とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

遊佐にバイオマス発電所

2021年04月24日 | 日記

 東北電力は、かねてより協議を進めてきた木質バイオマス発電所を遊佐南工業団地に立地すると発表した。これは、東北電力を中心に都内のエネルギー事業者等と共同で整備するもので、県内最大級の出力で5万2900kWである。
 遊佐南工業団地に再生可能エネルギー事業を展開する「オリンピア」が「鳥海南バイオマスパワー」を設立し、県との用地取得交渉を重ねてきた。併せて周辺住民への説明や、環境アセスメントを行い公害に関する環境保全協定を遊佐町・酒田市と締結している。
 用地面積は5ヘクタールで、土地造成と燃料倉庫は年内に済ませ、発電所の本体工事は来春に着工し、2024年には運転開始を予定している。
 燃料の木質ペレットは東南アジアや北欧産を酒田港から輸入する予定で、事業を通じて脱炭素社会に貢献したいとしている。いずれ、国産のペレットを使用し地元雇用につなげる計画も持っている。
 県では膨大な木質ペレットを酒田港から遊佐南工業団地までの輸送対策を進めている。港湾産業道路と7号線のアクセス部分を4車線に強化する事業が今年度予算で確保されている。
 7号線4車線が途中で消え工業団地までは届かない。7号線4車線化の北進も必要になる。

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酒田海洋少年団の入団式・進級式

2021年04月17日 | 日記

 令和3年度酒田海洋少年団入団式・進級式が酒田市総合文化センターで行われた。酒田海洋少年団は昭和26年7月20日、日本海洋少年団連盟の結成と同時に設立された伝統ある団体である。今年で71年目を迎え、団長の鈴木兵一さんは4代目に当たる。
 海洋少年団は、少年少女に対して海洋に親しむ機会を与え、海事思想、海洋に関する科学的知識、海上生活に必要な技術の普及などを通し国際親善への寄与を目指している。手旗信号やロープの結び型やカヌーの体験など学ぶことは多い。
 今日の式典は団員24名中半分位の出席で、顧問の東北運輸局次長、酒田海上保安部長、自衛隊山形地方協力本部、酒田市教育委員会など来賓でものものしいものだ。
 私は酒田みなとライオンズクラブを代表して出席した。酒田みなとライオンズクラブは長い間、酒田海洋少年団活動を支援し続けている。特に今年はライオンズ45周年事業のひとつにカヌーを2艇贈呈する事にしている。
 海洋国日本、青少年の成長に期待は大きい。

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今年もマスクで種まき

2021年04月11日 | 日記

 昨年もマスクの種まきをブログアップしたが、今年もマスクを付けた種まきだった。一年経ってもコロナは収まらず収束の気配すら見通せない不気味さがある。
 種まきは、培土の入った苗箱に播種と覆土と灌水の一連作業を播種機がベルトコンベヤー状にやってくれる。しかし、そこまでの前準備に相当の手間がかかる。種もみを2週間くらい浸漬をして、加温発芽させた種もみで播種をする。ハウス内の苗床準備やハウスの補修もある。ここまでは二人でコツコツと日にちをかけてする事が出来る。
 播種は人手がないと出来ない。播種機に苗箱を入れる人、種もみと覆土を補給する人、苗床に苗を箱並べる数人の共同作業だ。播種機は1時間に400枚位の能力がある。気の抜けない作業である。
 全員集合で半日足らずで種まきは終わった。今年も稲作のスタートは切った。後は、育苗ハウスの温度管理が天気との勝負となり、田植えまで続く事になる。
 毎年同じ作業の繰り返しなのだが、毎年同じような出来栄えにはならない難しさがある

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県・市直営風力発電6基稼働

2021年04月03日 | 日記

 山形県は10年前の東日本大震災で、米沢、鶴岡の一部を除き県内全域で大規模な停電が発生した。これを教訓に「山形県エネルギー戦略」が策定され、再生可能エネルギーを活用した更なる県内発電量の増大に舵を切った。
 国の政策と整合性を取りながら、自治体による先導的事業として風力発電や太陽光発電、小水力発電設備の導入などを積極的な事業展開で、最終目標100万キロワットを目指す事とした。
 国が定めた再生可能エネルギーの買取単価が、高く設定されたことにより民間での太陽光発電や大規模バイオマス発電、風力発電などが急速に進み始めた。
 先導的役割を担うとして、山形県と酒田市が進めてきた大型風力発電計画は、手続きや環境保護団体との合意に手間取り数年の空白が生まれた。しかし、ようやく4月1日に県と市初の直営となる風力発電6基が稼働を始めた。
 東北日本海沿岸は風力発電の最適地とされている。陸上より大型発電が可能な洋上風力も計画されている。また環境保護団体との合意形成で遅れる可能性を心配している。
 近代社会に不可欠な電力を再生可能エネルギーに転換する知恵が試されている。先取りを期待したい。

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