロは上手いではなく、驚かせる力」と言われる。二人とも堂々たるプロ歌手である事が分かった。
 撮影禁止なので、二人は撮れなかった。

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雪の酒田市美術館

2017年01月18日 | 日記

 酒田市美術館は平成9年、大沼昭酒田市長時代に建設された美術館で、最上川左岸の酒田市を一望できる小高い丘の景勝地にある。出羽大橋を渡れば付近は、東北公益文科大学や出羽遊心館、土門拳写真館や国体記念体育館など酒田市の文化学芸ゾーンの中にある。
 常設展示には、洋画家の森田茂、齋藤長蔵の作品や、酒田市が誇る彫刻家、髙橋剛の作品などが展示されている。洋画家齋藤長蔵氏の生家は、わが家に近い漆曽根で北平田小学校を卒業しており、何となく近親感を覚える。
 大雪の後の良い天気に誘われて、酒田市美術館を散策した。山形市など遠隔地の人からは「小さいながらも良い美術館だね」とお褒めを頂いてるが、市民にどれほどの関心があるのか分からない。齋藤長蔵氏の生い立ちがパネルに架けられており、生前に絵の心根などを語るVTRが流されていた。氏の作品は山村の風景などが多く、昔の原風景を見事に昇華させている。あわせて、まばらな入館者もまた絵になる。
 広い雪に埋もれた庭園を眺めながら、コーヒーとサンドイッチをほおばりながら、しばしのリラックスタイムとなった。

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夜景に浮かぶ酒田共同火力

2017年01月13日 | 日記

 

 酒田共同火力発電所では煙突を含めた発電所全体のライトアップを本格的に実施することで、酒田港の魅力アップに貢献しようと動き始めた。。
 酒田港は、物流やエネルギー、災害時の防災拠点港としての役割や、東北観光地への出発点としての機能充実が求められており、官民あげて外航クルーズ船の誘致活動が展開されている。酒田共同火力では、港の賑わいある美しい港町づくりの一環として、発電所構内に、LED照明設備を設置し煙突等をライトアップして、夜景に浮かぶ発電所として、酒田港の新しい名所が演出された。
 すでに、酒田港まつりや、全国豊かな海づくり大会、クリスマス期間には点灯されていたが、気付かなかった市民が多かったように思える。
 ライトアップは、赤、青、黄、緑の4色と、白色灯加えた5色で、煙突は、酒田港から見えるように南側から4台のLEDライトで照射し、ボイラー棟も南側から1号、2号の各ボイラー棟に照射され、夜景を彩っている。
 港の賑わいづくりは、官民挙げて着実に進んでいる。酒田共同火力発電所の粋な計らいに一層の弾みがつきそうだ。

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知事選は終わった

2017年01月07日 | 日記

 明けましておめでとうございます。ブログは今年も続けて書きたいと思っております。ご愛読をお願いします。
 1月5日告示の知事選挙は、吉村知事の無投票当選で、その日に決まった。各紙は、2期連続無投票当選の珍しさで見出しが躍っている。私も一度体験した事だが、締切時間である午後5時は胃の痛くなるプレッシャーを思い出す。無投票当選は良くないと思いつつも、早く当選が決まる期待も大きい。
 マスコミは吉村知事と自民党会派との距離感がフォーカスされている。2期目の時は、自民党県議の3分の2が知事を支援したのに、今回は、1割強にまで何故激減をしたのか。第一義的には自民党県連の強い縛りが効いたためで、県政運営に大きな差異はない。内心、知事の支援議員はそんなに変わっていないように見受ける。
 なぜ、そんなに強い縛りがかかったのか。知事にも原因がある。前回の県議選の介入に始まり、山形市長選挙で決定的な憾みを買ってしまい「自民党の大義として許せない」との声が大きくなった。そして、参議院選挙の惨敗が、自民党の結束の乱れと位置付けた事が決定的となってしまった。
 地方自治の二元代表制は、首長とのねじれを引き起こす議会は珍しくない。どこで折り合うのか、一致点を見つけ出し県政を前に進ませる責任がある。知事選挙は終わった。

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