全国ねぎサミットが酒田市国体記念体育館をメーン会場に、周辺一帯のグランドや施設を使って開かれた。あわせて、やまがた庄内・農山漁まつりも開催され、出店数100を超える大規模なイベントである。
これは、ねぎのスキルアップを目的に、平成22年に埼玉県深谷市で初めて開催されたもので、東北地方で初の開催となる。15県21産地のねぎが出展され、会場は賑わった。ネギと言えば、深谷ネギ、九条ネギ、下仁田ネギ位しか頭に浮かばないが、どっこい産地は多彩である。曲がりネギ、太ネギ、あじさいネギ、雪中軟白長ネギ、赤ネギ、やわ肌ネギなどと銘打って競い合っている。味や食感は分からないが、毎日何気なく食べてるネギの世界も厳しい競争社会を実感した。
朝倉さやステージライブが始まると、ステージ周辺は2階までいっぱいになる盛況だった。デビュー曲「東京」から始まり、3曲20分のステージだが、トークも含め心を打った。最後に歌ったラップ調の最上川舟歌はぐっと感動を呼んだ。歌唱力のすごさに拍手が鳴りやまない。山形県にもトップクラスのエンターテイナーがいる事を実感したステージだった。