とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

コロナで厳しい飲食店

2020年12月26日 | 日記

 今年のクリスマスイブは悩んだ挙句、外食と決めた。議員現職時代は、この頃が一番の繁忙期。各種団体、会社等の忘年会が山のようにあり、掛け持ちの出席状態だった。家庭でのクリスマスは念頭にもなく、子供たちに私の存在はなかったように思える。
 コロナで不要不急の外出は自粛している。しかし、飲食店の厳しさは人だよりで耳にも入る。テレビの連日報道で身に染みている。「百聞は一見に如かず」二人でもある事だし、充分気を付けながら行きつけの店へ行った。
 店に入ると「おやっ」と思うほど静かだった。バックグランドミュージックは流れているものの話声がない。3部屋のいつも賑やかな宴会場は消灯していて暗かった。広いフロアには、7セットのテーブルと3ヵ所の小上がりある。3組の少人数な会食と一人の先客がいた。ソーシャルデスタンスは充分すぎるほどにある。
 従業員は見えず、ママさんが一人で切り盛りをしていた。食事の時はマスクを外した。「大変な状態だね」と小声で話しながら食事は終わった。帰り際ママさんに「大変ですね」と声をかけると「忘年会は全てキャンセルなんです」と返って来た。
 帰り際「とうやさん、何とかして」と叫ばれた言葉が耳に残って離れない。

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駅前ニュービルでランチ

2020年12月19日 | 日記

 酒田駅前の再々開発事業で建設中だった官民複合施設「光の湊」の一部がオープンして3週目となった。竣工したのは、全体3棟内の一つで、鉄骨8階建て146室の「月のホテル」とレストラン「ル・ポットフー」「月のみち」で営業しており、コロナ禍でも賑わっている。
 フランス料理店「ル・ポットフー」は昭和48年に開業した有名老舗で、酒田の誇りとなっている。昭和50年に酒田駅前に開業した酒田東急プラザ内に2号店をオープン。酒田市に講演で訪れた作家の五木寛之さんが「ル・ポットフー」の料理に「こんな田舎にこんな店がある」と驚き、文芸春秋にコラムで紹介しブレイクした。
 クリスマスも近い先日、ニュ―ビルに入った。検温、消毒は厳重だった。2階に上がると右手に「ル・ポットフー」左手に「月のみち」レストランがある。ロビーにはクリスマスツリーの電飾がきれいだった。真っ直ぐ進むとホテルに入る。
 「ル・ポットフー」は予約なしで入ることは出来なかった。「月のみち」はバイキングだった。paypayで支払を済ませると使い捨ての手袋が渡され料理を取った。席は一人ずつパーテーションで仕切られ、物々しさが漂うコロナ禍の昼食である。
 酒田駅も化粧直しの工事中だった。駅前再開発で酒田の顔がよみがえる楽しみがある。

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日東道やっと北に延伸

2020年12月13日 | 日記

 日本海沿岸東北自動車道(日東道)酒田みなとIC・遊佐比子ICの間5,5キロが開通式典の後、午後3時から供用開始された。やっとの思いである。
 酒田・遊佐間は2009年に事業化され、酒田みなとICで起工式典が行われた。それから11年が経っている。しかも遊佐鳥海ICまで12キロ内の半分で、残りは23年の開通予定となっている。さらに秋田県とつながるのはその3年後で、26年に開通の予定である。
 東北を縦貫する日本海沿岸自動車道は山形県内で大きく遅れた。これは山形自動車道を六十里越えとした事により、東北中央自動車道が必要となった事による影響が大きい。遅ればせながら日東道の見通しが見えてきた。これにより、新しい形態の産業が活発化する事を期待したい。
 開通式典を参観しようと会場にむかった。小雨だった。「コロナで一般の人は会場には入れない」と警備の方に断られ、会場を見上げて引き揚げる事になった。

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脱炭素社会が身近に

2020年12月05日 | 日記

「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」菅総理大臣の所信表明演説である。地球温暖化現象の主因は二酸化炭素の排出にあり、化石燃料から得られるエネルギーを極限まで減らす事を日本として取り組むことを意味する。その切り口がガソリン車の廃止や、燃焼効率の悪い石炭火力の廃止となりそうだ。
 山形県議会12月議会の代表質問で野川政文議員が酒田共同火力発電所が廃止になった場合の影響の大きさ等の質問を中継で見ていた。
 環境エネルギー部長の答弁は「非効率な石炭火力発電について、政府は休廃止する方針を示している。現時点で酒田共同火力が対象となるかは未確定で、東北電力からも今後の方針は未定だと聞いている」と答弁している。
 方針はあるが具体性がないので答弁出来ないとの事。県としての対応や、廃止になった場合の損失など調査もしてないのか。代表質問に対していささか失礼な答弁である。側聞によれば、該当地区の活動はもっと活発に調査をしている。大きな流れを止めることは出来ないと思うが、それが洋上風力だけではない。

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