とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

全国ねぎサミットin酒田で朝倉さや熱唱

2015年10月31日 | 日記

 全国ねぎサミットが酒田市国体記念体育館をメーン会場に、周辺一帯のグランドや施設を使って開かれた。あわせて、やまがた庄内・農山漁まつりも開催され、出店数100を超える大規模なイベントである。
 これは、ねぎのスキルアップを目的に、平成22年に埼玉県深谷市で初めて開催されたもので、東北地方で初の開催となる。15県21産地のねぎが出展され、会場は賑わった。ネギと言えば、深谷ネギ、九条ネギ、下仁田ネギ位しか頭に浮かばないが、どっこい産地は多彩である。曲がりネギ、太ネギ、あじさいネギ、雪中軟白長ネギ、赤ネギ、やわ肌ネギなどと銘打って競い合っている。味や食感は分からないが、毎日何気なく食べてるネギの世界も厳しい競争社会を実感した。
 朝倉さやステージライブが始まると、ステージ周辺は2階までいっぱいになる盛況だった。デビュー曲「東京」から始まり、3曲20分のステージだが、トークも含め心を打った。最後に歌ったラップ調の最上川舟歌はぐっと感動を呼んだ。歌唱力のすごさに拍手が鳴りやまない。山形県にもトップクラスのエンターテイナーがいる事を実感したステージだった。

 

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心がふれあう「北前横丁」屋台村

2015年10月29日 | 日記

 「北前横丁」は酒田市の中心街にある。その賑わいを取り戻す企画として、銀座通りではない「横丁」と名づけ、手作り感や人肌を表現している。正式名称は、酒田柳小路屋台村「北前横丁」である。通称屋台村で呼ばれている。
 県議会県内視察で酒田に宿泊した夜「出来立ての屋台村に行ってみないか」と誘うと「是非」と衆議一決、十数名が繰り出した。着くと、木造りでレトロ風な居酒屋が賑わっていた。横丁の中心モニュメントは、日和山公園の六角灯台を極小にしたもので、「北前航路」をほうふつさせる。その下にDVDが写し出されていた。
 現在営業は5店舗である。11月に牛タンや酒田ラーメンが開店の予定で、寿司店も出来ると説明があった。それにしても一店舗が8席のスペース。我々はそれぞれの店に分散して潜り込んだ。
 コの字型の屋台に8人が座る。話題を作る人がいると、全員参加でそれに口をはさむ。失敗すれば笑う。カラオケが無いから手拍子で歌う。商店主、学生、リポーター、サラリーマン、議員、男女入交りの知らぬ同士である。小さいスペースが丁度良いみたいだ。
 2軒目をはしごした。女子学生が3人、私を入れた、おじ様が3人で今話題の結婚観で盛り上がった。どんどん話は膨らんだ。「長い人生で、連れ合いがいる事はありがたい事だ。ごちゃごちゃ言わないで、早く結婚しろ」と訓示をたれて、店を後にした。心が触れ合う楽しい「北前横丁」である。

                                           

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紅葉の青沢越え

2015年10月24日 | 日記

  山形県にはいくつもの峠がある。古道の改良を重ねて交通の要所になっているものもあれば、細々と歴史をきざんでいるだけのものもある。酒田と最上郡北部、金山町を結ぶ金山街道と呼ばれていた道路がある。昭和29年に峠区間が主要地方道酒田金山線に指定され、昭和49年に国道7号線と国道13号線を結ぶ全線が県管理の国道344号線に昇格している。酒田・観音寺間は交通が多く、今安田バイパスも調査されている。
 観音寺から先は、だんだん道が細くなり北青沢トンネルを過ぎると厳しいカーブの連続である。それでも、改良が加えられ通年開通になったのが十数年前である。急峻な峠道の改良は費用がかかる。トンネルにすれば、すぐ近くなのだが、もどかしい。
 青沢越えは紅葉の季節である。山深い急峻な峠道に美しい彩がほどこされていた。便利さ超える見応えもいいかも知れない。

 

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下日枝神社の「鳴き門」

2015年10月17日 | 日記

 秋日和に誘われて酒田市の名所、日和山公園を久しぶりに散策した。小高い所に、西回り航路を開発した河村瑞賢翁の胸像が日本海を見下ろしている。眼下に広がる日本海が一望でき、修景池には二分の一に縮小された千石船が白帆をたて動き出しそうに見える。「文学の散歩道」は、酒田を訪れた松尾芭蕉などたくさんの文人墨客の文学碑の29基をたどる事が出来る。手入れの行き届いた松の木群は、皇居前広場の風景を連想させた。
 公園のすぐ北側に、山王さんと呼ばれた下日枝神社の随身門がある。通称「鳴き門」とも言われ、天井下で、かしわ手を打つとその音が、こだまとなって反響する不思議な随身門である。
 これは、明治27年10月22日、酒田大地震で倒壊した随身門を本間光輝が8年の歳月をかけて再建したもので、二層総欅造り、天井の微妙な湾曲で、「鳴き天井」を作り出した名工の秘術によるものとされる。柏手反響の大小で神意を伺ったと言われている。
 随身門2階の「至誠通神」の掲額は東郷平八郎元帥の親筆で、威風堂々の風格を醸し出している。酒田の昔の栄華をしのぶには充分な文化財である。
 手を打ってみると、なるほど反響がする。場所、高さで微妙な変化がある。神意はどうお告げになったかは分からない。

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統合した日本海総合病院7年連続の黒字

2015年10月13日 | 日記

 日本海総合病院(地方独立行政法人山形県・酒田病院機構)の平成26年度の業務結果が公表された。これは同法人の規定に基づき業務運営の効率化等について、自主的に見直し及び改善を促す目的に、6名からなる評価委員会が業務評価を行うことになっている。
 総合的評価は「非常に優れている」と高い評価をしている。特に財務内容として、人口減少に伴うと見られる患者数の減少はあるものの単年度収支で黒字を計上、営業利益でも引き続き黒字を計上し、統合再編以来7年連続の黒字で、経常収支比率で101.7%を達成している。ほとんどの自治体病院が赤字運営で多額の累積赤字に苦しんでいる中、病院機構の運営努力は注目に値する。
 とくに評価されたものとして、日本海総合病院(急性期)と酒田医療センター(慢性期)の医療機能の分担による効率的業務運営や、ITネットワークを活用した地域医療機関との役割分担で、紹介率や逆紹介率の向上をあげ、保健、介護、福祉の各機関との連携強化の効果等をあげている。
 人件費、材料費、経費の営業収益比率とも全国500床以上の自治体黒字病院の平均値以下を達成している。高度医療機器の更新整備も総合的に費用対効果を検討し実施されている。
 少子高齢化、人口減少は待ったなしの現実である。自治体病院の運営が厳しくなる事は目に見えている。再編を含めた病院の役割分担が求められている。無くてはならない病院である。

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能代の柴田さん伝書鳩戻っていますか

2015年10月07日 | 日記

 今日午前中農作業をしていると、妻が「白い伝書鳩がいるよ」と指差した。手を休めかわいらしい仕草に見入ってしまった。ちょこちょこと庭先を歩き回り、木の実らしきものをついばんでいる。近寄っても恐れる様子もなく、これは大事に育てられている鳩に違いないと直感した。妻は「縁起がいい。良い事があるかもよ」とささやいた。しばらくは、白い鳩に見とれてしまった。
 昼過ぎ「大変、大変ちょっと来て」私を呼んだ。あわてて外へ出ると縁起のいい白い鳩が、わが家のコメをネズミから護るため設置していた稲倉の粘着ネズミ取りにひっかっかっていた。足を取られてバタバタともがいていた。私はすぐに粘着ネズミ取りをはがしたが、足と羽の一部に付着したネバネバが取れない。灯油で洗ってネバネバを取ってやったが、すっかりおびえた様子。しばらくは竹藪の中に隠れて出て来ない。夕刻、飛び立ったのだろうか竹藪に姿はなかった。
 足環に「能代・中央 柴田」と飼い主名があった。レースの途上だったのだろうか。無事に戻ってくれればいいと願う。大事に飼われた伝書鳩、飼い主が待っている所へ戻れ。

 

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庄内延伸の署名簿を知事に提出

2015年10月07日 | 日記

 前本間酒田市長が亡くなる直前の7月半ば、酒田市自治連合会連絡協議会は、山形新幹線の庄内延伸を実現するため署名活動をする事にしたとの連絡があった。周辺の市町にも呼びかけ本腰を入れたいと言うのである。「これが本当の自治ですね」と賛意を示し協力を約束した。
 その後、酒田市役所に出向いた時「吉村知事が受け取ってくれるかなあ」と不安を伝えてきた。私は議会で2度も質問している。その答弁は決まって「今は考えていない」であった。庄内延伸は高橋知事時代に議題となり実現一歩手前までになった。齋藤知事時代に費用対効果で羽越線改良がベストであるとなり、その後議題に上る事はなかった。それは、東京へのアクセス効果の事である。
 署名活動は順調に進み、酒田市と遊佐町の自治会の皆さんが中心となった署名者は5万9千人程になったと連絡が入った。6日に知事にその署名簿を手渡すことが出来る日程も決まり、先ずは自治会の苦労が報われる事に胸をなで下ろした。
 6日9時半に知事室に出向いた。自治会関係者と酒田、庄内町、遊佐、戸沢の首長に経済関係者20人程の陳情団である。それに段ボールに整理された署名簿が控えていた。報道陣でごった返す中、自治連合会を代表して伊藤会長の経過説明で要望活動は始まった。酒田市長が首長を代表して酒田市が独自調査した結果を示しながら庄内延伸の期待の大きさを述べた。吉村知事は「庄内と内陸は安定的につながる必要がある。鉄道について、今すぐ答えは出せないが、一緒に考えましょう」と発言した。
 一歩踏み出した庄内延伸は、世論を味方にし粘り強い運動が成否を分ける段階に来た。

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建設進まぬ日本海沿岸東北自動車道

2015年10月03日 | 日記

 なかなか繋がらない日本海沿岸自動車道の山形・秋田県境区間建設促進大会が秋田県にかほ市で開催された。日本海国土軸の根幹である日東道は新潟から青森を結ぶ重要な道路だと、国をあげて唱え、その当事者である沿線自治体も強く願い、要望活動や政治要請も続けてきた。出身国会議員も大会に出席しては「力を合わせて頑張る」と力強いあいさつはするが、遅々として進まない。
 主要高速道は、老朽化対策が課題となり首都高速は新たな建設も始まろうとしているのに日本海国土軸は、いつ繋がるのかさえはっきりしていない。結果、日本海沿岸の人口減少は加速度的に進み、歯止めすらかからない。マスコミは、人口密度の低い所に高速道路は無駄な投資であるとの論調を繰り返し、世論もひきづられている様に思える。
 高速道路が通れば満足であると言うのではない。日本海沿線に住む国民の一人として、最低限のインフラは当たり前の事。憲法に保障されている最低限の文化生活の権利を有する精神である。それでも日東道の秋田県側は、今月18日に象潟まで開通が決まっている。山形県側は、酒田みなとインターから遊佐鳥海インターまですら予定はない。ましてや、遊佐鳥海インターから県境までは、まだその先の話である。
 今日の大会で秋田県選出の御法川信英代議士のあいさつが興味を引いた。「この県境区間、オリンピックの5年後までには開通させたい。しかし無理かなあ。7年かかるかなあ」儀礼的でない率直さに近親感を感じた。

 

 

 

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