とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

とんかつ半額選挙割

2019年08月29日 | 日記

 酒田市長選挙は佳境に入った。両陣営とも必死の支持者獲得にしのぎを削っている。報道によれば「阿部陣営が激しく追う」と見出しで激戦の様子を伝えている。

 一方、市民のその投票率が勝敗のカギを握っているとも言われている。そうした中「ワタシの一票が、酒田の未来を決める」として平田牧場では、とんかつ半額セールを選挙割として、8月26日から実施した。これには市民も驚いた。投票済み証明書を提示すると、とんかつが半額である。ただし年齢制限があり40歳以下が対象とある。

 若年層の投票率を上げる事は大きな政治課題である事はその通りであるが、ここまで大胆なセールは聞いたことがない。商店街のセールスで投票率アップに絡め、多少の値引き販売はあったかも知れない。投票行動にお金が絡む事案がフィットするのだろうか。

 神聖な投票行動は極めて高いモラルが求められると思う。

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品性を欠いた荘内日報

2019年08月23日 | 日記

 私は荘内日報の読者である。身近な記事や郷土の歴史、交通手段の時刻表など、大手新聞にはない日常生活との関わりは深い新聞である。

  ところが、8月23日付の紙面には驚いた。酒田市長選挙の告示直前にした新聞とは思えない紙面構成で、多くの市民が違和感を持ったと電話やメールが届いた。荘内日報社として意見があるならば、堂々と社説で述べるべきであろう。選挙戦になれば選挙妨害に値する際どい紙面だ。

  佐高信さんのコラム「思郷通信」は、郷土を想い歯に衣を着せぬ論調は愉快で楽しみにしている。ところが今回は、「昔の名前で出ています のカメレオン阿部」との見出しで、小林旭さんのヒット曲の歌詞を並べ立て「出戻り市長」と人格否定までした事に驚いた。酒田を代表する論客が正気の沙汰ではない、感情論に終始している。

 紙面の半分を割いた曽根秀輝さんの投稿もあった。投稿のトーンは抑制的に書かれているものの、丸山さんと阿部さんの比較は論理性に乏しく、野党議員に寄り添ったなどと述べている点では、国家政党の莫大な権力を知らないから言えるとも思われる。

 酒田市の未来や政策も述べられているが、酒田市のために市長に立候補して訴えるべき価値のある意見だと私には思える。市職員時代の活躍は良く知っているつもりだ。批判はたやすいが、市民に選択して頂く難しさは想像を超えるものである。

 いずれにせよ、荘内日報の紙面は市民選択の誘導を狙った品性のない新聞であった。

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「山形市は遠い」と山新に投稿

2019年08月20日 | 日記

 今朝の山形新聞「やましんサロン」に、東京から酒田市に移住された幅屋不二子さんの投稿があった。

 山形美術館で開催中のロマンティック・ロシア展を鑑賞された時、山形市までのアクセスの不便さを酒田市民として捉えたものである。幅屋さんは「なぜ山形市はこんなに遠いのでしょうか。山形新幹線に乗るのに新庄で、行きは25分待ち、帰りは49分待ちです。山形着まで行きが2時間18分、帰りが2時間54分・・長すぎませんか。酒田市民のこともお忘れなく」と訴えている。

 全く同感の私は県議在職中、同様の質問や活動を繰り返してきた。県民会館も駅西口に完成する予定である。モンテディオ山形のホームグランドは天童駅近くにある。米沢、東根、村山など行ってみたい所は山ほどある。高齢化が急速に進む中、山形新幹線庄内延伸は不可欠の鉄道インフラと思う。

 県議在職中の質問には決まって「庄内の意見が割れている」「フル規格新幹線が優先」の答弁であった。板谷峠のトンネル化に1500億円かかるとJR東日本が試算を公表している。殆どが県費負担である。内陸の県議の皆さんから、これを機会に庄内延伸が有効と意見を頂いていた。

 県内孤島「庄内島」は高齢化が進む中、不可欠なのは鉄道インフラである。少子化で進む通学のエリア拡大にも役割は大きい。市長選の公約にも注視する必要がある。

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東京ブラタモリ

2019年08月18日 | 日記

 迎賓館桂離宮は昨年4月から一般公開され、予約なしで入館できる。入館料2000円を支払い、セキュリティチェックを受けて中に入った。広大な敷地に、ここが日本かと思えるスケールの洋館である。今は、国賓クラスの歓迎等に使用されており、内閣府の管理下にある。

 中は撮影禁止なので、目に記憶させるだけである。正面玄関大ホールから入った。8本の大理石大円柱の壮観さが印象に残った。続いて「朝日の間」は、要人の表敬訪問や、両陛下とお別れの挨拶する部屋として最も格式の高い所である。天井絵と漆喰に金箔デザインされた窓、シャンデリアが印象に残った。

 「彩鸞の間」は賓客が最初に通される部屋で、壁に10枚の鏡があるのが印象に残った。絨毯の厚さにっも驚いた。監視員がたくさん並んでいる。「絨毯は山形の山辺町で織られたものですか」と聞いたら、「京都です」とそっけなかった。

 「花鳥の間」は、木の内装であり何かほっとした。主庭に出ると中央に噴水がある。創建当時からの噴水で、国宝である。100年前と変わっていない風景だと言う。国の権威を維持するのも大変なことだ

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鳥海ブルーライン

2019年08月12日 | 日記

 家族で鳥海ブルーラインをドライブした。鳥海山は日本海にそそり立つ名山で、標高2236m山形県と秋田県との県境にある。海から突き出す雄姿は外航クルーズ船の人気スポットでもある。

 鳥海ブルーラインは鳥海山の海側を走るルートで、遊佐町吹浦から5合目の鉾立を経由して、秋田県象潟を結ぶ34.9キロの観光山岳道路で、ヘヤピンカーブが多いものの県が管理するしっかりした道路である。鉾立は標高1100mで鳥海ブルーラインの中間辺りになる。

 鳥海山は県境が入り組んでおり、ブルーラインも山形県になったり、秋田県になったりカーナビも忙しい。鹿公園のある大平山荘は遊佐町で、頂点の鉾立は秋田県に帰属する。

 大平山荘から鉾立の間道路の空きスペースには、全国のナンバープレートを付けた車で溢れかえっていた。おそらく山頂目指した登山者の車と思われる。鉾立に着いた。予想通り、鉾立の広い駐車場も満杯である。  あいにくの雲がかかり、絶景とはならなかったものの、温度は20℃で酒田との温度差は10℃以上ある。

  鳥海ブルーラインは昭和45年に開通し有料道路だったが、平成13年に無料開放されている。ライダーも群れをなしていたし、自転車組もいた。鳥海山が銀座に変わった錯覚を覚えた。

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ジェットスター安さの秘密

2019年08月06日 | 日記

 庄内空港初のLCC定期便、成田行きが運航開始された。当初、知名度不足から予約率が悪く、知事から「誘致に頑張ったのに、庄内地域はどうしたの」と叱られ、私自身も行動しなければと予約した。  

 初飛行便はイベントもあり、満席との報道があった。私の予約はその2か月前である。私たちは3日庄内発、5日復路の予約をした。初めてのネット予約なので戸惑いもあったが、何とかクリアして決済も済んだ。ペーパーレスは物象がないので、真偽に不安が残る。メールで送られてきた予約ナンバーだけが頼りである。  

 しかし、搭乗1週間前から予告のメールが入り始めた。手荷物の予約や座席指定、飲食物もすべて料金が掛かる仕組みだった。1時間だけのフライトなので、座席指定だけで済ませた。  

 当日、庄内空港で発券機に予約ナンバーを入力すると、搭乗券が出てきた。全て自分の事は自分ですることで、人件費の節約を図る戦略に見えた。館内放送もあまりなく、搭乗口の電光掲示板に機材の遅れで40分の遅れが表示されていた。飛行機は40分遅れでフライトした。飛行機到着から40分程度で、離陸する早業にも驚いた。

 成田に到着すると、到着ロビーまではテント屋根の着いた空港ビルの外側の通路を歩かされた。これも経費節約と思われた。座席の間隔だけではなく、すべて節約された上でのLCC料金と感じた。  

 東京駅までは高速バスで1時間、機内料金900円で普通1000円である。スカイライナーは約40分で2200円だった。料金が革命的な安さであることは間違いない。

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ジオパーク飛島の散策

2019年08月01日 | 日記

 北平田コミュニティ振興会の北平田郷土史研究会は、10人程度の皆さんで活動している。今年の研修会は、飛島ジオパークの散策とごみ拾いボランティアを兼ねた日帰りコースだったので、参加することにした。  

 県内唯一の離島飛島は酒田市に帰属する。NHKブラタモリの放映後、観光客が増えたと聞いている。しかし、最盛期は1700人の人口が現在190人程度と説明があった。離島振興が空回りなのか、最大の産業である漁業、特ににイカの不漁が痛々しい。島でとった昼食にイカの刺身がなかったので、聞いてみるとイカが獲れないからと返事があった。  

 10時15分に定期船「とびしま」は飛島勝浦港に着いた。1時間15分の乗船である。早速徒歩の散策が始まった。舘岩、小松浜、マンモス岩、賽の河原、明神社、海成段丘を登って港に戻るコースである。散策路の手入れは行き届いていたが、アップダウンの連続はかなりの運動量である。  

 小松浜で漂着ごみをみんなで拾った。プラスチック類のゴミがどっさり。たちまちごみ袋一杯になった。港まで運ばないといけないので、一人一袋づつとした。賽の河原は玉石の海岸である。荒波でもまれて、岩石が丸くなった自然現象で、霊が宿るとされ神秘的な霊場である。  

 昼まで歩いて、汗びっしょりだった。ずいぶん歩いたと思ったが、歩数計は6600歩である。午後は遊漁船で島めぐり。飛島の西方2キロにある御積島は無数の島群である。ウミネコの繁殖地として鳥獣保護区に指定されており、荒波が作った大小の洞窟と、県内唯一のダイビングスポットとして知られている。

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